平成3090日目

平成9年6月24日(火)

1997/06/24

【オリックス・イチロー外野手】214打席連続「無三振」

オリックスのイチロー外野手(23)が24日の日本ハム戦(東京ドーム)で、連続無三振のプロ野球新記録を達成した。

イチロー選手は、一回二死二塁で、二塁ライナーの併殺打に倒れたものの連続無三振を209打席とし、阪神・藤田平が1978年にマークした208打席のプロ野球記録を19年ぶりの更新した。

イチロー選手は、4月16日のロッテ戦(ナゴヤドーム)の第2打席で今季4個目の三振を喫して以降、三振なしの打席を続けていた。この日も、最終打席まで6打席、三振がなく、記録を214打席まで伸ばした。《読売新聞》



【大場満郎さん】北極海単独徒歩横断に成功

たった1人で歩いて北極海の横断を目指していた東京都新宿区の冒険家大場満郎さん(44)が日本時間の24日午前0時18分、カナダ・エルズミア島の先端にあるワードハント島に到着、横断に成功した。国内の大場さん支援事務局によると、北極海を単独徒歩で横断したのは世界で初めて。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】オランダに出発

橋本龍太郎首相は24日午前、政府専用機でニューヨークを出発、次の訪問国であるオランダに向かった。首相は25日午前にハーグで欧州連合(EU)議長国であるオランダのコック首相と懇談、その後サンテール欧州委員会委員長も加えて日・EU定期首脳協議を行う。《共同通信》

【故・勝新太郎さん】葬儀・告別式にファン1万1000人

21日死去した俳優の勝新太郎さんの葬儀・告別式が24日午後1時から東京都中央区の築地本願寺で行われた。映画「座頭市」シリーズをはじめ数々の作品で型破りのヒーローを演じ、見る者に夢を与えてくれた勝さんに、約1万1000人のファン、関係者が最後の別れを告げた。

葬儀は「父との最後の共演」という長男の雁竜太郎さんの司会で始まった。俳優の森繁久彌さんら友人の弔辞では脚本家倉本聰さんが「人を楽しませ、感動させることを終生貫いた最高の役者だった」と勝さんをたたえた。

最後に、喪主で妻の中村玉緒さんが「夫の喜ぶ顔が目に浮かびます。2人の子供と頑張ります」と述べ、声を詰まらせた。式場前には、朝早くからファンの長い行列ができ、夏を思わせる強い日差しの下、焼香の列が続いた。《共同通信》

「もう一度生まれ変わっても、勝新太郎と結婚したい」。勝さんの葬儀が終わった24日夜、妻で女優の中村玉緒さんが東京都中央区の築地本願寺で勝さんの死後初めて記者会見し、夫への思いを語った。

亡くなる直前の21日未明、玉緒さんが「パパ」と呼ぶと、勝さんは、病室に大勢の人が集まっているのを見て「今日は何なんだ」と答えたのが最期の言葉だった。本人は最後まで死ぬとは信じておらず、苦しむさんことなく亡くなったという。「主人は心の支えでした。明日から、自分がものすごく幸せだったな、と感じると思う」と涙をこらえながら話した。《共同通信》

【台湾】防衛能力を誇示

台湾の本格的軍事演習「漢光13号」は24日、2日目の日程に入り、メーンの火力演習が台湾本島南端に近い恒春訓練基地で始まった。

李登輝総統が観閲する前で、台湾防衛の切り札となる米国製F6とフランス製ミラージュ2000の両戦闘機が戦闘飛行を繰り広げ、演習開始。続いて主力の米国製F5E戦闘機が、上陸した敵軍を迎え撃つという想定でロケットの実弾を発射した。

中国の戦闘機スホイ27に対抗できるミラージュは最近、配備されたばかりで、香港返還直前の微妙な時期に内外が注目する中で実施された演習は、台湾軍の最新の防衛能力を誇示する場となった。

演習は陸、海、空の三軍合同軍事演習で、戦車やフリゲート艦、攻撃ヘリなどが丘陵地や川、海などに設けられた目標に実弾を撃ち込み、海兵隊の兵士らが障害物を破壊して進軍。敵が化学兵器を使った場合の消毒作業も行われ、最終的には敵を包囲するというシナリオ。

台湾国防部によると、今回の演習は、1984年に始まった「漢光」シリーズ演習の13回目。これまでほぼ毎年5月か6月に行われてきた定期的なもので、ほかに特別な意図はないと一している。しかし、台湾海峡が緊張した昨年3月には、馬祖島近海で予定していた小規模火力演習を中止した経緯もあり、今回の演習について、台湾側の政治的意図を指摘する声が出ている。《共同通信》



6月24日のできごと