平成936日目

平成3年8月1日(木)

1991/08/01

【俳優・工藤阿須加さん】誕生日


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【社会党・田辺誠委員長】各党に就任あいさつ

社会党の田辺委員長ら新執行部は1日、首相官邸に海部首相を訪れたほか、小渕自民党幹事長、石田公明党委員長、江田社民連代表、星川連合参院代表を相次いで訪ね、就任のあいさつを行った。

田辺氏は、国会内での石田委員長との会談で、12月に予定されている社会党定期大会前に実施される同党委員長公選について、「(公選は)形式的にある。(現執行部が)そのままいくと思う」と述べ、公選は告示されるものの、あくまで形式的なものにとどまり、田辺氏は再選されるとの見通しを示した。

また、首相との約10分間の会談では、田辺氏が「おおらかに、細かいことにこだわらず、大所高所からやろう」と述べたのに対し、首相は「同感だ。一生懸命やろう」と答えた。田辺氏は、国会内で社民連の江田代表にあいさつした際には、「一緒に中原に鹿(しか)を遂(お)おう。最近の江田代表の発言は抑え気味。時期が近づいてる証拠だ」として、社民連との合同を含めた社民勢力結集に強い意欲を表明した。《読売新聞》

【フィリピン政府】イメルダ夫人を脱税で告発

フィリピン政府は1日、帰国を許可したイメルダ・マルコス前大統領夫人を11件の脱税で告発、さらに前政権時代の数々の汚職容疑でも告発する準備を進めている。イメルダ夫人側はニューヨークでの記者会見で、帰国して裁判を受けて立つ決意を表明、因縁のアキノーマルコス両家の戦いが母国の法廷を舞台に繰り広げられる見込みとなった。《共同通信》

【第62回都市対抗野球】東芝、3年ぶり4度目の優勝

第62回都市対抗野球大会最終日は1日、東京ドームで三菱重工長崎(長崎市)ー東芝(川崎市)の決勝を行い、東芝が16−6で大勝し、3年ぶり4度目の優勝をした。

東芝は二回に前田、丹波の連続本塁打を含む打者一巡の猛攻で大量8点を先行。五回には多田、六回には梁原がそれぞれ3点本塁打を放って大差をつけた。三菱重工長崎は後半に6点を返したが失点があまりにも大きすぎた。《共同通信》

【風の子学園】「監禁小屋」見つかる

園生二人を鉄製コンテナに閉じ込めて死なせた広島県三原市鷺浦町(小佐木島)、私立情緒障害児更生施設「風の子学園」で1日、天井から鎖をつるした監禁場とみられる小屋が見つかった。また小学生の園生に蚊取り線香でやけどをさせていたことも明らかになった。教育の場とかけ離れた過酷なせっかんに県警捜査一課と三原署は、園長のA容疑者(67(監禁致一死容疑で逮捕)の取り調べで、実態を追及している。

この小屋は木造平屋約10平方メートルで、同学園の建物群から約50メートル西の乗馬場のすぐ南側にある。中には馬の飼料などが袋のまま積まれ、本来は倉庫だったらしい。

高さ約2メートルのはりに、長さ約6メートルの鎖を錠で固定して垂らし、一方の端には、「ちょうど手首が巻けるほど一の小さな輪を、針金を使って作ってあった。

さらに隅にはトイレットペーパー、カップめんの容器も残され、人がいたような形跡があった。入り口は、外からしかカギがかけられないようになっている。

今年2月にコンテナを設置する前の一昨年11月から10か月間入園していた愛媛県内の少年(16)は「手錠をかけられ、納屋に閉じこめられていた」と証言。同署は鎖の穴に手錠をつけ、園生を監禁していた疑いもあるとみている。

一方、やけどをさせられたのは今年1月まで約半年間を過ごした兵庫県姫路市の小学三年生の男児(8つ)。両親らの話によると、A容疑者から右手にやけどをさせられたり、しりに蚊取り線香を数十回も押し付けられたりするせっかんを受けていた。《読売新聞》

【中東和平会議】イスラエルが参加受諾

イスラエルのシャミル首相は1日、中東和平会議実現を目指して湾岸戦争後6回目の中東訪問を開始したベーカー米国務長官とエルサレムで会談後、イスラエルが和平会議出席に同意したことを表明した。米ソ首脳会談で10月開催が打ち出された和平会議は、最後まで回答を渋っていたイスラエルの同意により、今後詳細での曲折が予想されるものの、開催は確実となった。

焦点のパレスチナ人代表問題では、東エルサレム代表の参加を認めない方向で合意したと見られ、ベーカー長官の調停工作の重点は、今後、アラブ側の説得に移ることになる。

ベーカー長官は同日夕、モスクワで開かれた米ソ・サミットからイスラエルに直行、シャミル首相と約30分間、さらにレビ外相、アレンス国防相の2人も加わり約1時間にわたって、イスラエルの会議参加合意への最大の障害となっていたパレスチナ人代表団構成問題を中心に協議した。

会談後、ベーカー長官と一緒に姿を現したシャミル首相は、「突っ込んだ話し合いの結果、ベーカー長官の提案にイエスと言うことにした」とイスラエルの会議参加を表明した。首相はさらに「すべての問題について話し合った結果、ベーカー長官から、イスラエルの満足できる回答を得ることができた」と語るとともに、4日の閣議で正式決定することを明らかにした。

シャミル首相によるとイスラエルの同意は「パレスチナ人代表問題での満足のいく解決」を前提としているが、これは10月までの間に何らかの決着が可能で、エジプト、シリア、ヨルダンなど周辺アラブ諸国は既に、中東会議開催に内諾を与えている。

これについて、ベーカー長官は「まだ解決する問題が残っているが、われわれは大きな前進の一歩をしるした」と満足感を表明。「シャミル首相からの『イエス』はわれわれの待っていた『イエス』だ」と語った。《読売新聞》



8月1日のできごと