平成3110日目

1997/07/14

この日のできごと(何の日)

【オリックス・イチロー外野手】オールスター3年連続最多得票

今年もイチロー断然トップ−−。プロ野球のサンヨー・オールスターゲーム(23日・大阪ドーム、24日・神宮)のファン投票最終結果が14日発表された。イチロー(オリックス)が82万5950票を獲得して、3年連続で最多得票をマーク。巨人勢では松井、桑田、清原の3人が選ばれた。

最多得票はパ・リーグがイチローの82万5950票で、95年の約99万5000票には及ばなかったものの、3年連続の両リーグを通じての最多得票。セは古田(ヤクルト)の57万7201票。

巨人の清原は、パ・リーグ時代と合わせ、入団以来12年連続のファン投票選出となり、これは長嶋監督の持つ17年連続に次ぐ記録。《読売新聞》

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【大相撲名古屋場所】9日目

大相撲名古屋場所9日目(14日・愛知県体育館)今場所初めて横綱、大関陣がそろって勝った。横綱貴乃花は旭豊を寄り切って8勝目を挙げ勝ち越し、1敗で単独トップを堅持した。横綱曙は蒼樹山を突き出し2敗をキープ。平幕で2敗を守った貴闘力、浜ノ島とともに1差で貴乃花を追う。大関若乃花は小結小城錦を逆転の巻き落としで下し、関脇土佐ノ海を寄り切った大関武蔵丸とともに6勝3敗。大関貴ノ浪は琴の若を寄り切り5勝目をマークした。十両は旭里が8勝1敗でトップ。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は14日、首相官邸で自民党の小野清子参院議員ら女性国会議員の訪問を受け、「男女共同参画社会」推進体制強化の要望書を手渡された。首相はこれまでの女性問題の取り組みをひとしきり説明した上で「女性を守ることがマイナスになることもある。これは女性のポストというようにすると、かえって登用の機会を狭めてしまう」と持論を展開した。もっとも出席者の理解はいまひとつだったようで、ワイシャツ姿にもかかわらず汗だくとなった首相は、最後に「大変なんだよな、これは」と意味不明の一言。

○・・・自民党の山崎拓政調会長はこの日、都内のホテルで講演。今秋の党役員人事をめぐる水面下の動きについて「いたずらな政争は避けるべきだ。ごたごたするな、政権を揺さぶるなというのが私の言い分だ」と保保派をけん制した。同時に「(昨年秋の総選挙から次の選挙まで)4年間は保証されている。ちょうど2000(平成12)年まである。その間に大改革を成し遂げないと、日本の将来はない」とぶち上げた。議員は行財政改革に腰を据えて取り組めというのが真意のようだが、任期満了による総選挙を早くも予測するあたり「いつから首相になったのか」と逆に反発を招く恐れも。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】ルーマニア大統領と会談

橋本首相は14日、首相官邸で、来日中のルーマニアのコンスタンティネスク大統領と約1時間会談した。首相はルーマニアの民主化と市場経済の努力への支援を表明。大統領は日本企業による投資の増大に期待を示した。

これに先立ち池田外相は同日、セベリン副首相兼外相と会談し、「外務省間の協力に関する共同声明」に署名するとともに、限度額総額219億8900万円の円借款を初めて供与する書類を交換した。《読売新聞》

【東京地裁】脱税のテレビプロデューサーに有罪判決

東京地裁は14日、約1億5000万円を脱税したとして、法人税法違反の罪に問われたTV番組制作会社「邑」に罰金3800万円(求刑罰金5000万円)、元同社社長のテレビプロデューサーA子被告(70)に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑1年6月)の判決をそれぞれ言い渡した。《共同通信》

【酒鬼薔薇聖斗事件】「殺せば僕の中で生きる」

神戸市須磨区の小学校6年、A君(11)殺害事件で、逮捕された中学3年の少年(15)が兵庫県警須磨署捜査本部の調べに対し、A君殺害などについて「殺せば僕の中で生きる」などと供述していることが14日、分かった。

少年はこれまでに、A君殺害のほか、猫などの虐待や2月の女児殴打、3月に女児二人が死傷した連続通り魔事件の犯行を認めており、捜査本部は殺害対象を動物虐待から人間へとエスカレートさせた犯行の核心に触れる供述とみて重視している。また少年は自分の境遇について「僕は常に一人」と話しているという。

少年はA君の頭部に添えた挑戦状で「殺しが愉快でたまらない」と「殺し」への異常な執着を示し、これまでの調べに対し、A君殺害について「だれでもいいから殺してやろうと思った」、遺体切断は「首を切りたかった」などと供述していた。さらに追及したところ「(殺害した)A君や猫とかすべてが僕の中で生き続けている」と話しているという。

また小、中学校を通じて数人の仲間がいたが「そういう中でも僕は常に一人だった」としている。神戸新聞社への犯行声明でも「透明な存在であり続けるボクを(中略)空想の中だけでも実在の人間として認めて頂きたい」と孤独感を漂わせていた。《共同通信》

【仏・シラク大統領】左翼連立政権を批判

フランスのシラク大統領は仏革命記念日の14日、仏テレビのインタビューで、内政問題を中心に見解を披露した。この中で、同国の赤字額は目下、国内総生産比で3.5%前後に及ぶと明らかにした上で、保守・中道の前政府による緊縮財政と民営化路線を、左翼連立の新政府が踏襲すれば、欧州通貨統合参加条件の同3%まで赤字額は縮小できる、と述べた。

これは先週末、軍事・エレクトロニクス企業体トムスン社の民営化中止を決めたことを暗に批判したもの。「右の大統領に左の政府」のコアビタシオン(保革共存)が発足して1ヵ月半が過ぎ、大統領は政府批判に踏み出した。《読売新聞》



7月14日 その日のできごと(何の日)