平成1019日目

平成3年10月23日(水)

1991/10/23

【眞子内親王殿下】誕生日

秋篠宮妃紀子さまは23日午後11時41分、皇居内の宮内庁病院で女児を出産された。秋篠宮ご夫妻の第一子で、天皇、皇后両陛下にとって初孫となる。皇室典範の規定による身分は「内親王」で、皇族は23人になった。

宮内庁によると、出産は坂元正一東大名誉教授が担当。誕生したお子さまは体重3238グラム、身長は50センチで、母子ともにお元気という。一般のお七夜に当たる29日の「命名の儀」でお名前が決まるが、既にお二人で相談のうえ決められているという。

昨年6月29日に結婚された紀子さまは、今年3月12日、宮内庁病院で診察を受け、ご懐妊が確認された。今月30日が出産予定日だったが、23日午前、宮内庁病院で検査のあと、入院されていた。

皇位は「男系の男子たる皇族」が継承すると皇室典範に定められているが、昭和40年に秋篠宮さまがお生まれになって以降は、女子皇族の誕生が7人続いたことになる。《読売新聞》



【プロ野球日本シリーズ第4戦】広島7−3西武

1991年プロ野球日本シリーズ、広島ー西武第4戦は23日、広島球場で行われ、広島が7−3で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイとした。第1戦で三回途中KOの佐々岡は切れのいいスライダーを武器に軽快に飛ばし、西武打線を八回一死まで無安打に抑えた。

八回2四球と初安打で満塁とされた後、安部に左中間二塁打を浴び3失点。九回、大野の助けを借りたものの、第1戦の屈辱を晴らす勝利を手にした。

第3戦で5安打無得点に封じられた広島打線がこの日は爆発。渡辺智、潮崎らを攻めて12安打で7点をもぎ取った。《共同通信》

【カンボジア和平協定】調印

パリで行われていたカンボジア問題パリ国際会議は23日午後8時、シアヌーク殿下をはじめとするカンボジア最高民族評議会(SNC)のメンバーとデクエヤル国連事務総長のほか、国連安保理五常任理事国、中山外相など関係18カ国の代表が「カンボジア紛争の包括的政治解決に関する協定」など四文書の調印を終えた。

この和平協定に基づき、停戦が直ちに正式発効、13年近くに及んだカンボジア内戦は全面的に終結、国連主導による国家再建がスタートした。《共同通信》

【中尾栄一通産相】ロシア・エリツィン大統領と会談

訪ソ中の中尾栄一通産相は23日、エリッィン・ロシア共和国大統領とクレムリンで1時間にわたり会談した。

席上、エリツィン大統領は、日本政府に対し、経済改革への支援を要請するとともに、5億ドルの食糧・医薬品の人道的援助物資を緊急輸送するため、日本にソ連の軍用機を派遣する許可を求めた。

また、北方領土問題について、中尾通産相が「問題解決の環境作りを促進するためにも対ソ支援を行っていきたい」と、持ちかけたのに対し、エリツィン大統一領も「そうしたアプローチに同意する」と答え、経済支援が領土問題の交渉進展に好影響を与えるとの考えで一致した。同大統領はこれまで「領土問題と経済支援はまったく別次元の話」との立場を強調していたが、今回の発言はそうした従来の姿勢を微妙に変化させたものとして注目される。

会談の中で、エリツィン大統領は、人道的支援に関しては、希望品目リストを2、3日中にも提示するとしたうえで、ソ連国内の輸送網が未整備なため、軍用機を使用したいと提案、日本着陸の許可を求めた。これに対し、中尾通産相は「食糧援助は今冬の問題」と早期実施を約束したものの、軍用機着陸の問題は、「日本に持ち帰り、関係方面に伝える」と答えるにとどめた。《読売新聞》

【オランダ・ベアトリックス女王】秋の東京楽しまれる

来日中のオランダのベアトリックス女王は23日、東京・新宿の新都庁舎を訪れるなど、東京の秋の一日を楽しまれた。海部首相主催の午さん会に出席された女王は、午後2時半、新都庁舎に到着し、来年、女王の来日記念としてオランダから東京都に贈られる新種のチューリップの命名式に出席された。

新種のチューリップは、両国の友好の歴史を考えた鈴木知事が「出島」と命名。女王から知事に渡された赤いチューリップの鉢は、正面玄関の中央に飾られたプランターの中に植えられた。

この後、女王は午後6時半から港区のサントリーホールで開かれた女王主催のコンサートに出席。ロイヤール・アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演妻を天皇、皇后両陛下太子さまら皇族の方たちとともに楽しまれた。《読売新聞》



10月23日のできごと