平成2826日目

平成8年10月3日(木)

1996/10/03

【プロ野球・日本ハム】上田利治氏が監督復帰

家族の新興宗教への入信問題で、優勝争いの最中に突然休養した日本ハムの上田利治監督(59)が復帰することが3日、決まった。東京・六本木の日本ハム糾弾事務所で記者会見し「気持ちが固まった。秋季練習から復帰する。自分の頑張り、誠意を見てほしい」と再びチームの指揮を執る決意を語った。

休養の原因となった家族の入信問題については「弁護士の先生にアドバイスしてもらいながらやっていきたい。うちは家族が離散しているわけではない。普通の家族だ」と話し、今後も時間をかけて脱会への説得を続けるという。

一時は退団を決意した上田監督は、休養中にチーム、選手への愛着と家族の問題で、揺れ動いた心境を正露し「いい成績を残すことが償いになればいい」と、復帰への結論を語った。記者会見に同席した大社義規オーナーは「わたしの信頼はいささかも揺るがない」と、上田監督への全幅の信頼を表明した。

上田監督はオリックスと優勝争いを繰り広げていた9月10日に、夫人と長女、二女の世界基督教統一神霊協会(統一教会)への入信表面化から辞任を申し出て休養。優勝の可能性を残す中での異例の事態に、球団は住友平ヘッドコーチを代理監督とする一方、慰留を重ねてきた。《共同通信》



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【阪神・木戸克彦捕手】引退表明

阪神の木戸克彦捕手(35)は3日、甲子園球場内の球団事務所で会見し、今季限りでの現役引退を明らかにした。今後については未定。

木戸は「三好球団社長に今季でユニホームを脱ぎたいと伝えて了解を得た。もっと早めに言いたかったが、チームが5位争いをしていたから。ちょっと寂しいがほっとした」と話した。

木戸は1983年、法大からドラフト1位で阪神入団。3年目の85年に正捕手となり、チームの日本シリーズ制覇に貢献した。今季は序盤にコーチ兼任となり出場38試合。プロ14年間での通算成績は963試合で打率2割3分。《共同通信》

【大蔵省】ウィスキーの酒税引き下げへ

世界貿易機関(WTO)の紛争処理上級委員会が、日本の焼酎とウィスキーの税率格差の是正を求める報告書をまとめたことで、大蔵省は3日、年末の来年度税制改正で、焼酎の税率引き上げとウィスキーの税率引き下げを行う方針を固めた。

大蔵省は「焼酎とウィスキーの税率を必ずしも一致させなくてもいい」(主税局)としており、税率の格差を縮小する方向での手直しになる公算が大きい。《共同通信》

【梶山静六官房長官】新進の減税公約を批判

梶山静六官房長官は3日午前の記者会見で、新進党の18兆円の大幅減税公約について「できれば素晴らしいが、空想的だ。減税があるなら、増税があるのか。どこに財源を求めるのか。現実的な手法を着実にやっているわれわれの立場で考えると、そう簡単にいくのか」と述べ、非現実的との認識を表明した。

その上で、選挙後の新進党との連携の可能性について「自民党は行革や財政再建などを掲げており、どこの政党とどう擦り合わせる。かがこれからの問題だ。多数を取った方に折れてくる」と指摘した。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】EU・サンテール委員長と会談

橋本龍太郎首相は3日夜、首相官邸で欧州連合(EU)のサンテール欧州委員会委員長と会談し、欧州統合の推進に当たっては「欧州が内に閉じこもることはしないでほしい」と述べ、ブロック経済化などにつながらないよう求めた。

サンテール委員長は「欧州の現制度を根本的に変えるのは良くない。効率的な制度は維持する」と強調、統合に伴う変革は漸進的に行う考えを示した。

また委員長が「統合を進める上での最大の問題は失業」と指摘したのに対し、首相も国内の失業問題に触れ「特に沖縄の若年層の失業率が10%を超えていることを懸念している」と強調した。①全国の新卒大学生の就職難も大きな問題②完全失業率3.3%は終身雇用制を考えると実態はより深刻―との認識を示した。《共同通信》



10月3日のできごと