平成2406日目

平成7年8月10日(木)

1995/08/10

【警視庁】オウム真理教・故村井幹部を書類送検

警視庁は10日、地下鉄、松本両サリン事件の計画、実行に関与したとして、殺人、殺人未遂の疑いで、刺殺されたオウム真理教「科学技術大臣」の故村井秀夫元幹部=当時(36)=を容疑者死亡のまま書類送検した。

村井元幹部は教団最高幹部の一人。これまでの調べから、松本事件で犯行に使われたサリン噴霧車の製造を指示、自ら現場で操縦したほか、地下鉄事件では実行犯グループに計画を指示し、サリン入りの袋を渡すなど、いずれも中心的役割を果たしたことがわかっている。《共同通信》



【野坂浩賢官房長官】島村宜伸文相に厳重注意

政府は10日午前、島村宜伸文相が過去の戦争に関し「いちいち謝罪していくのはいかがなものか」などと発言したことを重視、野坂浩賢官房長官が島村文相から事情を聴くとともに、発言に留意するよう厳重に注意した。

村山富市首相は野坂氏の報告に対し「誤解を与えたことは極めて残念だ」と憂慮の念を示すとともに、関係国に直ちに真意を伝えるよう指示した。

野坂長官は記者会見で「島村発言は事実上、撤回された」との認識を示した上で、外交ルートを通じて韓国や中国政府に真意を説明する考えを示した。文相の責任問題について「(内外の)了解を得ながら進めていきたい」と述べ、関係各国の反応を見極めつつ島村氏の進退問題には発展させない方向で事態を収拾を図る方針を明らかにした。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・野坂浩賢官房長官は10日、報道各社のインタビューで昨年の政権発足時に官房長官就任の要請を断ったことに「私は大衆受けをしない顔をしている。官房長官は(内閣の)顔だ」と真顔で話した。さらに「若々しい、歯切れのいい、豊かな、晴れがましい人が適任と考えていた」と理想像を語った。まだ朝夕、内閣のスポークスマンとしてカメラの前で記者会見することに慣れないためか自嘲気味。建設相のときは首相を支える影の官房長官、といわれ、時には夜、忍んで首相公邸に度々入ったが、昼の顔はまだ苦手?

○・・・久保亘社会党書記長はこの日午後の記者会見で、9月に臨時党大会を開くことが決まったことに関連し、参院選敗北をめぐる書記長辞任問題を聞かれ、「自らの進退を含む責任については一切、予言しない」とピシャリ。首相の入閣要請を断ったことにも「ウサギの毛ほども揺らぐことはなかった。初めから入閣するつもりはなかった」と強調した。しかし記者団の辞任問題の執ような質問に-「無罪放免にしてほしい」としびれを切らした。参院選後、度重なる辞任騒動と、もめた内閣改造問題で、もううんざりの様子。《共同通信》

【第77回全国高校野球選手権大会】第4日

第77回全国高校野球選手権大会第4日は10日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、高知商(高知)鹿児島商(鹿児島)旭川実(北北海道)が勝ち進んだ。

序盤の点の取り合いの後、高知商は同点の七回、小松、東出の適時打で6−4と勝ち越した。その裏、盛岡大付(岩手)に1点差に迫られると、八回に横山の中犠飛で突き放し、7−5で競り勝った。昨夏ベスト8の水戸商(茨城)と対戦した鹿児島商は、一回に2点を先行した後、三、五回にも加点。八回に1点差まで迫られたが、その裏、満塁の走者を一掃する柳田の三塁打などで決定的な4点を挙げ、8−3で勝った。

春夏を通じて初出場の旭川実は、四回に長短6安打などで一気に5点を奪い逆転。今大会最多の24度出場の松山商(愛媛)の反撃を辛くもかわし、5−4で逃げ切った。《共同通信》

8月10日のできごと