平成2717日目

1996/06/16

この日のできごと(何の日)

【NBA】ブルズ、3年ぶり王座

米プロバスケットボール協会(NBA)の決勝(7回戦制)は16日、シカゴで第6戦が行われ、ブルズが5−4でスーパーソニックスを破り、対戦成績を4勝2敗として3年ぶり4度目の優勝を果たした。

地元に戻ったブルズは第1クオーターから主導権を握った。22点のジョーダン、19リバウンドのロッドマンを軸に攻守に持ち味を発揮。不振だったピッペンが17点と持ち直すなど全員がむらなく働き、勢いでスーパーソニックスをねじ伏せた。

レギュラーシーズン72勝のNBA記録を作ったブルズは、決勝で3連勝後に敵地で2連敗していたが、これで地元49勝2敗でシーズンを終了。決勝の最優秀選手にはジョーダンが選出された。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【自民党・加藤紘一幹事長】補正予算に前向き

自民党の加藤紘一幹事長は16日のNHK番組で、秋の臨時国会での補正予算編成の可能性について「景気対策の公共事業では科学技術やソフト面を重視した方がいい。建設公債をこうした分野につぎ込んで知的財産を残すという議論が強くなるだろう」と述べ、前向きな姿勢を示した。

同時に、衆院解散・総選挙の見通しについて「(平成9年度予算案編成後の年末から来年1月が)一つの要素だ」との認識を示しながらも「景気、新党の動きも関係する」と述べ、景気動向や鳩山由紀夫新党さきがけ代表幹事らの新党結成問題の行方などによっては、補正予算案編成後の11月ごろに早まる可能性も示唆した。《共同通信》

【新党さきがけ・武村正義代表】総選挙は「さきがけ」で

新党さきがけの武村正義代表が16日午後、大津市内で開かれたさきがけ滋賀の大会で「総選挙は10、11月にある」との見通しを明らかにした。

その上で「さきがけとしてこのまま選挙に突入する可能性が高い。全員結束して選挙に突入するのが前提だ」と述べ、社民党との新党や、鳩山由紀夫代表幹事が進めている新党の選挙前結成は困難で、さきがけのままで総選挙に臨むべきだとの認識を示した。《共同通信》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】新党「国会終了後から」

新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は16日のNHK番組で、新党結成問題について「国会終了後にまず政策の勉強からスタートして、流れをつくらないといけない。夏の間に精力的に動いていきたい」と述べ、国会終了後から、政策面の取りまとめを中心に積極的に活動していきたいとの考えを示した。

新党結成の時期については、次期衆院解散・総選挙の前にとの意向をあらためて強調するにとどまった。《共同通信》

【プロ野球・阪神】2年ぶり5連勝

巨人4−5阪神◇15日◇甲子園

阪神が1点差で逃げ切り、2年ぶりの5連勝。逆に巨人は今季2度目の5連敗で5割を切った。

阪神は2点を追う三回、無死満塁から関川の中前打と押し出しで同点。一死後、山田の2点適時打が出て4−2と勝ち越し、六回にも関川の犠打で1点を加えた。力投の先発藪は、七回途中で降板した。しかし葛西以下4投手のリレーで巨人の反撃を断った。《共同通信》

【イスラエル】「連立」へ3党と調印

5月末のイスラエル首相公選で和平推進派のペレス首相を破って当選した右派政党リクードのネタニヤフ党首は16日夜までに、ユダヤ教超正統派政党「シャス」、国家宗教党、中道政党「第三の道」の3政党と連立内閣樹立に関する合意文書に調印し、国会で55議席を押さえた。これで新政権発足に必要な議席の過半数獲得まであと6議席に迫った。

ネタニヤフ党首は国営テレビで、「17日夜(日本時間18日未明)、国会に連立内閣の名簿を提出し、承認を得たい」と語った。しかし、新政権発足に欠かせないロシア移民党(7議席)との連立交渉は16日深夜も、閣僚人事や宗教政策などで合意できなかった。またユダヤ教連合(4議席)との交渉も難航しており、ネタニヤフ政権発足は18日以降に持ち越される可能性もある。

一方、16日の連立合意後に伝えられた新政権の政策指針は、中東和平交渉の継続を呼び掛ける一方、①ヨルダン川西岸やガザ地区のユダヤ人入植の強化②パレスチナ独立国家の樹立反対③東エルサレムのイスラエル主権継続④ゴラン高原の対シリア返還反対―など、これまでの和平交渉の基本原則だった「土地と和平の交換」を否定する内容が随所に盛り込まれた。《共同通信》



6月16日 その日のできごと(何の日)