平成1437日目

平成4年12月14日(月)

1992/12/14

【ロシア】新首相にチェルノムイルジン氏

ロシア人民代議員大会は14日、エリツィン大統領が指名したビクトル・チェルノムイルジン副首相(54)を賛成721、反対280で承認、空席だった首相に選出した。ソ連時代の経済官僚出身で、産軍複合体とも近いとされるチェルノムイルジン氏を選んだのは、エリツィン大統領の保守派への譲歩を意味するもので、その首相就任により、ガイダル前首相代行のもとで進められてきた急進経済改革路線が大きく後退、変質するのは確実となった。

首相受諾演説でチェルノムイルジン氏は、「私は改革に賛成する。しかし国民の貧困化は避けなければならない」と述べ、ガイダル内閣が進めてきた“ショック療法”による急激な改革に代わり、企業の生産向上や労働者の権利保護などを重視した穏健な改革をめざす方針を示した。

一方、エリツィン大統領の指名からはずれたガイダル首相代行は同日、「首相代行には残らない」と述べ、辞任の意向を示した。《読売新聞》



【サッカー・宮市亮さん】誕生日


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【近鉄・野茂英雄投手】初の保留

18勝8敗で3年連続の最多勝投手となった近鉄の野茂英雄投手(24)は14日、大阪市中央区難波の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の年俸9600万円の提示を不服としてプロ入り後初めて保留した。

1時間余りの交渉を終えた野茂は、タイトル獲得を年俸に反映させるかで球団側と意見が大きく食い違ったことを明かし「いったいどういう成績を出すと(大幅に)上がるのか知りたい」とぶ然とした表情。

入団3年目の今季は「1年目とは立場が違う」と、シーズン後半にはほとんど中4日で登板するなど、文字通りチームの大黒柱としてフル回転した点への評価にも不満をのぞかせた。《共同通信》

【自民党・梶山静六幹事長】竹下氏の真情、党でも聴取へ

自民党の梶山幹事長は14日午後の共同通信社とのインタビューで、皇民党事件に関し衆参両院で証人喚問を受けた竹下元首相について「自民党で竹下氏の真情を聴く機会をつくりたい」と述べ、年内にも事実関係を聴取する意向を明らかにした。

梶山氏は、その理由として先の証人喚問が偽証罪適用の可能性など制約を受けた中での発言であったことを強調した。《共同通信》

【渡辺美智雄外相】訓示でミッチー節

「去年の内閣発足では、(自分で)図って(外相に)なった。今回はピンピンした人にやってもらうのがいいが……。私はどちらでもよかったが、図らずもと言うか、図られてなった」―渡辺美智雄外相は14日、外務省で行った職員に対しての訓示の中で、今回の内閣改造で念願だった党幹事長就任を果たせず、外相に留任してしまった無念さ(?)から、ついつい口を出るのはボヤキ節。それでも、留任の訓示の席で、さすがに言い過ぎたと思ったか、「重要な時期だから、命がけでやる決意をした」とも付け加え、外交問題の懸案解決への意欲を示した。

また、自分がこれまで「わかりやすい外交」を掲げてきたことについて、「あいさつ文なんかも、最近はやかましく言っているから、なかなか良くなった」と自画自賛。しかし、同時に「あいさつ文も昔の何かを引っ張り出して、それをそのまま読まされたのでは、私はバカ大臣になってしまう」と述べ、創意工夫に努めるよう求めた。

さらに、「国会議員は、選挙の人気や、売名行為になるかどうかを考えて発言する。予算委員会だって、予算の話をしてもだれも聞かないものだから、佐川急便でいくらもらったとかいう話ばっかりだ。マスコミもそういうことばかり記事にする」と、ホコ先は野党やマスコミにも。《読売新聞》

【JR総武線】停電でストップ

14日午後7時35分ごろ、JR総武線の小岩―船橋間が突然停電、各駅停車の千葉―中野間と、快速の東京―千葉間が上下とも一時全線ストップした。帰宅ラッシュの時間帯と重なったため、どの電車も満員状態で、駅間で立ち往生した車内は、非常灯に切り替えられ、乗客の缶詰状態が続いた。各駅停車は約1時間後、運転を再開したが、快速線は「成田エクスプレス」の車両故障が重なり、11時10分まで運転ストップが続いた。

この事故で同線のダイヤは終電まで乱れ、銚子発新宿行特急「しおさい14号」など57本が運休、129本が遅れ、約十万人が影響を受けた。

停電の間、駅間には各駅停車だけでも8本が立ち往生。車内は非常灯だけで薄暗く、津田沼駅手前で止まった上り電車では、しびれを切らした乗客が非常コックでドアを開け、線路に降りた。また、市川―小岩間でも数人が線路を歩き始め、運転再開が遅れた。

京浜東北線との乗り換え駅の秋葉原駅では、2時間半近くも、千葉行き普通電車がホームに止まったまま。続々と押し寄せる人波でホーム上もスシ詰め状態になり、いらだった乗客数十人が、「いつになったら動くんだ」「振り替え輸送機関のない駅に行くにはどうすればいいんだ」と怒声を上げて駅員に詰め寄るなど、一時騒然とした雰囲気に包まれた。

振り替えのバス、地下鉄に急ぐ乗客のため、同駅では自動改札機を停止させたうえ、駅員が、振り替え用の切符1万枚以上を発行したが、フリーパスで通れるようになった自動改札機の上には、乗客が置いていく切符が散乱、駅構内の公衆電話も長い列ができた。《読売新聞》



12月14日のできごと