平成2547日目

平成7年12月29日(金)

1995/12/29

【新進党】幹事長に米沢隆氏

新進党の小沢一郎党首は29日、幹事長に米沢隆氏(旧民社党委員長)を指名し、政務会長には渡部恒三氏(旧新生党)の留任、政審会長には愛知和男氏(同)の起用をそれぞれ決めた。

また「最高諮問会議」を新設し、首相経験者の海部俊樹、細川護熙、羽田孜の3氏が就任。「明日の内閣」(政権準備委員会)委員長には小沢氏が就き、「閣僚」ポストも決定して「小沢新体制」がスタートした。

幹事長代理には旧公明党の市川雄一氏に代えて同グループから神崎武法氏を充て、政務会長代理には羽田氏側近の船田元氏、政審会長代理には坂口力氏(旧公明党)をそれぞれ起用した。常任顧問会議座長に石田幸四郎氏、同副座長に奥田敬和氏が決まった。

挙党態勢づくりを目指し、幹事長は小沢氏支持の米沢氏を起用したが、党首選で争った羽田氏支持グループから愛知、船田両氏を党執行部に取り込んだ融和重視型の人事となった。
小沢氏は、前執行部では旧党派代表が務めた副党首ポストは廃止した。

米沢新幹事長は同日夜、国会内で記者会見して新執行部の骨格人事を発表し「党首選が終わった後で、いろんな意味でバランスのとれた人事をやった」と表明。また市川氏が役職から外れた点については「旧公明党の意見を聞いて決めた」と述べた。

小沢氏は同日昼前から国会内で海部前党首、渡部氏や中野寛成前政審会長ら前三役を集めて断続的に協議し、羽田氏陣営からの三役ポスト要求を受け入れ愛知氏を政審会長に起用したが、羽田陣営の石井一氏の幹事長代理起用は拒否。船田氏が政務会長代理入りすることで決着した。

愛知氏起用をめぐっては羽田陣営が「一本釣りだ」と反発し、船田氏が小沢氏に抗議する場面もあった。

この日は午前中から、小沢氏側近の二階俊博選対局長が都内のホテルで船田氏と会談。新人事をめぐる羽田陣営の要望を聞くなど、小沢、羽田両陣営間でぎりぎりの攻防が続いた。《共同通信》



【生駒里奈さん】誕生日

【木津信用組合】13支店で最後の営業

「長年お世話になりました」経営破たんした木津信用組合(大阪市)は29日、店舗統廃合のため大阪府内の13店舗をこの日で閉鎖、寂しい最終営業日となった。破たん前は27本支店あったが、22日に既に9支店を閉めており、1月4日からは5店舗体制で貯金の払い戻しに応じ、来春にも解散する。《共同通信》

【東証大納会】終値19868円15銭

東京株式市場は29日、今年最後の取引の大納会で、前日の海外市場で日本株先物が日本市場より高かったことを好感、小口の買い物で平均株価(225種)は少反発して始まった。しかしその後、利食い売りに押されて小幅安となり、2万円の大台は回復できずに今年の取引を終了した。

この日の商いは午前中だけで、11時の取引終了後は、新年への期待を込めて三本締めで締めくくった。

【武村正義蔵相】篠沢恭助事務次官を更迭

武村正義蔵相は29日午後、緊急記者会見し、篠沢恭助事務次官を在職半ばで、事実上更迭することを発表した。相次ぐ幹部のスキャンダルや、米国への通報が遅れた大和銀行巨額損失事件などで高まっている大蔵省批判は官僚トップの引責に発展した。

篠沢次官は20日すぎに自ら辞意を蔵相に伝えたが、最終的に「省内の人心を一新すべきだ」との蔵相判断で、受理された。後任次官には小川是国税庁長官が就任する。年明け1月5日の閣議で了承する。《共同通信》



12月29日のできごと