平成1468日目

平成5年1月14日(木)

1993/01/14

【星陵高・松井秀喜選手】巨人軍合宿所に入寮

巨人に入団した松井秀喜選手は14日午前、石川県根上町山口町の自宅を出発し、午後には川崎市内のジャイアンツ寮に入り、「巨人・松井」としてのスタートを切った。紫色のスーツに身を包んだ松井選手は、いよいよ始まる巨人での生活を前に「楽しみです。一軍スタートはうれしい。頑張るしかない」と意気込みを見せ、父昌雄さん(50)、母さえ子さん(42)、兄利喜さん(21)とともに、午前9時15分に自宅を後にした。

小松空港には親類や、地元山口町後援会の人たち、星稜高のチームメートら約50人が見送りに訪れ、星稜高野球部父兄会の林孝子さんから花束が贈られたほか、親類の作った「ガンバレ巨人・松井秀喜選手」の横断幕を背に記念撮影の輪ができた。空港に居合わせたビジネスマンや旅行者ら約30人も大物ルーキーを一囲み、写真撮影や握手を求めていた。搭乗ゲート前では、吉本心義後援会長の発声で万歳があり、松井選手は「期待にそえるよう頑張ります」と述べ、励ましの言葉に手を挙げ笑顔でこたえていた。

松井選手は、15日に個人練習、16日からは新人合同の自主トレーニングに入り、17日に山下智茂星校高野球部監督の25周年記念パーティーに出席のため、いったん帰郷し、2月1日から宮崎キャンプに参加する。《北國新聞》

巨人入団の松井秀喜選手は14日、川崎市内のジャイアンツ寮に入り、「いよいよ始まるなという感じですね」とプロ野球生活の第一歩に決意を新たにした。松井選手は寮に入ると前年のドラフト1位選手で、顔なじみでもある谷口功一選手から声を掛けられ、「よろしくお願いします」とあいさつ。最上階の4階にある自室に入り、部屋の整理をした。食堂で遅い昼食をとった際には、練習を終えた元木大介選手らに「松井君、来たか」と歓迎を受け、さっそく話の輪に加わった。

出発の朝、松井選手は「郷里を離れるのは少し寂しい」と話していたが、父昌雄さん(50)は「しっかりやってくれると信じています」と一段落つきホッとした様子だった。

15日はジャイアンツ球場で初練習し、16日から新人の合同自主トレーニングで本格的に始動する。《共同通信》



【フジ系連続ドラマ・白鳥麗子でございます!】放送開始

【大相撲初場所5日目】曙、貴花田、全勝守る

大相撲初場所5日目(14日・両国国技館)大関曙と関脇貴花田はともに白星を重ね、幕内の全勝はこの2人だけとなった。曙は久島海を左四つからの寄りで圧倒した。貴花田も再小結の隆三杉に右でまわしを引いての寄りで快勝した。かど番大関の小錦は好調の三杉里を落ち着いてさばき、1敗を守った。関脇琴錦は安芸ノ島を豪快につり落として3日目から3連勝で、白星を先行させた。十両は恵那桜と豊富士の2人が5戦全勝。《共同通信》

【社会党】若手中心に新執行部

社会党は14日午後の中央執行委員会で、田辺執行部の中執全員から辞表が提出されたことを確認するとともに、辞表の取り扱いを山花次期委員長に一任することを了承した。

これを受けて山花氏は19日の臨時党大会で発足する新執行部づくりに向けて、具体的な人選を本格化させることを正式に表明。基本的な人事構想として「党改革、世代交代、行動力をテーマに、若手を中心に新執行部を形成したい」と若返りに意欲を示した。

山花執行部のかなめとなる書記長人事については「自らの経験にも照らし、また私が託された任務を私と一体となって迷行するため、私の希望に沿う人を配したい」と自らの意向を最優先させる考えを強調した。

このほか山花氏は①ベテランは政策立案など政務指導の中心に据える②女性起用にも重点を置く③従来の枠やラインにこだわらない適材適所の人事—との考えを示した。また、新執行部のテーマとして、政務では「選挙制度改革を含む政治改革の実現」、党務は「選挙必勝態勢確立」を挙げた。

山花氏はシャドーキャビネット(影の内閣)の再編にも触れ「連立と民間登用を目指したい」と江田社民連代表らを起用したい考えを明らかにした。

一方、山花氏の出身の左派「新しい社会党を創る会」と石派連合体「政権構想研究会」、右派「水曜会」、中間派「社会民主主義フォーラム」の事務局長・幹事長は14日夜、都内のホテルで会談し、人事に対する山花氏の考え方を尊重することで一致。今後は創る会の田口健二事務局長と山花氏の接触を通じて、書記長人事を最優先で詰めた上、17日に再び4派の会合を開くことになった。《共同通信》

【後藤田正晴法相】性急な改憲論を批判

後藤田法相は14日、視察などのため訪れた徳島地検で記者会見し、日本の国際貢献の在り方を中心に自民党内で起きている憲法改正論議について「大事なことは基本の論議を踏まえた上で、憲法問題が論議されるのが望ましい。今、憲法改正をいきなり政治の場で取り上げることについてはあくまで慎重でなければならない」との見解を表明した。

法相は冷戦体制に基づくイデオロギー対立の崩壊を指摘。「どこに行き着くかまだ明確でないこういう時期に、政治の場で論議するのに一番大事なのは新しい国際情勢、さらにわが国の置かれた立場を踏まえ、それに適応する新しい国家像を互いに求めて、その国家像はいかなる基本理念に立つのか。そういうことを十分に論議することだ」と述べ、性急な憲法改正論を批判した。《共同通信》

【宮沢喜一首相】マレーシア・マハティール首相と会談

東南アジア諸国連合(ASEAN)4カ国歴訪中の宮沢首相は14日午前、クアラルンプール市内の首相官邸でマハティール・マレーシア首相と会談した。

両首脳はインドシナ情勢について(1)インドシナ諸国の復興、開発のため両国が協力する(2)カンボジア和平促進に向けシアヌーク最高国民評議会(SNC)議長を支持することで一致した。《共同通信》

【デンマーク・シュルター首相】辞任

デンマークのシュルター首相は14日、難民政策をめぐり国会で虚偽の発言をしたとの批判を浴び、辞意を表明した。国会での新首相指名まで、同首相が暫定内閣首相としてとどまる。

同国は現在、欧州共同体(EC)議長国を務める一方、欧州連合条約(マーストリヒト条約)批准の再国民投票を今年4月末に実施の予定だが、長期政権を保持してきた同首相の辞任で政局は一気に不透明となった。

今回の事態の発端は、1987年に内戦状態だったスリランカから難民としてデンマークに居住していたタミル人の家族呼び寄せ問題。当時の法相は受け入れ規制を画策したが、難民の家族呼び寄せの権利を保証している外国人法に違反しているとの批判を浴びた。法相が辞任に追い込まれる中で、シュルター首相自身は89年4月、国会で「規制には関与しておらず、知らない」と発言した。

しかし首相府、法務省高官が事前に首相にも伝えていたと証言、調査委員会が「14日に首相は国会で虚偽発言をした」との報告書を公表した。

シュルター首相は保守党党首で、1982年9月から首相を務めている。自由党との少数連立内閣を構成してきた。首相は保守党のドュアモーセ財務相を後継者とし、総選挙は避ける意向だが、国会最大勢力の野党、社会民主党は10年ぶりの政権奪回を狙っている。《共同通信》



1月14日のできごと