平成3043日目

1997/05/08

この日のできごと(何の日)

【アイヌ新法】成立

衆院は8日午後1時過ぎの本会議で、アイヌ文化の振興は国と地方自治体の責務であることを明文化したアイヌ文化振興並びにアイヌの伝統等知識普及及び啓発法律案(アイヌ新法案)を全会一致で可決した。同法案はすでに参院を通過しているため、同日成立した。

新法成立を受けて、政府はアイヌ文化振興の基本方針を定め、関係都道府県も基本計画を策定する。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【ナゴヤドーム】試合中に雨漏り

ことし完成したばかりの名古屋市のナゴヤドームで8日、中日ー阪神戦が行われていた午後7時ごろから約15分間、バックネット裏の3階席付近と5階の一塁側内野席から右翼側外野席にかけて強い雨が降り込み、観客が傘を広げる騒ぎになった。その後、雨が小降りになったため、雨漏りは次第に収まった。《共同通信》

【池田行彦外相】青木大使は休養後帰任

池田外相は8日の自民党外交関係合同会議で、ペルー日本大使公邸人質事件の解決を受けて一時帰国している青木盛久・駐ペルー大使について、「休んでもらった後、ペルーに帰ってもらう。このことはフジモリ大統領の了解を得ている」と述べ、外務省の事件調査委員会の事情聴取が終わり、一定の休養をとった後、再びペルーに派遣する予定であることを明らかにした。

今回の事件に関する青木大使の責任問題などには触れなかった。《読売新聞》

【政界談話室】

○・・・橋本龍太郎首相は8日、米ナショナルフットボール・リーグ(NFL)のタグリアブー・コミッショナーの表敬を受けた際に「私がかわいがっているめいが、慶応大の(アメリカンフットボール)チームの主将にさらわれ、その選手と(自分が)けんかしている」と内輪話を披露。スーパーボウルで優勝したパッカーズの背番号1のユニホームを贈られ「これは上げられないよ」と上機嫌で記者団に見せびらかした。だが、秋に自民党総裁の任期切れを迎えるだけに、首相が本当に渡したくないのは党ナンバーワンの座?

○・・・民主党の鳩山由紀夫代表は、この日の同党両院議員総会で、7月の東京都議選に向けて進めている支持者拡大の「10万人紹介大作戦」に触れて「(紹介者)カードの多い方には特典が…」と切り出した。菅直人代表が「鳩山さんがごちそうしてくれるんじゃないの。鳩山会館に入れる招待券でもいいですね」と合いの手を入れると、鳩山代表は「何か特典があるかもしれないという気持ちで頑張ってください」。党首2人で笑いを誘おうとしていたが、民主党の台所を支えるのが鳩山家の財力であることは周知の事実。「冗談に聞こえなかった議員もいたはず」との声も。《共同通信》

【英・ブレア内閣】初閣議

英国のトニー・ブレア首相は8日、発足後初の閣議を行い、14日の新議会開会の際の女王勅語(実際は首相の施政方針演説)に労働党政権の主要公約を盛り込むことを決めた。ブレア新政権は、すでに(1)欧州連合(EU)諸国との関係改善(2)金融政策(3)北アイルランド政策ーなど英国の内外主要案件に早々に取り組んでおり、「選挙の勢いを失わない」(労働党幹部)快調な出足を見せている。

プレスコット副首相によると、初閣議では、主要選挙公約を早急に実施に移す方針を確認した。女王勅語には(1)教育改革(2)スコットランド、ウェールズの地方分権(3)福祉改革(4)情報公開法検討ーなどが盛り込まれる見通しだ。《読売新聞》



5月8日 その日のできごと(何の日)