平成2506日目

平成7年11月18日(土)

1995/11/18

【村山富市首相】APEC首脳夕食会であいさつ

村山富市首相は18日夜、大阪市内のホテルでAPECの首脳夕食会を主催し、あいさつでAPECの「行動指針」について「多様な地域において自由化を着実に前進させる現実的な方法だ」と評価した。その上で、自由化推進が「経済の効率化と生活水準の向上をもたらす」として、地域全体の発展に寄与するものと期待感を示した。

さらに首相は貿易・投資の自由化・円滑化の協力事業を拡大するため、APEC中央基金に、今後数年間で合計100億円を上限に拠出することを表明した。

首相はAPECの今後の課題として、アジア太平洋地域の急激な人口増加と経済成長が環境や食料問題、エネルギーの供給などに与える負担の問題や、阪神・淡路大震災を念頭に防災面での協力などを指摘した。《共同通信》

夕食会では、ホスト役の村山富市首相が会場前で17人の首脳たちを出迎え、閣僚らを伴ったVIPたちが次々と会場へ。最後に到着したのは同日夕に関西空港に降り立ったばかりのゴア米副大統領。村山首相が「よくいらっしゃいました。大統領から昨日、電話がありました」と声を掛けると、ゴア副大統領は笑顔でこたえ握手をして会場内に入った。

華やかに飾り付けられた夕食会場。首脳たちは村山首相を中心に横一列に並んで着席し、村山首相が「こうして皆さまのお顔を拝見していると、さまざまな挑戦に立ち向かい、APECの未来を切り開いていく勇気がわいて参ります」とあいさつ、杯をあげた。《共同通信》



【村山富市首相】中韓首脳と会談

村山富市首相は18日午前、大阪市内で中国の江沢民国家主席、韓国の金泳三大統領と相次いで会談した。首相は韓国、中国との関係悪化の原因となった歴史問題についてわびるとともに、8月15日の首相談話が国民の気持ちと同じであると強調。金大統領、江主席ともに「歴史を直視せよ」とくぎを刺したが、今後は未来に目を向けた関係を築くことで一致した。これにより江藤隆美前総務庁長官の植民地支配をめぐる問題発言できしんだ関係は修復された。《共同通信》

【大相撲九州場所】7日目

大相撲九州場所7日目(18日・福岡国際センター)横綱貴乃花が平幕の土佐ノ海に送り出され2敗目を喫する波乱。土佐ノ海は3度目の横綱挑戦で初金星を挙げた。

横綱曙は落ち着いた相撲で関脇武双山を突き出し、大関武蔵丸は栃乃和歌を押し倒し、若乃花は首投げで水戸泉に逆転勝ちし、それぞれ1敗を守った。関脇琴錦と平幕安芸乃島も勝って6勝1敗。大関貴ノ浪は琴の若のすそ取りに敗れて3敗目。関脇魁皇は4連勝の後3連敗。《共同通信》

【セ・リーグ東西対抗】東軍5−4西軍

セ・リーグの東西対抗は18日、宮崎市営球場に8000人の観衆を集めて行われ、東軍(ヤクルト、巨人、横浜)が5−4の逆転サヨナラ勝ちで3年ぶりに西軍(広島、中日、阪神)を破った。通算成績は東軍の9勝6敗1分け。

東軍は1点をリードされた九回、稲葉、石井の連打と暴投で二、三塁。一死後、敬遠四球で満塁のチャンス。続いて打席に立った谷繁が中前打を放ち、二者を迎え入れた。

最優秀選手にはサヨナラの殊勲打を放った谷繁(横浜)が選ばれ、賞金100万円を獲得した。優秀選手には土橋、稲葉(以上ヤクルト)新庄(阪神)緒方(広島)が選ばれた。《共同通信》



11月18日のできごと