平成2117日目

平成6年10月25日(火)

1994/10/25

【日本政府】ウルグアイ・ラウンド対策大綱を決定

政府は25日朝、緊急農業農村対策本部(本部長・村山首相)を開き、農業農村整備や農家負債軽減、農地流動化など総額6兆100億円の事業のほか、食糧管理制度に変わる新たなコメ管理制度の導入を盛り込んだ「ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策大綱」を正式決定した。

政府、与党が22日未明合意した国内農業対策などを受けてまとめた。政府はラウンド期間中(1995ー2000年度)の6年間で大綱の具体化を目指していく。

大綱決定にあたり、村山首相は「具体的施策の推進に全力を尽くし、日本の農業、農村が21世紀に向け自立を遂げ、持続的に発展できるようまい進する」と語った。《共同通信》



【プロ野球日本シリーズ第3戦】巨人2−1西武

舞台を西武球場に移したプロ野球日本シリーズ、西武ー巨人第3戦は25日夜行われ、巨人が延長十回、2−1で西武を下し、対戦成績を2勝1敗とリードした。

巨人は延長十回、村田真の安打、犠打野選などでつかんだ一死満塁に川相の右犠打で決勝点を奪い、最後は桑田を投入して勝利をつかんだ。四回に追いついた西武は10安打を放ちながら1点だけ。八回無死一、三塁など好機を生かせなかった。

日本シリーズとしては30年ぶりの季節外れのナイターに約3万2000人の観衆が集まった。《共同通信》

【北陸新幹線・第1朝日トンネル】着工

北陸新幹線第1朝日トンネル東工区工事の安全祈願祭は25日、富山県朝日町境の坑口で行われ、北陸新幹線では金沢—石動間の新倶利伽羅トンネルに続いて本格的な工事が始まった。

式には宝賀富山県副知事、中川同県議会副議長、魚津同県朝日町長をはじめ、須賀武鉄建公団北陸新幹線第二建設局長、工事請け負いの清水・大豊・加賀田特定建設工事企業体関係者ら約100人が出席、クワ入れ、カマ入れなどで工事の一安全を祈った。

第1朝日トンネルは延長5160メートルの山岳トンネルで、工事命令が出ている糸魚川―魚津間では新親不知トンネルに次いでの工事となる。同区間では富山県側初の工事で、今回着手するのは東工区4200メートルのうち富山県側の1700メートルとなる。工事費約24億円で、平成8年の完成を目指す。《北國新聞》

【富山県高岡市】主婦誘拐は狂言

高岡市で主婦(27)が男に連れ去られたと届け出た誘拐容疑事件で県警捜査一課と高岡署は25日、主婦の自作自演の狂言だったと断定、この主婦に厳重注意し、捜査を打ち切った。同署は、保護された時の主婦の態度や事情聴取の際に不自然な点が認められたことから、さらに詳しく証言の裏付けなどを取っていたところ、25日になって主婦が狂言であることを認めた。

調べでは、主婦が夫の気を引こうと22日未明に一人で外出して滋賀県の名神高速黒丸パーキングエリアまで車を走らせ、夫に助けを求めた。聴取に対し、主婦は「大変ご迷惑を掛けて申し訳なく思っています」と話している。《北國新聞》



10月25日のできごと