平成803日目

1991/03/21

この日のできごと(何の日)

【中山太郎外相】米・ブッシュ大統領と会談

湾岸戦争後初めて渡米した中山外相は21日、ベーカー国務長官、ブッシュ大統領、米議会関係者と相次いで会談、日米経済摩擦、湾岸後の安全保障、対ソ政策を中心に意見交換した。

大統領は千葉・幕張メッセで開かれた国際食品・飲料展で米国産のコメが展示品から撤去された問題を取り上げ、日本の対応に不満を表明、コメの市場開放を要請した。また大統領は今年前半の訪日延期を公式に表明、日米双方は海部首相の訪米による日米首脳会談の開催で合意した。

湾岸後初の首脳会談で米側がコメの市場開放を含む日米経済摩擦、新多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)で攻勢をかけるとみられ、湾岸戦争の対応をめぐる対日不満を背景に日米関係は緊張した局面を迎える。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【英政府】人頭税廃止を発表

英政府は21日、富裕者優遇税として国民に不評を買い暴動まで引き起こした人頭税の廃止と、それに代わる新地方税制の導入政策を公式に発表した。

18歳以上の国民全員に課税される人頭税は、サッチャー前首相が昨年4月に導入を強行したばかり。そのわずか1年後に廃止が決まったのは、英国政治史上でも異例のことで、サッチャー女史の”申し子”とも評されたメージャー首相の前首相離れを象徴する事態となった。

人頭税の見直しを担当しているヘーゼルタイン環境相によると、1993年度に新税への切り替えが目標で、それまでは人頭税が減額された形で継続する。《共同通信》

【大相撲春場所】12日目

大相撲春場所12日目(21日・大阪府立体育会館)平幕の貴花田は大関小錦に寄り切られて初黒星がついた。横綱北勝海は大関霧島を一方的に破り、横綱同士の一戦は大乃国が旭富士を右内無双で倒し、ともに1敗を堅持。3人が優勝争いのトップに並んだ。

旭富士は4敗となり、優勝争いから脱落。霧島は負け越して、ツナとり一転かど番を迎えた。大関初優勝の翌場所負け越しは昭和43年秋場所の琴桜(6勝5敗4休)以来、皆動での負け越しは同42年夏場所の北の富士の5勝10敗がある。

貴花田に勝った小錦は8勝目を挙げてかど番を脱出した。十両は舞の海が4敗目を数え、栃司、旭豪山と並んだ。《共同通信》



3月21日 その日のできごと(何の日)