1993 平成5年11月15日(月)

平成1773日目

平成5年11月15日(月)

1993/11/15

【プロ野球・FA】初年度は5選手が宣言

フリーエージェント(FA)宣言は15日、締め切られた。有資格者は60人いたが、同日の申請はなく、宣言したのは巨人の駒田徳広(30)、槙原寛己(30)、中日の落合博満(39)、阪神の松永浩美(33)、オリックスの石嶺和彦(32)の5選手。選手会の強い要望で導入されたFA制度だが、初年度は5人の宣言にとどまった。

27日までは元の球団との占有交渉期間となっているが5選手とも移籍を希望しており、28日から解禁される他球団との交渉で来季の契約を結ぶものとみられる。この場合の新年俸の上限は旧年俸の1.5倍となる。《共同通信》



【大相撲九州場所】9日目

大相撲九州場所9日目(15日・福岡国際センター)前日初黒星を喫した横綱曙は平幕の貴闘力をはたきこみに破り6勝目を挙げ、勝ち越しを決めた。大関陣は、貴ノ花が舞の海を寄り倒して5勝4敗とし、白星を先行させた。若ノ花は大翔鳳を下して2敗を守った。しかしかど番の小錦は関脇琴錦の右下手投げにもろくも敗れ、3連敗で4勝5敗となり黒星が先行。関脇陣3人はそろって勝ち7勝2敗。この結果、幕内は1敗の曙を1差で若ノ花と貴ノ浪、琴錦、武蔵丸の3関脇と平幕の魁皇の5人が追う展開。十両は朝乃若、旭豪山の2人が7勝2敗で並んだ。《共同通信》

【細川護熙首相】自民党・河野洋平総裁と会談

政治改革法案の修正法案をめぐって大詰めの協議を行うため、15日午後11時40分過ぎに細川首相と自民党の河野総裁のトップ会談が開かれた。細川首相はトップ会談で、社会党が首相に一任したのを受けて修正の焦点である小選挙区比例代表制の定数配分問題で自民党案の「小選挙区300」に大きく歩み寄るなどの妥協案を示し、一気に与野党折衝に決着をつけ、18日の衆院本会議で修正案の採決を目指す方針だ。

これに対し河野総裁は、比例代表の選出単位や政治家への企業・団体の献金禁止問題など他の法案の骨格部分についても連立側の譲歩を引き出すため徹夜交渉の構えを見せており、与野党攻防はぎりぎりの局面で緊迫の度を深めた。《共同通信》

【EC・プリタン副委員長】コメで譲歩期待

欧州共同体(EC)のブリタン副委員長は15日、都内で記者会見し、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)での日本のコメ市場開放問題について「日本にとってデリケートな問題だが、解決不可能とは思わない。世界は何を望んでいるか日本が理解しなければ、新ラウンド全体が沈没する」と述べ、日本側の譲歩に強い期待を表明した。

副委員長は、日本に包括的関税化受け入れを求めるECのこれまでの主張に変化はないとした上で「たとえ国内で人気を落としても、コメで何か行動するなら長期的に必ず評価されるはず」と話し、細川政権の政治決断を重ねて促した。

一方、北米自由貿易協定(NAFTA)の米議会批准の採決結果が新ラウンド交渉に与える影響には「否決されても新ラウンドは成功させなければいけないが、可決される方がより交渉は容易になる」と語った。さらに、22日に予定しているカンター米通商代表との会談は「大変重要だ」と強調し、今後の新ラウンド交渉の節目になるとの考えを示した。《共同通信》

ブリタン副委員長は15日、熊谷通産相と会談し、ウルグアイ・ラウンド推進のため、7月の四極通商閣僚会議で合意した医薬品など八分野の関税相互撤廃の完全実施を呼び掛けると同時に、皮革製品、農産加工一品の関税引き下げや金融サービスの市場開放を求めた。

熊谷通産相はECが10月末に示した関税引き下げ提案について「(引き下げの前提として)多くの条件が付いている上、日本向けの関税引き下げ率が米国・カナダ向けに比べ小さく差別的だ」と不満を表明。日米が関税相互撤廃を提案しているエレクトロニクス製品に関しECが積極的な対応を示すことを要求した。日本の皮革製品に関しては「日・ECが協議する中で決着させたい」と述べるにとどめた。《共同通信》



11月15日のできごと

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