平成1131日目

平成4年2月12日(水)

1992/02/12

【アルベールビル五輪・スピードスケート1500m】橋本聖子選手が銅メダル獲得

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第16回冬季オリンピック・アルベールビル大会第5日の12日、スピードスケートの日本のエース、橋本聖子選手(27)=富士急=が1500メートルで3位に入り、3度目の冬季五輪出場で女子選手として初のメダルを獲得した。《共同通信》



【米・ブッシュ大統領】次期大統領選出馬を表明

ブッシュ米大統領は12日午前(日本時間13日未明)ワシントン市内のホテルで、共和党支持者約1000人を前に演説し、「引き続き4年間、米国の大統領を務めたい」と述べ、今年11月の大統領選再選に向けての出馬を正式に表明した。

演説の中で、同大統領は「我々は東西の冷戦に勝ち、古い脅威から全世界を解放した」と、89年1月に就任して以来、激動期の3年間、米国を率いてきた実績を強調、その上で、二期目の課題として「小さい政府による強いアメリカ」の維持を国民に訴えた。大統領は、「孤立主義にはくみさない。なぜなら、我々は自信があるからだと述べ孤立主義と戦う姿勢を鮮館にした。

ブッシュ大統領はまた、「米国民は世界で最も生産性の高い国民だ」と米国労働者の質の高さを力説するとともに、「国内経済を立て直し、海外で経済をリードする」と言明、米国経済の再生への強い決意を明らかにした。

民主党との戦いに関して大統領は、「我々(共和党政権)には経験がある」と語り、さらに「私はこの選挙戦に勝つ決意であり、勝利するつもりだ」と力強く述べた。

ブッシュ大統領はこの演説のあと、今月18日に全国で初めての予備選が行われるニューハンプシャー州を訪れ、州都コンコード市で、正式出馬表明後の第一声を上げる。《読売新聞》

【独・ゲンシャー外相】“北方領土”日本の立場に理解

来日中のドイツのハンス・ディートリヒ・ゲンシャー外相(副首相)は12日、宮沢首相と自民党の金丸副総裁をそれぞれ首相官邸と自民党本部に訪ねて、会談した。同外相は、宮沢首相らが北方領土問題解決への協力を求めたのに対し、「法と正義のもとで(この問題を)解決すべきであるとの日本の立場をよく理解した」と述べ、日本側の主張を支持する考えを示した。

北方領土問題については、金丸氏が会談の中で、90年1月にロシアのエリツィン大統領が大統領就任前に来日した際に提案した領土問題を五段階で解決する構想に対し、「あれでは30年たっても戻ってこない」と批判。当面のロシアとの交渉について、「日本としてはロシアに四島返還を求めていくが、相手方の窓口が分からない」と述べた。《読売新聞》

【自民党・小沢一郎元幹事長】国連軍参加は合憲

読売新聞社は12日、東京・大手町の本社で開いた憲法問題調査会(猪木正道会長)の二回目の会合に、自民党「国際社会における日本の役割に関する特別調査会」の小沢一郎会長(元幹事長)を講師に招き、小沢調査会の審議状況を聞くとともに質疑を行った。

小沢氏は、小沢調査会の結論とりまとめの方向を説明した中で「憲法の平和主義の目標と理念に基づいて、日本が国際社会で相応の役割を果たすべきだとすれば、国際社会の平和と秩序を維持するための国連軍に参加するのは何ら憲法に矛盾しない」と強調した。

小沢氏は、この考え方が比較的当選回数の少ない若手の自民党議員も参加した活発な論議を通じて集約されつつあることを指摘。さらに、国連加盟各国が国連を中心に国際社会の平和と秩序の維持、回復に協力して対処する概念を「国際的安全保障」として打ち出すことを明らかにした。

憲法問題調査会メンバーとの意見交換で、小沢氏は①政治家を含め国民の間に、「第二の開国」が迫られているという時代認識が足りない②政府・自民党は「永久連続政権ボケ」しているが官僚も過去の解釈、先例にとらわれ過ぎている―などの分析を示した。《読売新聞》



2月12日のできごと