平成2577日目

平成8年1月28日(日)

1996/01/28

【ボスニア・ヘルツェゴビナ】捕虜の大半を釈放

ユーゴスラビアのベタ通信などによると、ボスニア・ヘルツェゴビナ和平交渉に定めた紛争3当事者による捕虜交換で、セルビア人、イスラム教徒両勢力が28日、計200人以上の捕虜を新たに解放した。これで当初解放を予定していた900人の捕虜のうちセルビア人側が拘束している10人を残し、大部分が期限から9日遅れで解放された。

赤十字国際委員会(ICRC)当局者によると、セルビア人勢力は28日、ボスニア北西部サンスキモスト近郊で66人、サラエボ空港で74人を解放。イスラム教徒側はサンスキモスト近郊で76人を解放した。

セルビア人勢力捕虜交換委員会のブライッチ委員長は残る捕虜10人の解放について「一部は戦犯として取り調べており、当面解放できない」と述べた。

一方、同委員長はイスラム教徒側が北東部ツズラなどの収容所にICRCに申告していないセルビア人捕虜200人以上を拘束していると指摘した。ICRCはイスラム教徒側にツズラなどでの現地調査を許可するよう要求している。ICRCは各勢力がこのほかにも未申告の捕虜を多数拘束しているとみており、さらに調査を進める方針だ。《共同通信》



【橋本龍太郎首相】住専問題解決急ぐ

橋本龍太郎
https://www.kantei.go.jp/

橋本龍太郎首相は28日午後、三重県松阪市で開かれた自民党の三重県支部大会であいさつし、住宅金融専門会社(住専)問題について「日本の金融システムの信頼を取り戻して景気回復を軌道に乗せるため、問題解決を急がなければならない」と強調。大蔵省など行政と借り手、貸し手の三者の責任の所在を明確にしていく考えをあらためて表明した。

首相は「私は蔵相として、住専問題にかかわってきた一人だが、その時々は自分なりに全力を尽くしてきた」と釈明。6850億円の公的資金源入を決めたことについて「国民に甲し訳ない」と重ねて陳謝するとともに、当事者間でぎりぎりまで話し合いが続けられた結果、「情報開示が逆に遅れてしまった」と政府の対応の遅れを認めた。《共同通信》

【全豪テニス男子単】ボリス・ベッカー選手、5年ぶり2度目の優勝

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テニスの全豪オープン最終日は28日、メルボルンのナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス決勝は第4シードのボリス・ベッカー(ドイツ)が第5シードのマイケル・チャン(米国)を6−2、6−4、2−6、6−2で下して5年ぶり2度目の優勝を果たし、賞金41万5900ドル(約4400万円)を手にした。

四大大会でベッカーの優勝は1991年全豪以来で、通算6個目のタイトルを獲得。男子ツアーで現役最多の優勝回数を45に伸ばした。

混合ダブルス決勝はマーク・ウッドフォード(豪州)ラリサ・ネーランド(ラトビア)組が勝って初優勝した。《共同通信》

【大阪国際女子マラソン】カトリン・ドーレ選手、3度目のV

アトランタ五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは28日、大阪市長居第二陸上競技場発着の42.195キロで外国招待選手10人を含む291選手が参加して行われ、カトリン・ドーレ(ドイツ)が2時間26分4秒で5年ぶり3度目の優勝を果たした。日本選手ではマラソン初挑戦の鈴木博美(リクルート)が2時間26分27秒の好記録で2位に入った。

レースは33キロすぎまでドーレ、鈴木、安部友恵、後藤郁代(ともに旭化成)ら6人の先頭集団だったが、36キロすぎでドーレがスパート。差を広げて鈴木に23秒差をつけてゴールした。昨年11月の東京国際女子マラソン5位の後藤が2時間26分37秒で3位、一昨年に続く優勝を狙った安部は5位、藤村信子(ダイハツ)は8位に終わった。《共同通信》

【地下鉄サリン事件被害者の会】結成

昨年3月20日に起きた地下鉄サリン事件から間もなく約1年が経過するのを前に、同事件の遺族・被害者らが28日、東京都内に集まり「地下鉄サリン事件被害者の会」を結成した。《共同通信》



1月28日のできごと