平成2415日目

平成7年8月19日(土)

1995/08/19

【台湾・李登輝総統】日本は扱い平等に

台湾の李登輝総統は19日午前、高雄での日本と台湾の民間人による合同セミナー「アジア・オープン・フォーラム」の開会式で演説し、今年11月大阪で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議について「参加国の代表の出席を平等に取り扱うよう」主張、主催国である日本政府に対して、台湾からの元首級の出席を認めるよう求めた。日本政府は、過去の例にならって李総統の出席を認めていない。

従来は認められてきた経済建設委員会主任委員も、今回は徐立徳・行政院副院長(副首相に相当)が兼任していることから出席を許さず、参加を経済部長(通産相に相当)レベルにする方針を固めている。李総統の演説は、これに対して強い不満を表明したものと言える。

李総統はAPECの役割を高く評価し、特に米国がシアトルで非公式首脳会議を開いて以来、地域のコンセンサスが促進されたことを指摘。米国と日本が今後もAPECで積極的な役割を果たすよう希望を表明した上で「首脳会議は平等待遇の原則で開かれるべきだ」と述べた。

総統はまた、台湾北方海域で軍事演習を相次いで実施している中国に対し「(中国の)軍事力増強が台湾やアジア太平洋諸国にとって脅威となっている」と批判した。《共同通信》



【都庁小包爆弾事件】オウム・中川被告「教祖を守るため」

東京都庁で5月16日、青島幸男知事あての小包が爆発、知事秘書が重傷を負った事件で爆弾を製造したとされるオウム真理教の事実上の「法皇内庁長官」中川智正被告(32)らが警視庁の調べに対し「捜査をかく乱して教祖の麻原彰晃被告(40)を逮捕から守ることが犯行の目的だった」などと供述していることが19日までに分かった。

計画では麻原被告が地下鉄サリン事件で逮捕された5月16日より前に爆発する予定だったが、いったん青島知事の官舎に届いた後、都庁に転送されるなどしたため手間取り、逮捕直後の16日午後になって爆発したとみられる。《共同通信》

【西武・石井貴投手】プロ初勝利

近鉄2−5西武◇19日◇西武

2−2で迎えた七回、西武は二死からジャクソンが中前打、田辺が右中間へ二塁打を放って勝ち越した。さらに垣内も中越え二塁打して、この回2点。八回は佐々木に15号ソロが出た。

プロ初先発の石井貴は7回1/3を2点に抑え、2年目にして初勝利。潮崎は7月29日以来の12セーブ目。西武は50勝。

近鉄はスチーブンスが2本塁打して気を吐いたが、踏ん張っていた西村が七回に攻略された。《共同通信》

【Jリーグ・ニコスシリーズ】第3節

Jリーグ・ニコスシリーズ第3節(19日・等々力緑地公園陸上競技場ほか=7試合)ヴェルディ川崎がジュビロ磐田を1−0で破り、全勝をキープ。リーグ連勝記録を「15」へと伸ば一した。残る全勝組は名古屋グランパスがガンバ大阪に3−1で快勝し、得失点差で首位を堅持。しかし、サンフレッチェ広島は延長の末、柏レイソルに0−1で敗れて初黒星。鹿島アントラーズは5−1でジェフ市原に圧勝。横浜ダービーは延長にもつれ込み、フリューゲルスが2−1でマリノスを下した。《共同通信》

【第77回全国高校野球選手権大会】第13日

第77回全国高校野球選手権大会第13日の19日、甲子園球場で準々決勝4試合を行い、敦賀気比(福井)智弁学園(奈良)星稜(石川)帝京(東東京)がベスト4に進出した。敦賀気比、智弁学園は初、帝京は6年ぶりの4強入り。

敦賀気比は旭川実(北北海道)の土壇場の反撃を辛くもしのぎ、3−2で勝った。智弁学園は池田、木挽の継投で強打のPL学園(大阪)の反撃を断ち、8−6で競り勝った。長津の本塁打などで着実に加点した星稜は、山本が力投し、金足農(秋田)に6−3で勝った。帝京は創価(西東京)に8−3で打ち勝った。《共同通信》



8月19日のできごと