1990 平成2年12月15日(土)

平成707日目

平成2年12月15日(土)

1990/12/15

【阪神・岡田彰布内野手】13%増で更改

阪神の岡田彰布内野手は15日、甲子園球場内の球団事務所で契約更改交渉を行い、13%増の6200万円で球団トップの座を維持してサインした。

岡田は今季、プロ入り初の130試合フルイニング出場を果たしたものの、打率2割6分5厘、20本塁打、75打点は昨年の成績を下回った。しかし、前半戦での成績が高く評価され「自分では6000万円に乗ればと思っていたが、前半65試合での貢献ポイントがビックリするほど高かった」と、予想外のアップに約1時間の話し合いですんなり判を押した。

自他ともに認めるチームリーダー。低迷が続くチームについて「投手、野手が一から出直すこと」と来季の巻き返しを誓い「Aクラスに入ることが(チーム全体の)年俸アップにつながると思う」。(金額は推定)《共同通信》




【長崎市長銃撃事件】地裁、41歳被告に懲役12年

「言論への暴力は絶対に許されない」。15日長崎地裁で開かれた長崎市長狙撃事件判決公判。静まり返った法廷で、赤塚健裁判長は厳しい口調で言い渡した。表情を変えず直立不動で判決を聞く右翼団体「正気塾」幹部T被告(41)。事件発生から11カ月、健康を取り戻した本島等市長(68)は市長室で「いろいろと申し上げるのは人間として耐え難い」と判決への直接のコメントは避けた。《共同通信》

【富山県・中沖豊知事】並行在来線で柔軟姿勢

富山県の中沖知事は15日、県庁内で記者会見し、金沢ー高岡間の並行在来線の取り扱い問題について、「経営継続、経営分離、経営委託などいろいろな場合を想定して検討していく」と述べ、経営分離も念頭に置いた柔軟な姿勢を示した。

中沖知事は、JRとの協議が年内に決着することは困難な情勢であるとの認識を明らかにするとともに、「今後とも、引き続き関係者間で在来線の経営形態について検討、協議していく」と強調した。さらに「JRに経営継続を求める基本姿勢は変わらない」としながらも、今後の検討の中では経営継続だけでなく、分離、委託なども含めていく考えも示した。そのうえで、「平成四年度の予算概算要求を考え、来年8月をめどに結論を出したい」と述べた。

これに対し石川県の中西知事は「富山県側はより現実論的な考え方になり、前進したと言える。石川県としてはあくまで、本格建設費の獲得を第一に努力する」と話している。《北國新聞》

【韓国・盧泰愚大統領】モスクワで会見

ソ連を公式訪問中の盧泰愚韓国大統領は15日、モスクワのソ連外務省プレスセンターで約1時間記者会見し、前日のゴルバチョフ・ソ連大統領との会談内容について説明した。

この中で大統領は、ゴルバチョフ大統領が南北朝鮮の国連同時加盟という韓国側の主張を「十分に理解し、同感の意を示した」と指摘。また南北間の対話による信頼回復が朝鮮半島の統一の道であるとの認識で両大統領が一致し、ゴルバチョフ大統領はこのような南北関係改善が進展するよう「可能な役割を果たす」と約束したことを明らかにした。

盧大統領は席上、声明を発表し、今回の訪ソが極めて成一功裏に行われ、成果に十分満足していると述べた。また韓ソ関係の一層の緊密化、各分野での協力の方針を確認。ソ連に対し今後、韓国と良好な関係を発展させるのと同様に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とも良い関係を発展させてほしいと述べ、ソ連の影響下で北朝鮮が改革、開放へ向かえるよう協力してもらいたいという韓国の立場を改めて表明した。

盧大統領は韓国と中国の関係についても触れ「改善の努力を引き続き行っており、遠からずすべての関係が正常化されると期待している」と述べた。《共同通信》




12月15日のできごと