平成1475日目

平成5年1月21日(木)

1993/01/21

【社会党・小林正参院議員】離党届提出

社会党離党の意向を示していた小林正参院議員(59)は21日、同党神奈川県本部(加藤万吉委員長)に正式に離党届を提出した。小林氏は同日午後、国会内で記者会見し、党改革の遅れや昨年5月の議員総辞職戦術に対する党幹部の責任の取り方、先の委員長選出劇の不透明さなどへの不満、不信が離党の理由であると表明。発足したばかりの山花体制の出ばなをくじく形となった。

小林氏は同日午前、地元の同党神奈川県本部に離党届を提出、「一時預かり」となっていることについて、「(離党の意思を)覆すことはない」として今後は民主改革連合(旧連合参議」長)に所定したい意向を明らかにした。

小林氏は会見の中で、1989年の初当選以来党改革などに努力してきたが、田辺前執行部が「政権を担う党」としての基本政策の見直しを先送りしたと指摘。特に国連平和維持活動(PKO)協力法の審議に際し、現実的な対案を示さず議員総辞職という強硬戦術をとったことを「だれも責任を取っていない」と批判した。

小林氏の離党は改革路線を掲げる山花新執行部の出ばなをくじいた格好で、社会党にとっては、三井マリ子東京都議の離党に続くダブルパンチ。苦戦必至の都議選、総選挙を控え、水面下では若手議員の一部が日本新党などへのくら替えを模索する動きもあることから、「政党はもっといろいろな動きを統合するリーダーシップを発揮することが必要だ」(川橋広報局長)と早くも山花氏の指導力が問われている。《共同通信》



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【大相撲初場所12日目】大翔山2敗目

大相撲初場所12日目(21日・両国国技館)前日単独トップに立った平幕の大翔山が2敗目を喫し、2敗を守った大関曙と首位に並び、これを大関小錦、関脇貴花田、平幕の浪ノ花の三人が1差で追う展開となった。大翔山は若花田の押しに完敗。曙は関脇武蔵丸を右上手投げで破った。貴花田目は小錦に右上手投げで逆転勝ちした。十両は蒼樹山と朝乃涛が9勝3敗でトップ。《共同通信》

【宮沢りえさん】米・クリントン大統領と対面

日本テレビの特別番組のリポーターとしてワシントン入り、米大統領就任式を取材していた女優の宮沢りえさんが21日、ホワイトハウスでクリントン大統領と握手し、念願の対面を果たした。りえさんはクリントン氏が大統領就任後、初めて会った日本人とみられる。《共同通信》

【宮沢喜一首相】クリントン大統領就任演説「意欲に満ちた演説」

宮沢首相は21日午前、クリントン米大統領の就任演説について記者団の質問に答え「中心になる考えは『アメリカの再生』であり、冷戦後の世界におけるアメリカのリーダーシップや内政について述べられた。われわれの言う変革とも似ている発想かと思うが、決意を明確に述べ、アメリカ国民の参加と『厳しいことがあるかもしれぬ』と犠牲も求められ、意欲に満ちた演説とうかがった」と感想を述べた。《共同通信》

【後藤田正晴法相】改憲論を批判

後藤田法相は21日、都内のホテルで講演し、与野党から提起されている憲法改正論議について「まだ、政治課題として取り上げるのは時期が早過ぎるのではないか」などと慎重論を述べ、真っ向から批判した。

法相は「(日本が)国際貢献、国際的責任を果たすという道はいくらでもある。それがため日本の過去四十数年間、今日まで過去の戦いの反省の上に立ち、新しい国家理念で今の日本というものを築いてきた。大変な成果だったと思う」と憲法理念を評価した。その上で「憲法改正が前提となっての憲法論議というのはまだ早いのではないか」と、憲法協議機関設置に反対の意向を表明した。《共同通信》

【政界談話室】二世議員で若返り?

○…宮沢首相は21日、戦後生まれ初のクリントン米大統領誕生の話の中で「自民党はうまく二世議員が出てきて現実的に若返っている。野党はそれがうまくできない」と若返りでは自民党の方が上と言わんばかり。クリントン新大統領と同じ戦後世代の閣僚は中村建設相と船田経企庁長官の2人で、ともに二世議員。自らも二世議員の首相は「二世議員はあれで若返っているようだ」と、とかく批判される二世を擁護。しかし73歳の首相にとって若返りの話は楽しくないのか「みんなでいい人を選べば…」と最後はお茶を濁すばかり。

○…自民党羽田派幹部の小沢元幹事長は、珍しく朝のラッシュ時の通勤電車に乗り込んだ。地下鉄新玉川線の駒沢大学駅から半蔵門線の永田町駅までの所要時間14分。ずっと立ったままで「結構込むなあ」と通勤事情の悪さを実感。「大衆の視点を取り入れようということか」との同乗記者の質問に「いや、おれは子供とは乗ることもあるんだ」と強調したものの、政治手法などから大衆性に欠けるとの評価が一般的だけに「だからおれじゃなく(大衆受けのする)羽田さんを代表にしているんじゃないか」と“告白”。《共同通信》



1月21日のできごと