平成1265日目

平成4年6月25日(木)

1992/06/25

【モルドバ紛争】停戦に合意

イスタンブールからの報道によると、ロシア、モルドバ、ウクライナ、ルーマニアの4か国首脳は25日、激しい武力紛争が続くモルドバ情勢について協議、戦闘状態にあるモルドバ軍とロシア・ウクライナ系戦闘部隊の「即時、無条件停戦」に合意した。

4首脳は同日イスタンブールで開かれた黒海経済協力機構設立の首脳会議に出席中、別個に開いた会議で合意に達したもので、紛争当事国首脳がそろって会議に参加したのは今回が初めて。

発表された共同声明によると、4首脳は紛争勢力の双方に即時、無条件の停戦を呼びかけるとし、「停戦が効力を発してから24時間後に双方は武装部隊の引き離しに努める」ことに合意した。

モルドバのスネグル大統領は会議終了後、紛争の実情調査のため「国連監視団が今週末までに到着する」と発表、今回の合意の意義は「ロシアとモルドバ双方の大統領個人によって停戦の保証が得られたこと」と述べた。

会議には同大統領のほかエリツィン・ロシア、クラフチュク・ウクライナ、イリエスク・ルーマニア各大統領が参加した。

モルドバ紛争は、同国の多数派ルーマニア人に反目するロシア・ウクライナ系市民がドニエストル地域に「共和国」を宣言、武力抗争が続いている。《読売新聞》



【森高千里さん】シングル「私がオバさんになっても」発売

【JR東日本】社員が職場内禁煙化求め提訴

職場で周りの社員が吸うたばこの煙で健康を害し、肉体的、精神的苦痛を受けたとして、JR東日本小山駅営業係、Aさん(50)が25日、JR東日本(東京都千代田区)に、職場の執務室と休憩室の禁煙化と、1000万円の慰謝料を求めた訴訟を東京地裁に起こした。JR東日本は、8月から山手線の通る全駅を終日禁煙にすることを決めているが、今度は職場内の禁煙対策にも対応を迫られることになった。《共同通信》

【中内功氏】リクルート社会長に就任

政官界への大掛かりな贈賄で江副浩正前会長が持ち株を手放してダイエーの傘下入りが決まったリクルート(位田尚隆社長)の株主総会と取締役会が25日午前、東京・銀座の同社本社で開かれ中内功ダイエー社長が会長に就任した。リ社グループの不動産会社リクルートコスモス、金融会社ファーストファイナンスがバブル崩壊のあおりで財務内容が悪化、中内氏を迎えてグループの立て直しを図るのが狙い。《共同通信》

【宮沢喜一首相】自衛隊幹部へ訓示

宮沢首相は25日午前、防衛庁で開かれた第28回自衛隊高級感部会同で訓示し、国連平和維持活動(PKO)協力方の成立に伴う自衛隊のPKO参加は、憲法の平和主義の理念の下に展開されることを強調、国際的責務を完ぺきに果たすよう要望した。《共同通信》

【社会党・田辺誠委員長】安保基本法の制定提唱

社会党の田辺委員長は25日、東京・内幸町の日本記者クラブで講演し、わが国の安全保障をめぐる法体系について、「しっかりとした法整備の必要がある。固有の自衛権の問題を含め(憲法)解釈のあいまいな点があるので、憲法の周辺に基本法的なものを作りたい」と述べ、「安全保障基本法」の制定を提唱した。

田辺氏は同法に盛り込む項目としては①非核三原則②武器輸出三原則③自衛隊の海外派兵の禁止④集団安全保障の禁止⑤シビリアンコントロール(文民統制)⑥自衛力のあり方や限度―を挙げ、「そういうことを(基本法で)規定する時代に来ている」と強調した。

また、憲法論議について、田辺氏は「参院選や(衆院)解散が目の前にある状況ではできない。総選挙後4年聞は選挙はやらないという政治休戦の約束をしたうえで、初めの2年間に論議することも考えられる」と述べた。

政治改革については、「参院選後に実行したい」と明言。特に国会改革との関連で「牛歩はやめようと思う。言論(質疑)しているうちは妨げず、打ち切らない状況を作りたい」と語った。《読売新聞》



6月25日/のできごと