平成2206日目

平成7年1月22日(日)

1995/01/22

【大相撲初場所千秋楽】横綱貴乃花、3場所連続8度目の優勝

大相撲初場所千秋楽(22日・両国国技館)横綱貴乃花が3場所連続8度目の優勝を果たした。新横綱の優勝は史上7人目。

貴乃花は本割で横綱曙を寄り切り、大関同士の対戦で貴ノ浪を破った武蔵丸と13勝2敗で並んだ。昨年春場所以来となった優勝決定戦は、貴乃花が右四つ、左上手投げで揺さぶってから豪快に武蔵丸を寄り切った。

曙は12勝3敗、貴ノ浪は11勝4敗、若乃花は関脇の魁皇を寄り切って12勝目を挙げた。魁皇は8勝止まり。

三賞は横綱貴乃花を破った新関脇の魁皇が2度目の殊勲賞を受賞。小結で11勝した安芸乃島が6度目、平幕で11勝の大翔鳳が2度目の敢闘賞を獲得。技能賞の該当者はなかった。《共同通信》



【サッカー・アジア杯】横浜フリューゲルスが初優勝

サッカーのアジアカップウィナーズ選手権は22日、アラブ首長国連邦(UAE)で決勝を行い、横浜フリューゲルスが延長の末、アルシャーブ(UAE)を2−1で破り、初優勝した。この大会での日本チームの優勝は1991年大会、1992年大会を連覇した日産自動車(現横浜マリノス)以来。

横浜Fは前半36分に渡辺のヘディングシュートで先制。後半28分に同点とされたが、延長5分、FKから渡辺が再度ヘディングでVゴールを決めた。《共同通信》

【阪神大震災】発生から6日目

神戸市などに壊滅的被害をもたらした兵庫県南部地震の被災地で22日、初めて雨が降り、ヘリコプターによる物資の空輸が中断するなど、救援、捜索活動が阻まれた。地盤の緩んでいる地域で、地滑りなど二次災害の危険が強まり、住民への新たな避難勧告が相次いだ。

休校が続いていた公立の小、中、高校約440校のうち、比較的被害の少なかった約180校では23日に登校を再開する。死者の数は計5000人に近づいている。政府は救援態勢の一本化を図るため、兵庫県公館に現地対策本部を設置。

大阪管区気象台によると、雨は同日未明から降り始め、午後6時ごろにやんだ。姫路20ミリ、洲本(淡路島)16ミリ、神戸11ミリなどを観測した。

降雨に伴い、宝塚市の約100世帯などに新たな避難勧告が出され、21日以降」の避難は約30カ所、5000人に上った。しかし、神戸市災害対策本部は、悪天候のため自衛隊のヘリコプターによる空輸を断念、陸上輸送に切り替えた。

不明者の捜索は約150カ所で続いたが、土砂崩れで約30人が生き埋めになった西宮市・仁川地区では、雨で危険な状態になり救出作業がストップした。

休校していた神戸、阪神地区の公立小、中、高校のうち、23日には神戸市の約120校の一斉登校などが始まるが、平常授業に戻るのはまだ先。電気は神戸市の一部を残し、ほぼ復旧した。

警察庁によると、23日午前0時45分現在、死者は兵庫県4973人、大阪府11人の計4984人で、166人が行方不明。《共同通信》

【政府】仮設住宅に国有地活用

政府は22日夕、首相官邸で兵庫県南部地震緊急対策本部(本部長・村山首相)の第3回会合を開き、仮設住宅の建設用地確保のため、各省庁が兵庫県内を中心に所管する国有地を最大限活用するなど新たな救援策を決めた。

これに先立って政府は同日午後、被災自治体との連携を強化するための「現地対策本部」(本部長・久野国土政務次官)を兵庫県庁内に開設。久野本部長のほか関係13省庁の幹部14人が常駐を開始した。

第3回会合ではこのほか(1)被災地近隣にある各省庁関連の宿泊施設の利用(2)近隣自治体職員の支援体制の強化–を決定。利用可能な国有地、宿泊施設についてじゃ、24日までに各省庁に報告を求めた。これに関連、野中自治相は現時点で兵庫県近隣の8府県から3万2000にの緊急受入れ表明があったと報告した。

首相は、降雨によって二次災害発生の危険性や生活環境の問題が発生していることを指摘し「状況を迅速に把握し、対策を先行実施して住民の不安を取り除くよう機動的に対処してほしい」と各閣僚に指示した。《共同通信》

【皇太子ご夫妻】クウェート市内を視察

クウェートを訪れている皇太子ご夫妻は22日午前(日本時間22日午後)、サアド皇太子(首相)と会見した後、クウェート市内を視察された。

ご夫妻はアラブの遊牧民、ベドウィンの手工芸品を保存、展示した文化施設「サドウハウス」で、女性のじゅうたん手織り作業などを見学。隣接する国立博物館の広場では、約30人の男性が太鼓に合わせて剣を振りかざすベドウィンの踊りを披露し、ご夫妻は興味深そうにご覧になった。

またクウェート科学研究所では、湾岸戦争で破壊された油井の原油で汚染された土壌を浄化する研究などを見て回られた。《共同通信》



1月22日のできごと