平成2256日目

平成7年3月13日(月)

1995/03/13

【ボクシング・上山仁選手】快挙飾り引退

ボクシング日本ジュニアミドル級チャンピオンの上山仁(28)=新日本木村=が13日、日本タイトルの最多防衛記録を40年ぶりに更新する20度連続防衛に成功した。上山はこの試合を最後に引退を表明した。

上山が同級1位、青山次郎(角海老宝石勝又)の挑戦を受けたタイトルマッチ10回戦はこの日、東京・後楽園ホールで行われ、上山が3−0の一方的な判定で快挙を飾った。

上山は、1989年1月にタイトルを獲得。昨年12月、秋山政司(極東=故人)が50年から55年にかけてライト級で作った19度連続防衛の日本記録に並んでいた。戦績は35戦32勝(20KO)2敗1分け。

試合は、立ち上がりから両選手が足を止めて打ち合いに出た。手数の多い青山に対し、上山は強烈な左フックを軸に攻めた。最終2ラウンド、上山は終始前に出て攻勢を続け、勝利を決定付けた。

上山仁選手 最後の試合はきれいにKOで決めたかったので悔しい。青山とは相性が悪くて、いつも力を出しきれない。格好はよくなかったけど、死んでも勝ちたかった。これで引退するが、気持ちの上では一生ボクサー。もうリングに上がれないと思うと、寂しい気もする。《共同通信》



【大相撲春場所】2日目

大相撲春場所2日目(13日・大阪府立体育会館)大関貴ノ浪が初日に続いて敗れ、他の横綱、大関は万全の取りで2連勝した。貴ノ浪は智ノ花にもろ差しを許し、右の内掛けにした。4連覇を狙う横綱貴乃花は、浜ノ島を左四つで寄り切り、横綱曙は新小結の浪乃花を問題にせず突き出した。大関武蔵丸は大至を意快に突き倒し、大関若乃花は剣晃を押し出した。関脇に復帰した安芸乃島も元気2連勝。関脇魁皇と小結大翔鳳が初日を出した。《共同通信》

【自民党】日朝打開主導願う

「この3党連立内閣の村山内閣にとって最も意義ある仕事だ。戦後50年のこの機会に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と正常な関係を築く必要がある」—。自民党の森幹事長は13日の記者会見で訪朝の意義を強調して見せた。

今回のやや「唐突」(久保社会党書記長)とも思える与党訪朝団派遣を自民党執行部が主導した背景には、統一地方選、差人選挙などを控えた今後の政局をにらみ、行政改革、規制緩和が一段落した後の日朝関係打開を村山政権の課題に据え、政権の浮揚材料としたいとの思惑がある。

自民党は社会党主導だった昨年秋の訪朝団派遣がとん挫した経験を踏まえ「民間人を間に挟み、在日本朝鮮人総連合回(朝鮮総連)ルートに変わる新たなルート」(自民党幹部)を開拓し、北朝鮮側と水面下で交渉を進めた。《共同通信》

【武村正義蔵相】東京税関長を解任

武村蔵相は13日午前緊急記者会見し、経営破たんした東京協和信用組合の高橋治則前理事長との過剰な交際に絡み、田谷広明東京税関長と中島義雄主計局次長を訓告処分とするとともに、高橋氏の自家用ジェット機での香港旅行が明るみに出た田谷氏は「職務上支障になる」との理由で東京税関長を解任、大臣官房付にすると発表した。《共同通信》

【村山富市首相】東京税関長処分「けじめつけた」

村山富市
https://www.kantei.go.jp/

村山首相は13日、田谷東京税関長らの処分について「(大蔵省が)事実関係を調査し、制度の仕組みなどを考えてけじめをつけるということだ。それなりにちゃんと考えて(処分を)やられたと思う」と述べ、処分は妥当との考えを示した。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は13日、記者団から今週末で首相在任期間が、細川元首相と並ぶ263日となることを指摘されると、しばらく当惑顔で「そんなことは考えてなかった」。さらに記者団が「宮沢政権後の連立政権の中で最長となるが」と水を向けても「地震とか円高とか問題が山積している時だから。そんな計算はしてない」と政権担当期間へのこだわりのなさを強調してみせた。首相は震災や円高対策に加え、国会の「不戦決議」でも与党内の意見調整という難題に直面しているだけに、今は「在任期間」を実感している余裕もない様子。

○…新進党の小沢一郎幹事長はこの日の記者会見で、同党が17日に発表する次期衆院選の第一次公認候補について「(300小選挙区のうち)200超を目標にしたいと思っているが、代議士の命がかかっている。どこまでいくかね」と、大詰めを迎えた調整の難しさを痛感している様子。「自民党も150人を超えたぐらいだろう。ましてや権力なき野党はそう簡単にはいかんわね」とも。ただ、最後は「彼岸の休みには皆、選挙区に帰れるようにする」と自らに言い聞かせるようにきっぱり語り、公認調整に強い意欲を示していた。《共同通信》



3月13日のできごと