平成1569日目

平成5年4月25日(日)

1993/04/25

【競馬・第107回天皇賞】ライスシャワーが快勝


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競馬の第107回天皇賞は25日、11万人の観衆が詰めかけた京都競馬場の3200メートル芝コースに15頭が出走して争われ、二番人気のライスシャワー(的場均騎乗)が3分17秒1のレコードタイムで勝ち、賞金1億3000万円を獲得した。ライスシャワーは重賞3勝目。メジロマックイーンの春の天皇賞三連覇は成らなかった。騎乗した武豊騎手も3週連続GI優勝を達成できなかった。

レースはメジロパーマーが先行。4、5番手にいたライスシャワーが直線に入ったところで、先頭に立っていた一番人気のメジロマックイーンを鋭い末脚でかわし、2馬身1/2差をつけて快勝した。3位にはメジローパーマーが入った。飯塚好次調教師、的場騎手はこのレースともに初勝利。

11万人の大観衆が埋め尽くしたスタンドに歓声とため息が渦巻いた。25日、京都競馬場で行われた天皇賞は、メジロマックイーンがライスシャワーに足元をすくわれ、春三連覇の偉業は吹っ飛んだ。

予兆は、発走前にあった。枠入りを二度、三度と嫌った。単勝1.6倍と、断然の一番人気に推された馬だけに、場内も騒然。安どするファンの拍手の中でスタートを切ったが、直線で差され2馬身1/2差の2着と敗れ去った。 3週連続GIレース勝利を逃した武豊騎手は「相手が一枚上でした。手ごたえから、差し返す自信はなかった」と淡々とした表情。売り上げは同レースレコードの約442億円。数々の話題を持つ本命が敗れ、場内の興奮はなかなか冷めなかった。《共同通信》



【天皇陛下】植樹祭でお言葉

「育てよう地球の緑豊かな未来」をテーマに第44回全国植樹祭が25日、天皇、皇后両陛下を迎え沖縄県糸満市で開かれ、た。会場の糸満市米須・山城地区は、太平洋戦争末期の沖縄戦で最後の激戦地となった丘陵地帯。

式典には大会会長の桜内義雄衆院議長、林業関係者ら全国から約1万人が参加。開会直後、植樹祭では初めて参加者が戦没者に1分間の黙とうをささげるなど随所に沖縄らしさが見られた。

大田昌秀知事が「去る大戦で尊い人命と緑豊かな自然を失いました。最後の激戦地となったこの場所で、緑の祭典が催されることは感無量です」とあいさつした。

国土緑化功労者らの表彰の後、天皇陛下が「先の戦争で森林が大きく破壊され、多くの尊い命が失われました。この度の植樹祭が戦争により焦土と化したこの地域で行われることを、非常に意義深いことと思います」とお言葉を述べられた。

続いて天皇陛下は沖縄の県木の琉球松を、皇后さまは那覇の市木のフクギの苗木を3本ずつ植え、お2人でイヌマキとカンヒ桜の種をまかれた。この後、参加者も記念植樹した。

会場では柳踊りなどの琉球舞踊が披露された。沖縄県での植樹祭は、会場としていったん名護市の地区が決まったが「緑豊かな地帯の木を伐採して会場を造るのは疑問」との県民らの指摘で、糸満市に変更した。全国植樹祭は毎年開かれているが、今回の沖縄県で全国一巡した。《共同通信》

【京都】仁和寺など4寺社で同時ゲリラ

25日午前3時半ごろ、京都市東山区粟田口の青蓮院、右京区御室の仁和寺、左京区大原の三千院、伏見区横大路の田中神社から相次いで出火、青蓮院の茶室と田中神社の拝殿が全焼し、仁和寺の金堂(国宝)などや三千院の往生極楽院(重文)の一部が焼けた。けが人はなかった。

青蓮院の東伏見慈洽門主が皇太后の実弟に当たるのをはじめ、いずれも皇族ゆかりの寺社。同市内では24日夜にも旧華族らの親ぼく団体の施設と太秦署の派出所で爆発が起きており、京都府警は天皇の沖縄訪問、植樹祭出席に反対する過激派による植樹祭当日を狙った同時多発ゲリラ事件とみて捜査している。《共同通信》

【宮沢喜一首相】旧東側諸国への積極的支援を表明

宮沢喜一
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宮沢首相は25日午前、旧ソ連・東欧諸国の支援のための東西経済・貿易相会議であいさつし「旧東側諸国の経済改革のためには企業経営者の育成、中小企業に必要な技術やノウハウの取得、国際的な貿易、投資、技術交流など諸外国との連携が必要」と述べ、ミクロ経済面から旧東側諸国を積極的に支援していく姿勢を示した。

首相は国際社会の直面する最も重要な問題として旧東側諸国の経済改革の推進を指摘、「先進国は旧東側諸国の自助努力のための支援に確固たる決意を有している」と強調した。《共同通信》

【ゴルフ・飯合肇選手】今季2勝目

ダンロップ・オープン・ゴルフ最終日(25日・茨城GC西=7052ヤード、パー72)プロ16年目の39歳、飯合肇が通算13アンダ―の275で優勝、開幕戦に次ぐ今季ツアー2勝目で通算6勝目を挙げた。飯合は賞金1800万円を加算し今季の獲得賞金額を早くも自己最高の5000万円の大台に乗せた。

飯合は、強風の中でもショットが好調で5バーディー、2ボギーの69にまとめ、終盤混戦から抜け出した。2打差の2位は高橋勝成、ケビン・ウェントワース(米国)の2人。さらに1打差の4位に片山晋呉(日大)が入り、アマチュアの大会史上最高位を記録した。中島常幸、尾崎直道は通算8アンダーの6位、川岸良兼は67をマークしたものの28位に終わった。 アジア・ツアー(全9戦)は、これが最終戦でプライアン・ワッツ(米国)が総合優勝した。

日大三年の片山がアマチュアでは大会史上最高の4位に入る大健闘。「最高です。自分のゴルフができた」と手放しで喜んだ。 この日は4バーディー、1ボギーの69。四日間合計でわずか5ボギーに抑えられたのは1月からアプローチの練習を徹底的にやった成果という。一昨年の日本アマ3位で、昨年の日本アマ・マッチプレーに優勝。今回の成積を「いい自信になった」と言う20歳の若者は「次は日本アマのタイトルを取って、世界アマに出るのが目標」と抱負を話した。《共同通信》

【F1・サンマリノGP】プロスト制す

自動車フォーミューラワン(F1)の今季第4戦サンマリノ・グランプリ(GP)は25日、ボローニャ近郊のイモラで行われ、ウィリアムズ・ルノーのアラン・プロスト(フランス)が1時間33分20秒413で優勝した。第1戦の南アフリカGPに続いて今季2勝目、自己の持つ最多優勝記録を「46」に伸ばした。

第2、3戦連勝のマクラーレン・フォードのアイルトン・セナ(ブラジル)はプロストに約3秒遅れの二番手に付けていた43周目にスピン、リタイアした。

鈴木亜久里(フットワーク無限)は10秒間停止のペナルティーを課せられ、7周遅れの9位。片山右京(ティレル・ヤマハ)は中盤リタイア、4戦連続の途中棄権となった。

小雨上がりのぬれた路面でスタート。ウィリアムズ・ルノーのデーモン・ヒル(英国)がトップに立ち、セナが続き、ポールポジションから出たプロストは三番手に下がった。好天用のタイヤへの交換に各選手がピットインした直後、プロストがトップに立ち、そのまま逃げ切った。ヒルは21周目にリタイアした。《共同通信》



4月25日のできごと