1994 平成6年3月18日(金)のできごと(何の日)

平成1896日目

平成6年3月18日(金)

1994/03/18

【江崎グリコ・江崎勝久社長】誘拐事件時効を前に会見

18日で発生から11年目に入ったグリコ・森永脅迫事件(警察庁指定114号)で江崎勝久・江崎グリコ社長が同日午前、大阪市西淀川区のグリコ本社で会見。

一連の事件の発端になった同社長身代金目的誘拐事件の公訴時効(10年)が成立する21日午前0時が目前に迫ったことについて「時間は止められないが、まだすべて(の事件が)時効になるわけではない。何とか解決のめどをつけてほしい」と心境を語った。《共同通信》



【自民党】細川内閣「倒閣」鮮明に

自民党は18日午前の役員会で、細川首相の佐川急便からの1億円借り入れ疑惑やNTT株購入疑惑を究明するための「細川首相の疑惑に関する調査特別委員会」を河野総裁の直属期間として設置することを正式に決めた。

同委員会では、首相の疑惑解明に向けた調査活動を展開し、国会審議を通じて首相を追及する方針。《共同通信》

【細川護熙首相】借金問題「予算委開かれれば説明」

細川首相は18日、佐川急便からの1億円借金をめぐる野党側の衆院予算委員会への新資料提出と証人喚問要求について「私の方からは出せるものは出しています。これまでにも誠心誠意お答えしていますから、出せと言われても(難しい)」と、拒否した。

ただ首相は「予算委員会を開いてもらえれば、お話しできるものはお話しするつもりです」と述べ、予算委員会が開会されれば、答弁で疑惑解消に向け新たに説明の用意があることを示唆した。首相は自分の元秘書の証人喚問に関し「民間の方を次々に呼んでやるというのはいかがか。そういう前例を開くことは慎まなければならない」と述べた。《共同通信》

【政界談話室】

○…細川首相は18日、首相官邸でリレハンメル五輪女子フィギュアスケート銅メダリストの陳露選手(中国)の表敬を受けた。同選手に同行した山口敏夫衆院議員が「首相に転ばない方法を教えてください」と水を向けると、同選手は「転ぶことを恐れず、思い切ってやることです」とアドバイス。首相はその後、記者団に「そうなんでしょうかね。ありがたく拝聴しました」と半信半疑の様子。1億円借金疑惑に加え、この日の民放の世論調査で支持率が初めて50%を割り込んだという暗い情報もあり、首相としては転ばぬ先のツエが欲しいところ。

○…自民党の小里国会対策委員長は、この日の記者会見で「細川首相は政争物語に熱心」と、大会派構想をめぐり、永田町にまたもごたごたを巻き起こしている首相の姿勢をばっさり。政界を新・新党結成絡みの疑心暗鬼にまで陥れ、混乱させているのは「将来の政変、政争に狂奔する姿」と非難した。「悪いとは言わないが」と前置きしたものの、「(予算という)目前の問題を解決するため、内閣を総指揮しなければならない立場」と注文。「首相自身の問題で国会に重大な迷惑を掛けていることを理解してほしい」と、最後まで荒い鼻息。《共同通信》

【大相撲春場所】6日目

大相撲春場所6日目(18日・大阪府立体育会館)新大関武蔵丸は平幕の魁皇に敗れ初黒星。関脇琴錦が新小結大善を下して6戦全勝で単独トップ。横綱曙は好調の寺尾に快勝、大関貴ノ花は新関脇武双山を退けともに1敗を守った。新大関貴ノ浪は大翔鳳を寄り切り5勝1敗。しかし、大関若ノ花は智ノ花のすくい投げに不覚をとり3勝3敗。十両は敷島が6連勝している。《共同通信》

【ポルテ金沢、御旅屋セリオ】オープン

金沢駅前第一地区再開発ビル「ポルテ金沢」の商業施設と、高岡市御旅屋第一街区再開発ビル「御旅屋セリオ」が18日午前、同時にオープンした。いずれも大和(金沢市)を核店舗に地区の商業集積を高める。

JR金沢駅前の新しい顔となる地上30階建て、日本海側一の高さ130メートルを誇るポルテ金沢と、商都・高岡の復活を旗印に掲げる御旅屋セリオの船出は、消費不況といわれる北陸全体の商業環境に刺激を与えるとみられている。 平成3年2月に着工したポルテ金沢は、金沢駅正面の7650平方メートルの敷地に、地下2階、地上31階、延べ床面積約6万1000平方メートルの規模で完成した。

ホテル日航金沢をキーテナントに、オフィス、商業施設、飲食街、銀行支店などが入る複合ビルとして、金沢駅前周辺の商業集積を高める。 同ビル内のトップを切って開業した商業施設は、地下1階から地上3階までの約5060平方メートルが充てられ、大和の新店「ポルテ大和」を核に、21の専門店が入る。

午前10時からオープニングセレモニーがあり、関係者がくす玉を割って開業を祝った後、開店を待ちかねた若い女性らがどっと詰めかけ、お目当ての商品を品定めした。

御旅屋セリオは地上9階、地下1階、売り場面積は約2万平方メートルで富山県内最大規模を誇る。大和のほか25の専門店が入り、金沢、富山に挟まれ地盤沈下が続いた高岡市にとっては待望久しい大型商業施設の誕生となる。

同日は午前7時ごろからオープンを待ちわびる市民が列を作り、開店前には約1000人の長蛇の列が同店を取り巻いた。午前10時からオープンセレモニーがあり、テープカットのあと店内に流れ込んだ人波はまたたく間に各フロアを埋めた。《北國新聞》



3月18日のできごと

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