平成723日目

平成2年12月31日(月)

1990/12/31

【米・ブッシュ大統領】ソ連へメッセージ

ブッシュ米大統領は31日、ゴルバチョフ・ソ連大統領とソ連国民に向けた年頭のメッセージを発表し、ペレストロイカ(改革)路線の継続に強い期待を表明した。

ブッシュ大統領は「新しい社会の建設のためにソ連がこれまでにとった重要な一連の施策と困難な政治、経済改革の実現に向けた決意」を称賛し「ソ連国民を輝かしい未来へ導く」改革の道を歩み続けるよう呼び掛けた。《共同通信》




【パトリック・チャンさん】誕生日

【米・ブッシュ大統領】イラクの自発的撤退も

ブッシュ米大統領は31日発売の米誌タイムとのインタビューの中で「戦争になるのか」との質問に「彼(フセイン・イラク大統領)は(クウェートから)出て行くだろうというのが私の直感だ」と答え、イラクが自発的にクウェートから撤退することもあり得るとの見方を示した。ブッシュ大統領がイラクの撤退の可能性に言及したのはこれが初めて。

大統領は、イラクが撤退するとの見方は「アラブ諸国の首脳らとの意見とは異なる」としながらも、フセイン大統領が「対イラン戦争でしたことをクウェートではできないし、国内的にも生き残れない」と述べた。

ブッシュ大統領はまた、来年1月15日までのクウェートからの完全撤退をイラクに求めた国連安保理決議を履行するため米国人の命を犠牲にする決定を既に下したのか、との質問に対しては「米国人を犠牲にすることは望まない。そのような質問の仕方は好まない」と答えたが、イラク軍の撤退に向け、あらゆる必要な方策をとる決意だと述べ「領土をめぐっては1インチたりとも譲歩することはない」と指摘した。《共同通信》

【衆参両院議長】「年頭の辞」

桜内義雄衆院議長、土屋義彦参院議長は31日、それぞれ「年頭の辞」を発表した。この中で桜内議長は、「米ソ両国の対話と協調が東西冷戦構造を終結させ、東欧民主化の流れが東西ドイツの統一という画期的な結果をもたらしたことは誠に歓迎すべきもの。世界の平和と安定には、諸国民との相互理解と信頼関係が不可欠で、議会間交流が重要であると考えている」と強調した。

また、土屋議長も、「世界は歴史的な変革の時代に直面しており、国際社会において枢要な地位を占めるに至っているわが国としては、諸外国との友好親善を深め、話し合いによる世界平和の構築に向け一層の努力を傾注していかなければならず、引き続き議員外交を推進する考えだ」と議員外交の必要性を訴えた。《読売新聞》




12月31日のできごと