平成2079日目

1994/09/17

この日のできごと(何の日)

【ルワンダ難民救済国際平和協力隊】空自先遣隊が出発

自衛隊の「ルワンダ難民救援国際平和協力隊」の第一弾として航空自衛隊の先遣隊23人が17日朝、民間航空機で名古屋空港からケニアのナイロビに向け出発した。18日に現地入りし、本隊の受け入れ準備にあたる。国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく自衛隊の海外派遣はカンボジア、モザンビークに次いで3度目だが、人道的国際救援活動としての派遣は初めて。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【全日本テニス】神尾米選手が初優勝

テニスの第69回IBM全日本選手権第9日は17日、東京・有明テニスの森公園で行われ、女子シングルス決勝は第2シードの神尾米(ブリヂストンスポーツ)が6−3、6−1で第5シードの宮内美澄(デュポン)を破り初優勝。賞金500万円を獲得した。

国内ランク4位で22歳の神尾は、安定したストロークで宮内のネットプレーを封じて完勝。初戦から6試合すべてストレート勝ちし、8度目の出場で日本一の座に就いた。

男子シングルス準決勝では、第1シードの金奉洙(プリンスホテル)が本村剛一(新日本建設)にストレート勝ち。2年連続優勝を目指す第5シードの増田健太郎(荏原SSC)は、トーマス島田(フリー)を破って決勝へ進出した。混合ダブルスは佐々野裕美(豊田自動織機)佐々野健一(協和発酵)組が初優勝した。《共同通信》

【大相撲秋場所】7日目

大相撲秋場所7日目(17日・両国国技館)4大関は安泰。若ノ花は厳しい相撲で智ノ花を押し出し、貴ノ花は動き回る春日富士を落ち着いて押し出しともに7戦全勝。前日不覚を取った武蔵丸はパワーで寺尾を圧倒し2敗をキープ、貴ノ浪は豪快な取り口で1敗を守った。関脇同士の一番は武双山がタイミングのいい引き落としで貴闘力を破り7連勝。平幕で1敗だった魁皇と大翔鳳は敗れた。この日の結果、幕内は若ノ花、貴ノ花、武双山の3人が勝ちっ放し。1敗で貴ノ浪が追う展開となった。十両は若翔洋ら4人が5勝2敗で並んでいる。《共同通信》

【武村正義蔵相】地方消費税で打開策

武村蔵相は17日京都市内のホテルで講演し、税制改革の中で大きな焦点となっている地方消費税問題について「地方税法の中に地方消費税の規定を設け、徴収は国税局に委託するという方法があり、真剣に詰めてもらっている」と述べ、徴収を地方自治体が国に委託する形で、導入に向けて最終調整を図りたい考えを表明した。

地方消費税をめぐっては、積極的な導入を主張する自治省に対して大蔵省が税の性格付けの問題などから導入に反対、政府内での調整が難航している。蔵相の発言は、与党の税制改革大綱取りまとめが大詰めを迎えている中で、こうした対立の打開策として示されたものだ。

現行の消費税は、国が徴収した税収の20%を消費譲与税という形で地方自治体に配分する仕組みとなっている。自治省は、地方分権の推進のためこの消費譲与税分を地方消費税として都道府県が独自に徴収するよう提案している。

これに対し蔵相は「自治省の言い分は分かるが、一部が地方で多くが国の消費税となるのは大変ややこしくなる恐れがある」と指摘。「名も実もとって(徴収も都道府県がやる)完全な地方消費税でやるのは納税者の立場に立つと難しい」とし、徴収を国に委託すれば混乱なく地方消費税が導入できるとの考えを強調した。《共同通信》

【武村正義蔵相】「新・新党構想は単なる数合わせ」

「まとまればいい、数さえあわせていけばいいというのは果たしてうまくいくのだろうか」新党さきがけ党首の武村蔵相は17日の京都市内の講演で新生、公明など旧連立与党会派が進めている新・新党構想を、政策を軽視した単なる数合わせであると厳しい口調で批判した。《共同通信》



9月17日 その日のできごと(何の日)