平成805日目

1991/03/23

この日のできごと(何の日)

【イラク・フセイン大統領】内閣改造を発表

23日の国営イラク放送によると、フセイン・イラク大統領は同日、ハマディ副首相を新首相とする内閣改造を発表した。

大統領は16日、湾岸戦争終結後初めてのテレビ、ラジオを通じた演説で「国内の再建と基本的なサービス提供のため新内閣を近く発足させる」と述べていた。今回の内閣改造はこれら国内民主化措置の一環とみられ、与党バース党の権力強化を図ったものとみられる。

1979年の権力掌握以来、フセイン大統領自身が兼任し続けていた首相職に新たに就任したハマディ副首相はイラクの国内の人口構成では50%を占めながらも現政権では反主流に属するシーア派イスラム教徒。

新内閣の主要閣僚では、キリスト教徒のアジズ副首相兼外相が外相ポストを外れて副首相となり、新外相にアハメド・フセイン・ホダイル氏が任命された。ホダイル氏は前大統領府長官で初入閣。また運輸通信相のモハメド・ハムザ・ズバイディ氏が新たに副首相に任命され、ジャシム文化情報相は解任された。

内相には敗戦後の国内治安維持のため今月6日の任命されたばかりの強硬派のマジド氏(前クウェート州知事)が留任した。同氏はフセイン大統領のいとこ。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【大相撲春場所】14日目

大相撲春場所14日目(23日・大阪府立体育会館)1敗の横綱同士の対決は北勝海がもろ差しから一方的に大乃国を寄り倒した。

きょう千秋楽に北勝海が旭富士に勝てば3場所ぶり8度目の優勝が決まる。大乃国が霧島を倒し、北勝海が敗れれば、ともに2敗の優勝決定戦となる。

横綱旭富士は大関霧島を簡単に寄り切って10勝目。霧島は10敗目。曙、寺尾の両小結は7勝7敗とし千秋楽に勝ち越しをかける。

平幕の貴花田は琴錦にも完敗で3連敗し、18歳の優勝の夢を絶たれた。《共同通信》

【海部俊樹首相】自民党・小沢幹事長と会談

海部俊樹
https://www.kantei.go.jp/

海部首相は23日夜、自民党の小沢幹事長と都内のホテルで夕食を共にしながら約1時間半会談し、24日からソ連、米国を連続訪問する小沢氏に対して、日ソ関係の打開を呼び掛けるゴルバチョフ・ソ連大統領あての親書を託した。《共同通信》

【中山太郎外相】国連事務総長と会談

訪米中の中山外相は23日午後(日本時間二24日未明)、国連本部にデクエヤル事務総長を訪ね、湾岸戦争後の中東和平問題を中心に意見を交換した。

外相はイラクとの正式停戦実現後、派遣が予想されている国連の平和維持活動(PKO)に対し資金協力の政務官の派遣中など非軍事面で積極的に協力していく意向を表明した。今回の湾岸戦争を契機に必要性が求められ始めている国連の紛争予防機能の強化についても情報収集の強化など、国連の努力に協力していく考えを強調した。《共同通信》



3月23日 その日のできごと(何の日)