平成1887日目

平成6年3月9日(水)

1994/03/09

【自民党・中村喜四郎前建設相】離党

自民党の中村前建設相は9日午前、弁護士を通じ粕谷幹事長代理に離党届を提出、受理された。離党の理由は「一身上の都合」としているが、党への影響に配慮したものとみられている。《共同通信》

衆院議院運営委員会は9日午後、委員会、理事会を秘密会で開き、中村喜四郎前建設相の逮捕許諾請求に関して法務省側の説明を受けるとともに対応について協議した。しかし、自民党側が関係者の調書提出などを要求したため、10日午前、改めて理事会を開き、調書の骨格部分の口頭説明を聞くことになった。《共同通信》



【細川護熙首相】カンボジアの復興支援を約束

細川首相は9日午後、カンボジアのラナリット第一首相、フン・セン第二首相と首相官邸で面会した。首相はカンボジア復興に「積極的に関与し、できる限りの協力をしたい」と表明した。《共同通信》

【政界談話室】

○…細川首相は9日午前、国会内で記者団から、日本新党の新執行部に首相が超党派勉強会をつくるよう指示したとされる問題を聞かれると、「いえ、(新執行部が)勉強会をやりたいと言うので、やってくださいと言っただけです」と、自分の考えではないことを強調。同席者の話と食い違う説明に、記者団が再度確認を求めると、今度は「(指示は)してません」と厳しい口調で否定した。首相の連立与党統一会派構想が与党内の路線論議を刺激、内閣改造問題をめぐる内紛に拍車を掛ける結果になった直後だけに、政界再編につながる話題はもうこりごり?

○…日本新党の新しい代表幹事に就任した松岡満寿男氏はこの日、記者団との懇談で、祖父の松岡洋右氏が昭和15年、第二次近衛文麿(細川首相の祖父)内閣で外相に就任したことを指摘されると「祖父たちが厳しい時代に力を合わせたというのは歴史的事実。50年以上を経て巡り合わせたのは奇妙なご縁があるのかも」としんみり。もっとも国際連盟脱退から第二次世界大戦へ突入した暗い時代が頭をよぎったのか、「近衛首相は軍部に対して何も言えなかった」「今度はあのような結果にならないように」とコンビ復活のイメージアップに懸命だった。《共同通信》

【ドイツ】法廷で判事ら殺傷

ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン州のオイスキルヘンで9日、裁判に出廷した被告の男が突然、銃を乱射した上、爆弾を爆発させ、少なくとも判事ら6人を殺害、7人に重傷を負わせた。

警察当局によると、犯人は旧ユーゴスラビア出身の男。傷害罪で80マルク(約5000円)の罰金刑を言い渡されて法廷を出た後、すぐに戻り、裁判官や傍聴人に向かって銃を乱射。さらにリュックサックから取り出した爆弾を投げつけた。男は爆発で法廷外に飛ばされ死亡した。動機などは不明。《共同通信》



3月9日のできごと