平成2167日目

平成6年12月14日(水)

1994/12/14

【別府大付高・城島健司捕手】ダイエー入団が決定

ダイエーがドラフト1位指名した別府大付高・城島健司捕手(18)=182センチ、85キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。

大谷編成部長と高木スカウトがこの日午前、別府市内の同校を訪ね、本人、同校校長らと交渉し、契約金1億円、年俸860万円で合意し、仮契約を結んだ。背番号は「2」。22日に福岡市内のホテルで正式契約し、入団発表を行う。《共同通信》



【村山富市首相】内閣重要課題に4項目

村山首相は14日、自社両党議員でつくる「リベラル政権を創る会」の白川勝彦、伊東秀子両衆院議員らと首相官邸で会談した。首相は今後内閣として取り組む重要課題として(1)行政改革の断行(2)従軍慰安婦など戦後50年のけじめ問題の処理(3)新規産業の創出など産業空洞化対策(4)非軍事の国際貢献を柱とした憲法理念の明確化、の4項目を挙げ、全力で取り組む考えを表明した。《共同通信》

【政界談話室】

○…村山首相は赤穂浪士討ち入りの14日、記者団から離党者を赤穂浪士脱落者に例えて「(途中で抜ける)ふぬけもいる」と批判した細川元首相発言を引き合いに、社会党内事情を問われると「ふぬけとかではなく、みんなが手を携えて新しい党をつくろうということだ」と指摘。さらに記者団が「『社会党の捨て石になる』という発言は、赤穂浪士の心境と重なるのでは」と突っ込むと、首相は赤穂浪士の討ち入りから敵味方の色分けを連想したのか「いや、それは違う。あだ討ちとは大義名分が違う」ときっぱり否定。深刻な対立を抱えた党内への配慮をにじませていた。

○…自民党はこの日、党本部で党五役、党行財政調査会幹部、党所属閣僚などによる合同会議で、行政改革の進め方について意見交換。冒頭、あいさつに立った森幹事長は「新進党は通常国会で『連立政権は行革ができない』ということで(内閣)不信任案を出す、という話も伝わっている」と、新進党の倒閣戦術をずばり予測しながら、行革の必要性を強調。河野総裁も「自民党は、国鉄民営化などで幾多の実績を持っている」と協力を求めるなど、そろって「行革断行」の大合唱。しかし最近、自民党に対して出始めている「族議員復活」との批判をかわすためでは、と皮肉る向きも。《共同通信》

【イスラエル・ラビン首相】慶大で講演

来日中のイスラエルのラビン首相は14日、東京都港区の慶応大三田校舎を訪れ、学生約120人を前に特別講演した。

同首相は講演で「3年前、かすかだった平和という汽笛の音は確実にこちらに向かってきている。イスラエルは和平を推し進めているが、話し合いを破壊しようとする人がいるのが最大の障害だ。多くのリスクを背負わねばならないと思うが、われわれは必ず平和に到達する」などと述べ、中東和平実現への強い意気込みを示した。

日本やアジアと中東とのかかわりについても「地球の反対側に位置しているが、世界はますます小さくなっており、さまざまな面で中東和平実現への過程に重要な役割を持っていると思う」などと語った。

この後、質疑応答が行われ、「パレスチナ国家樹立の可能性は」などという学生の質問に対し、首相は「なぜ(自分が)ノーベル平和賞を受賞したのかよく分からないですが」などと時折冗談を交えながらも、質問に具体例を挙げながら答えた。

講演を聞いた文学部二年の女子学生(21)は「難しい問題に直面しながらも、はっきりした理念を持つあたりはさすがですね。カリスマ性を感じました」と印象を話した。《共同通信》



12月14日のできごと