平成2962日目

平成9年2月16日(日)

1997/02/16

【沖縄県】政府に兵力削減要求

沖縄県の大田昌秀知事ら県幹部は16日、沖縄を訪問中の新進党沖縄調査団(石井一団長ら9人)と県庁で意見交換し、日米両政府に対して在沖米軍の兵力削減を求めていく考えを示すとともに、4月に訪米予定の橋本龍太郎首相が米政府に対して兵力削減を求めるよう期待を表明した。

吉元政矩副知事は、米国が進める国防計画の見直しについて「現在の在沖の陣容がそのまま容認されるのは耐えられない。総理が(米国に)行かれる時にはっきり(兵力削減を)言っていただけるかどうか。この点に県も全力を挙げる」と述べた。

また大田知事は、5月に使用期限が切れる約3000人分の米軍用地強制使用問題について「政府が基地問題にどの程度本格的に取り組んできたかが問われる。期限切れだから特別立法(法改正)するというのでは、沖縄県民は到底納得できない」と述べ、政府が兵力削減に取り組まないまま米軍用地特別措置法の改正を進めることに強く反対する方向を示した。

石井団長は兵力削減要求に理解を示し、26日の党大会で「沖縄基地問題の解決には兵力削減を含む政治的対応が重要だ」とする決議を予定している、と伝えた。



【ナホトカ号重油流出事故】船首部からの重油回収は午前中で中止に

ロシアタンカー「ナホトカ」の重油汚染事故で海上災害防止センターは16日、福井県三国町安島に座礁している船首部内の重油を抜き取る作業を再開した。しかし、午前中に海上の波が高くなったため、わずが4時間で作業を中止した。ボランティアらによる海岸での回収作業も午後2時には打ち切られた。《福井新聞》

【新進党・細川護熙元首相】党最高諮問会議委員を辞任へ

新進党の細川護熙元首相は16日、友部達夫参院議員の比例名簿順位疑惑に関連し、西岡武夫幹事長に党最高諮問会議委員辞任の意向を15日に伝えたことを明らかにした。

細川氏はフジテレビ、テレビ朝日番組に相次いで出演、自らの離党の可能性について「今はそういうことは考えていない」としながらも「安全保障問題は(小沢一郎党首ら執行部の案に)反対だと言ってきたが、26日の党大会で基本政策がどうなっていくのか見極めないといけない」などと含みを残した。

平成7年3月の友部議員の公認決定については「(公認時点で)旧日本新党枠との記憶はない。私も旧日本新党のだれも推薦人にはなっていない」説明、友部議員も旧日本新党枠とする執行部側と違いを見せた。

順位の最終決定をめぐっては「名簿決定の最終会議には出席できないため、(旧党派への総枠割り当ての)骨格に沿って党首、幹事長に一任した。最終場面にはいなかった」と述べた。

昨年6月に友部議員の二男が初村謙一郎前衆院議員に提供した3000万円に関し、細川氏が要求し直接受け取ったとの自民党の指摘には「心外だ」と否定した。《共同通信》



2月16日のできごと