平成911日目

平成3年7月7日(日)

1991/07/07

【テニス・ウィンブルドン選手権】ミヒャエル・シュティヒ選手が初優勝

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テニスの第105回ウィンブルドン選手権最終日は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで大会史上初めてのドイツ選手同士による男子シングルス決勝が行われ、決勝初進出で第6シードのミヒャエル・シュティヒが6-4、7-6、6-4で2年ぶり4度目の優勝を目指した第2シードのボリス・ベッカーを破り初優勝、賞金24万ポンド(約5500万円)を獲得した。

先の全仏オープンでのベスト4が四大大会の最高成績だったシュティヒは初のグランドスラム大会制覇で、ベッカーに続き2人目のドイツ人ウィンブルドン・チャンピオン。また女子を制した同じ22歳のシュテフィ・グラフとともにドイツ勢による2年ぶりの二アベック優勝となった。

シュティヒはベッカーを上回る時速200キロを超す強サーブが絶好調でノータッチのサービスエースを13本も奪った。レシーブでも特にバックハンドの巧みなリターンでエースを連発。第1セットは第7ゲームでベッカーの2度のダブルフォールトにつけ込んでブレークして先取。第2セットはサーブとリターンの威力でタイブレークを7-4で奪い、第3セットもベッカーにプレッシャーをかけ続け、第10ゲームを破ってストレート勝ちした。《共同通信》

【プロ野球・阪神】七夕の奇跡

阪神3−2巨人◇7日◇東京ドーム

延長十二回、阪神はウインの本塁打で勝ち越し、巨人戦の連敗を10で止めた。一死からウインがカウント2−3からの低めの速球を逃さず、右翼席まで見事に運ぶ7号だった。

ウインの一打を呼び込んだのは三回から猪俣を救援した仲田の好投に尽きる。力のある直球で巨人打線を再三ねじ伏せ、変化球の配球もよく10回を3安打に封じ、今季初勝利をものにした。

3連敗となった桑田だが、その力投も光った。三回に守備のミスなどが絡む不運な2点を失ったが、12回、180球を投げ、14三振を奪う投球は見ごたえがあった。《共同通信》

【大相撲名古屋場所初日】2横綱に土

大相撲名古屋場所初日(7日・愛知県体育館)2横綱に土がつく大波乱—史上最年少小結の貴花田が旭富士に挑戦した一番は、貴花田が相手のもろ差しからの寄りに後退、土俵に詰まったものの、左上手投げで逆転勝ちした。

休場明けの両横綱は、北勝海は突き押しで安芸ノ島に圧勝したが、大乃国は曙のノド輪攻めに吹っ飛んだ。《読売新聞》

また貴花田で場所が始まった。先場所は初日から初挑戦で千代の富士を破り、今場所も、2連覇を狙う旭富士を下した。史上最年少三役の前では、上位陣は「壁」ではなく「カーテン」みたいなものなのか。

苦しい相撲だった。旭富士にこれまで二度の対戦と同じようにあっさりもろ差しを許し、命綱は浅くとった左上手まわし。それでも右のけ返しで横綱の動きをけん制し、最後は寄りをこらえて左上手投げ。土俵を割る前に旭富士の左ヒジが早く落ちたが、木村庄之助の軍配は横綱に。物言いがついて審判が協議している間、貴花田は「もういっちょう」と思っていたが、旭富士は「向こうの足が残っていた」と負けを覚悟していた。

旭富士は「すぐにもっていけばよかった」と後悔し、貴花田の土俵については「最後まであきらめないね。左の引きつけも強く、よく我慢していた」と感心する。

父親の元大関貴ノ花(藤島親方)も、行司泣かせだったが、貴花田も粘り強い相撲で、昨年末に昇格した新庄之助にも初の黒星をつけた。《読売新聞》

【F1・フランスGP】ナイジェル・マンセル選手が優勝

自動車のF1シリーズ第7戦、フランス・グランプリは7日、マニクール・サーキット(一周4.271キロ)で72周の決勝が行われ、ウィリアムズ・ルノーのナイジェル・マンセルが1時間38分0秒056で今季初優勝、通算17勝目を挙げた。

2位はアラン・プロストで3位はアイルトン・セナだった。日本勢は中島悟が12周、鈴木亜久里が32周でそれぞれリタイヤ。ドライバーズポイントでは、今回の優勝で10点を獲得したマンセルが通算23点で2位に浮上。セナが同48点で首位をキープ。《共同通信》



7月7日のできごと