平成1106日目

平成4年1月18日(土)

1992/01/18

【大相撲初場所7日目】小錦関、綱とり絶望的

大相撲初場所7日目(18日・両国国技館)大関小錦は安芸ノ島に敗れ3敗目。場所後の横綱昇進は絶望的となった。小錦は突き、押しで攻めきれず、食いついた安芸ノ島の寄りに屈した。

大関霧島も貴花田の押しに完敗し、3敗目。貴花田は1敗を堅持した。注目のハワイ対決は先輩の小結曙が押しで武蔵丸を退け1敗を守った。《共同通信》



【宮沢喜一首相】慶州を視察

宮沢首相は18日、わが国首相として初めて新羅王朝の古都だった韓国・慶州市を訪れ、韓国の歴史文化に直接、肌で触れた。首相は李源植・同市市長らの案内で新羅時代の古墳である天馬塚や韓国で最も由緒ある仏国寺、国立慶州博物館を視察した。

天馬塚で、首相は「どんな手法で作られたのか」「文化的オリジナルは中国系か、それとも北方騎馬民族系か」などと矢継ぎ早に質問。また仏国寺では国宝に指定されている1200年前の創建当時の石塔などを一つ一つたんねんに見て回った。《読売新聞》

【宮沢喜一首相】韓国訪問を終え帰国

宮沢首相は18日夜、羽田着の全日空特別機で韓国から帰国した。

首相は就任後初の外遊として韓国を公式訪問。盧泰愚大統領と2回首脳会談をしたほか、日本の首相として初めて韓国国会で政策スピーチを行った。《共同通信》

【韓国・李相玉外相】「慰安婦」賠償請求へ

韓国の李相玉外相は18日午前、記者会見し、第二次大戦中の朝鮮人従軍慰安婦問題について、「この問題は今や韓日両国の国民世論と人道的な側面が考慮されればならない」としたうえで、「政府レベルでの新しい機構による真相究明が成されれば、これをもとに補慣などの問題を多角的に検討していく」と述べ、政府首脳として初めて、日本政府に対し賠償などを求めていく方針を明らかにした。

李外相はさらに、「挺身隊問題は強制費用とは異なり、1956年の(対日国交交渉での)請求権交渉では論議されなかった」「当時と今とは譚日両国の社会、経済的条件が変わっただけに、真相究明を土台に、これを解決できる時になった」と述べた。《読売新聞》

【篠山紀信氏・TOKYO NUDE】警視庁、版元に警告

都内のデパートで開催中の写真家・篠山紀信氏の写具展「篠山紀信〘TOKY0未来世紀〙展」で即売され、作品の一部が会場に展示されている同氏の写真集「TOKYO NUDE」(朝日新聞社発行)について、警視庁は18日、わいせつにあたる疑いが強いとして、発行者の八尋舜右・前同社出版局図書編集室長を同庁に呼び、口頭で警告した。同氏の写真集では、昨年6月にも女優・樋口可南子さんをモデルにした「ウォーターフルーツ」が、やはり同庁にわいせつ性が高いとされ、別の出版社の編集責任者が警告を受けている。同庁は「今後同様のものを発行すると摘発もあり得る」としている。

「TOKYO NUDE」は、平成2年6月に定価5800円で約8000部発行された。80年代後半の東京を、街角を背景にした女性のヌードなどで表現した作品約40点のカラー写真を掲載しているが、このうち約10枚に下半身のヘアが写っている。

同庁では「どの部分がわいせつにあたるかは言えないが、全体を見てわいせつ性が高いと判断した」として、警告に踏み切った。出版から約1年半経過してからの処分については「当時は情報がなかったためと、説明している。

警告を受けた八尋・前図書編集室長は「警告に驚いている。篠山氏の写真による都市論がメーンテーマで、社会的悪影響がある」は判断しなかった」とコメントしている。

また、篠山氏は同日午後、写真展会場で「アサヒカメラに載せた写真などをまとめたもので、いわば2回も発表した作品。なぜ今ごろ警告を受けたのか。決してわいせつ感を刺激するものとは思わないし、販売会場からはずすつもりはない」と語った。《読売新聞》



1月18日のできごと