平成1901日目

1994/03/23

この日のできごと(何の日)

【日教組】社会党1党支持見直し

社会党の有力支持労組である日教組の臨時大会が23日、東京・神田駿河台の全電通会館で開かれた。

横山英一委員長は小選挙区比例代表並立制の下での選挙協力について「社会党を軸に質の高い選挙協力が可能となる方策を執行委員会で検討、次期定期大会に提案したい」とあいさつ、社会党1党支持を見直し、他党候補を含めた選挙協力を考えていることを初めて公式に明らかにした。

同委員長は「自民党とその亜流の復権を許さず、連立政権を支える立場に立つ」と述べ「社民・リベラル」勢力中心の選挙協力を目指していることも明らかにした。また教育問題については「今秋をめどに教育の地方分権についての具体的提言をまとめるため、検討作業を始めたい」とした。《共同通信》

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【フジ系連続ドラマ・夏子の酒】最終回

【大相撲春場所】11日目

大相撲春場所11日目(23日・大阪府立体育会館)関脇琴錦が新大関武蔵丸のはたきに敗れ1敗がいなくなり、2敗で横綱曙、貴ノ花、貴ノ浪の2大関、琴錦、平幕の安芸ノ島、貴闘力の6人が並んだ。武蔵丸は勝ち越し決定。曙は若翔洋を突き出し、貴ノ花は琴の若に寄りで快勝。貴ノ浪は北勝鬨を寄り切った。新小結の大善は栃乃和歌の寄りに屈し負け越しが決まった。十両は敷島が2敗を守り単独トップ。《共同通信》

【北海道拓殖銀行】1円減配

巨額の不良債権償却を迫られている北海道拓殖銀行は23日までに、1994年3月期(1993年度)の期末配当をこれまでの3円50銭から1円減配する方針を決めた。多額の償却で大幅な減益決算が避けられないためで、都市銀行の減配は極めて異例の措置。今後、横並び意識の強かった他の銀行の配当方針が注目される。

拓銀の減配方針によって本年度の年間配当は7円か一ら6円に減り、来年度は中間期も含めて2円減配の5円になる見通し。同行は減配に併せ役員賞与の返上や人員体制の見直しなどを含む本格的なリストラクチャリング(事業の再構築)に踏み切り、経営体質改善に向けた決意を示す。《共同通信》

【細川首相の疑惑に対する調査特別委員会】初会合

自民党の「細川首相の疑惑に対する調査特別委員会」(松永光委員長、13人)は23日午後、国会内で初会合を開き「徹底した資料収集、真相解明を速やかに行い、予算委で追及、これまでの首相の答弁の嘘を証明していく」との基本方針を確認した。《共同通信》

【政界談話室】

○…武村官房長官は23日午後「中小企業総決起大会」に途中から出席。あいさつ中の自民党の田村元・元衆院議長がこれを見つけて「最近この人を好きになった。官房長官でありながら、細川首相やヤミ将軍と堂々とけんかしている。拍手を送りたい」。続いて立った武村氏は「おしかりのようなお褒めのような言葉を頂いた」と苦笑い。「首相とは仲良くやっているつもりだ。最近は奥さん役もモノを言うが、私はお仕えするのに専念しているつもりだ」とつもりを連発し、首相との仲たがいは首相の心変わりが原因だと言わんばかり。

○…新生党の船田元氏はこの日が新任政務幹事としての初仕事。いまだに来年度予算案の審議入りのめどは立たず「最初から波が高いですね。早く乗り越えなければ」と勇んで与党政務幹事会が予定されていた国会の常任委員長室のドアを開けたが、中は空っぽ。予定より1時間早く来てしまったことが分かり意欲も空回り。政務幹事会では先輩幹事らに頭の下げ通しで、会議後は「実務的で、スピーディーな会議という感じだった」と、ひたすら座長の野坂社会党国対委員長を気遣うなど、こわもての小沢代表幹事とは違うソフトさをアピール。《共同通信》



3月23日 その日のできごと(何の日)