平成1174日目

平成4年3月26日(木)

1992/03/26

【自民党・金丸信副総裁】定数是正「今国会に固執せず」

自民党の金丸副総裁は26日の竹下派総会で、政治改革の柱の一つである衆院定数是正問題について「どうしてもこの国会でやらなければ、という議論もあるが、次の国会でもいいと思う」と述べ、今国会中の定数是正に必ずしもこだわる必要はないとの考えを表明した。

金丸氏は現行定数による違憲状態を解消するため選挙区格差を3倍未満とする「4増4減」程度の是正案では国民の評価は得られないというのが持論。この日の発言は国民の支持を得られるような規模の定数是正を行うべきであり、そのためには時間をかけ慎重に行うべきだとの認識を示したものだ。

ただ金丸氏は「ことし中に(総)選挙をやるならば、(格差を)直しておいた方がいいという判断もある。その辺は偉い人の判断でお願いしたい」と、宮沢首相が年内に衆院解散を断行するのであれば、違憲状態を解消するためだけの小幅是正もやむを得ないとの考えも同時に示した。《共同通信》



【フジ系連続ドラマ・愛という名のもとに】最終回

【全日本女子サッカー】鈴与5年ぶりV

サッカーの第13回全日本女子選手権決勝は26日、東京・西が丘で行われ、鈴与清水FCがPK戦の末、読売ベレーザ下し、5年ぶり8度目の優勝をした。

読売は18分、早川からのパスをゴール前にいたエース手塚が決めて先制したが、鈴与は48分、謝がドリブルで持ち込んだボールを半田がゴールエリア右外からけり込んで同点。延長戦にはともに決定的なチャンスを一度ずつ送して、PK戦となったが、読売が3本を失敗して、ケリがついた。

最優秀選手には、鈴与のGK加賀谷千由紀が選ばれた。《読売新聞》

【自民党・金丸信副総裁】連合・山岸会長と会談

自民党の金丸副総裁と連合の山岸章会長は26日夜、都内のレストランで加藤紘一官房長官も同席して約2時間会談した。この中で、金丸氏と加藤氏は、国連平和維持活動(PKO)協力法案の今国会成立に向けて連合の協力を要請した。

会談は、先に連合を批判した加藤氏と山岸氏との関係を修復するため、金丸氏がセットしたとされる。加藤氏は、「今後ともよろしく」と述べ、関係修復を要請、山岸氏も了承した。

PKO法案については、金丸氏が国連平和維持隊(PKF)派遣の凍結などによる妥協を求めたが、山岸氏は明確な対応は示さなかったという。このほか、政治改革や政界再編についても意見交換した模様だ。《読売新聞》

【渡辺美智雄外相】日朝交渉は日韓条約枠内で対応

渡辺美智雄外相は26日の参院外務委員会で、日朝国交正常化交渉の今後の進め方について、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核保有の疑念を晴らすこと、日韓基本条約と同様の対応を取ることが必要だ。日韓(基本条約)と同じ考え方で進めるとの基本方針が決まれば、(日朝間の)一応のパイプができるのではないか」と述べた。

これは、交渉の焦点となる日朝間の経済問題について、北朝鮮側の主張する賠償、補償には応じず、日韓基本条約と同様、財産・請求権問題として処理する考えを改めて強調したものだ。田英夫氏(社会党・護憲共同)の質問に答えた。

これに関連して、外務省の谷野作太郎アジア局長は、来月上旬に予定されていた第7回日朝国交正常化交渉の日程について、「4月15日が金日成主席の誕生日なので、早くてもそれ以後になるだろう」との見通しを明らかにした。《読売新聞》



3月26日のできごと