平成714日目

1990/12/22

この日のできごと(何の日)

【近鉄・野茂英雄投手】契約更改

新人ながら最優秀選手賞(MVP)に輝いた近鉄の野茂英雄投手(22)は22日午前、大阪・難波の球団事務所で初の契約更改交渉に臨み、約1時間の交渉後今季の1200万円から3倍になる200%増の3600万円で来季の契約にサインした。また、最多勝、勝率、防御率、最多奪三振の4タイトルを取り、MVP、最優秀新人賞、ベストナイン、沢村賞を受賞したことなどに対して球団から1000万円の「お祝い金」(前田球団社長)が贈られることになった。

1年目の契約更改で一気に3000万円台の年俸になったのは野茂が初めてで、昇給率200%は、清原(西武)の1年目の267%(600万円が2200万円)には及ばなかったものの、昇給額2400万円は、これまでの新人選手で最高額となった。(金額は推定)《共同通信》

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【プロ野球・中日】新入団選手を発表

中日は22日、名古屋市中区の「クラブ東海」でドラフト指名6選手とドラフト外2選手の入団を発表した。先月29日に12球団のトップを切って入団発表を終え、異例の二度目のお披露目となったドラフト1位の小島弘務投手(23)をはじめ、ドラフト2位矢野輝弘捕手(22)、同4位吉田太投手(22)の東北福祉大バッテリーらが、緊張の面持ちの中で「頑張ります」「精いっぱいやる」と熱っぽく抱負を話した。

発表に同席した星野監督も「期待があふれんばかりの選手ぞろい。早く(一軍の試合で)名前を呼ばれるような立場になってほしい」と激励していた。《共同通信》

【舛添要一氏】道知事選出馬要請を辞退

自民党北海道連から道知事選出馬を要請された国際政治評論家の舛添要一氏は二22日午前、都内の民放テレビ局内で記者会見し「諸般の事情を考慮の上、辞退したい」との意向を阿部文男道連会長あてに同日伝えたことを明らかにした。

ただ舛添氏は、「とにかく今は辞退申し上げる。(無所属なら出馬するかどうかは)状況次第だ」とも語り、無所属での出馬には含みを残した。

自民党の出馬要請を断った理由として舛添氏は①自民党の党利党略に利用されたくない②売名行為などの批判は極めて心外ーなどを挙げた。《共同通信》

【海部俊樹首相】政治改革要綱「年内に決定を」

海部首相は22日昼、首相官邸で自民党の西岡総務会長と約30分会談し、党政治改革基本要綱案について「速やかに党議決定してほしい」と指示、年内に総務会の了承を得たいとの考えを示した。西岡氏が要綱案について24、25両日総務会を開く予定になっていることを説明。今後の運び方について首相の考えをただしたのに対し答えた。

西岡氏が「(次の)法案要綱の段階では参院改革も併せて処理するべきだ」との考えを強調したのに対し、首相も理解を示した。《共同通信》



12月22日 その日のできごと(何の日)