平成2086日目

平成6年9月24日(土)

1994/09/24

【玉沢防衛庁長官】ザイール・ゴマ入り

玉沢防衛庁長官は24日午前(日本時間同日午後)、ルワンダ難民救援で前日現地入りした陸上自衛隊先遣隊の激励と難民キャンプ視察のため、民間機でゴマ入りした。

同長官はゴマ国際空港で記者団に対し、周辺で活動中の非政府組織(NGO)のメンバーに危険が差し迫った場合「関係者の身を守るため、武器を使用することも、状況によってはあり得る」と発言。自衛隊員が自己防衛以外にも武器を使用する可能性があることを示唆した。

また、隊員が武器を使用する可能性については「自分の身を守ることには(使用する)」と述べ、治安状況が悪化した場合には、銃を発砲するケースがあり得るとの認識を示した。

同空港でムディマ国防相らザイール軍将兵や駐留するフランス軍副司令官らの出迎えを受けた玉沢長官は、ザイール軍兵士を閲兵した後、陸自先遣隊隊長の那須誠一佐に「ご苦労さま」とねぎらいの言葉を掛けた。

その後、空港内で同国防相と会談。国連難民高等弁一務官事務所(UNHCR)の現地担当者の案内で、ゴマ西部のムグンガ難民キャンプを視察した。長官はその後モブツ・ザイール大統領に会うため、ゴマ空港からザイール西部)バドライトの大統領私邸に向かった。《共同通信》



【宮沢りえさん】手首を「けが」

24日午前5時10分ごろ、京都市中京区堀川通の京都全日空ホテルで、宿泊していた人気タレントの宮沢りえさん(21)が手首から血を流して倒れているのを従業員が見つけた。宮沢さんは救急車で病院に運ばれ、関係者によると左手首を約5センチと左手親指のつけ根をわずかに切るけがで、全治一週間程度という。

宮沢さんはこの日開幕の京都国際映画祭に出席するため京都を訪れていた。同日午後2時からの映画祭オープニングセレモニーには欠席したが、午後7時からのレセプションには元気な姿をみ見せ報道陣の問い掛けに「こけちゃったんです。大丈夫です」と応じた。

中立売署の調べでは、宮沢さんは同日午前4時前、全日空ホテルに予約なしでチェックインした。約1時間後、外部からの男性の電話の依頼で従業員が様子を見にいったところ、宮沢さんが外出着のままベッドに倒れていた。バスルームにガラスコップの破片と血の跡があった。宮沢さんの母、光子さん(45)は「コップを持って転んだ」と話しているという。《共同通信》

【大相撲秋場所14日目】大関貴ノ花、2場所ぶり6度目の優勝

大相撲秋場所14日目(24日・両国国技館)大関貴ノ花が千秋楽を待たずに2場所ぶり6度目の優勝を決めた。貴ノ花は琴の若を寄り切って土つかずの14連勝をマーク。1差で追っていた貴ノ浪、若ノ花の両大関が相次いで敗れたため、優勝が決まった。貴ノ花の優勝はいずれも東京開催の場所で、今年は初、夏、秋の3場所すべてを制した。若ノ花を倒した関脇武双山は12勝目、大関武蔵丸は10勝4敗。2敗目を喫した若ノ花の場所後の横綱昇進は絶望となった。22歳1力月の貴ノ花は、千秋楽の舞の海戦に大鵬の22歳11カ月を上回る史上最年少の全勝優勝達成を懸ける。《共同通信》

【明治大学】村山首相に名誉博士号

村山首相は24日午後、東京都内のホテルで開かれた母校、明治大学主催の首相就任祝賀会で名誉博士号を授与された。明治出身の政治家では故三木武夫元首相に次いで2人目。

昭和21年に専門部を卒業した首相は「戦争中で勉強もしていないのに名誉博士号をいただき恐縮しきっている。尊敬していた三木元首相の志を継いで(政界を)浄化していくのが役割と思い、頑張っていきたい」とあいさつした。

祝賀会では岡野加穂留学長から「女子学生は泣いている。就職を何とかしてほしい」と注文を待けられ、苦笑する場面もあったが、最後には同学長らと肩を組んで校歌を斉唱した。

首相公邸に戻った首相は「母校は心が通じ合っているからありがたいもんじゃ」と、感謝を連発。ここ数日、税制改革をめぐる与党間調整で緊張の日々が続いていただけに、久しぶりにリラックスできたようだった。《共同通信》

【ハイチ】武装集団、米軍に発砲

ハイチのカパイシアン市で24日夕、パトロール中の米海兵隊部隊に向け発砲があり、米兵が応戦した。この銃撃戦でハイチ人9人が死亡、米兵1人が負傷した。米軍が19日に進駐して以来、戦闘に巻き込まれ、死者が出たのは初めて。

米軍によると、発砲があったのは午後7時ごろで、まず4人の武装した男が、警察署から飛び出して銃撃戦になったという。死亡した9人が警察官かハイチ軍部支持派かは不明。

このため、米軍は同市北西部を封鎖。警察署前の現場は支援に駆け付けた武装兵員車の投光機で照らされており、現場指揮官のハートレー中佐が平静を保つよう部隊に指示したという。《共同通信》



9月24日のできごと