平成2696日目
1996/05/26
この日のできごと(何の日)
【競馬・第57回オークス】
競馬の第57回オークス(G1)は26日、16万人を超える観衆で埋まった東京競馬場に4歳牝馬18頭が出走して行われ、一番人気の武豊騎乗のエアグルーヴが直線で鋭く抜け出し2分29秒1で快勝、賞金9700万円を獲得した。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲夏場所】千秋楽
大相撲夏場所千秋楽(26日・両国国技館)横綱貴乃花が、14勝1敗で2場所連続13度目の優勝を飾り、大横綱双葉山の優勝記録(12回)を抜いた。4場所ぶりの横綱対決となった結びの一番で、貴乃花は曙を右下手出し投げで退けた。曙は10勝5敗で再起の場所を終えた。
優勝は2敗で追っていた大関貴ノ浪と若乃花が相次いで敗れて決まった。貴ノ浪を寄り切った関脇武双山は10勝5敗で来場所は再び大関昇進のチャンス。若乃花を押し出した武蔵丸は9勝6敗。関脇魁皇は関脇琴錦を小手投げで下して11勝4敗の好成績。関脇貴闘力は土佐ノ海に勝って7勝8敗にこぎつけた。新小結の旭豊は浪之花を破り、10日目から6連勝で勝ち越し、小結を守った。平幕の小錦は大関時代の平成5年初場所以来の2けたとなる10勝を挙げた。名古屋場所は7月7日から愛知県体育館で行われる。《共同通信》
【ゴルフ・尾崎将司選手】大逆転V
三菱ギャラン最終日(9日・茨城県大洗GC=7190ヤード、パー72)尾崎将司がプレーオフでトッド・ハミルトン(米国)を下し、今季3勝目(出場5試合)を挙げた。ツアー通算77勝、後援競技と海外を含めると96勝となった。優勝賞金2160万円を加算した今季の獲得賞金は、6500万円余りとなり、ランキングの首位に立った。
尾崎将は首位から8打差の18位でスタート。9バーディー(1ボギー)を奪取してコースレコードを2打更新する64で回り、通算9アンダー、279でハミルトンと並んだ。プレーオフは、1ホール目(18番)で尾崎将がパー、ハミルトンがボギーで決着がついた。《共同通信》
【社民党・村山富市党首】救援米の田植え
社民党の村山富市党首が26日、茨城県水戸市の水田で、飢餓に苦しむ国々に送る救援米の田植えに参加した。
休耕田を利用して栽培した米をアジアやアフリカの途上国に送る活動の一環として、茨城県労農会議が企画。社民党のPRのため25日から水戸市に遊説に訪れていた村山党首が、趣旨に賛同、協力を申し出たという。
五月晴れの空の下、村山党首は白いポロシャツにスラックス、長靴のいでたちで登場。農業の経験はほとんどない村山党首だが、田植えは約10年前にしたことがあるといい、器用な手つきで苗を植えていた。村山党首は「地元の主婦にお墨付きをいただいた。私もなかなか大したもの」と満足げだった。
約500平方メートルの水田に植えられた苗は、同会議のメンバーが育て収穫後、民間の途上国援助組織を通じて、海外に送られる。《共同通信》
【ミャンマー】スー・チー氏、国会早期招集を要求
ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる最大野党、国民民主連盟(NLD)は26日、ヤンゴン市内のスー・チーさん宅の庭の特設会場で集会を開き、冒頭の演説で同党書記長のスー・チーさんとアウン・シュエ議長は、国会の早期招集を要求、対話と国民和解が政治目標であることを訴えた。
軍事政権は、集会そのものを道路封鎖などで物理的に阻止することはせず、市内も平静。参加予定議員の大部分を事前に逮捕して、集会を骨抜きにすることができたと判断したためとみられる。
アウン・シュエ議長は開会演説で、議員らの大量逮捕に抗議した上で「参加護員が少ないので議員集会とせずに党大会とする」と表明した。
集会は、1990年の総選挙で当選した同党議員を集めて、いまだに軍事政権が国会を招集しないことに抗議するのが目的だった。逮捕されたことが判明した議員は26日朝までに233人に達し、集会に参加できた議員は、当局が逮捕を手控えた幹部クラス7人と、逮捕を免れ前日からスー・チーさん宅に泊まり込んだ10人の合計17人にとどまった。
このほかに、約250人の一般党員が会議場を埋めたほか、日本、米国、オーストラリア、タイなど7カ国の大使館員が「招待」に応じて開会式に列席した。
スー・チーさんは演説で「90年の総選挙結果は依然有効で、国民和解のためにも国会の早期招集が必要だ」と強調、「人権と法の支配を尊重する民主社会を築くための努力に政府も加わってほしい」と軍事政権に呼び掛けた。
これに先立ち演説したアウン・シュエ議長は、軍政当局を非難しながらも「問題解決には対話が必要だ」と強調した。《共同通信》