1990 平成2年9月4日(火)のできごと(何の日)

平成605日目

平成2年9月4日(火)

1990/09/04

【北朝鮮】代表団がソウル入り

分断後初めて韓国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の両首相がソウルで直接対話する第一回南北首相会談に出席のため、延享黙首相を首席代表とす北朝鮮代表団一行90人は4日午前10時(日本時間同)すぎ、板門店の軍事休戦ラインを越えて韓国側に入り、正午すぎ、会議場兼宿舎のソウル市江南区のインターコンチネンタル・ホテルに到着した。

ホテルでは韓国側の姜英勲首相が出迎え、がっちりと歴史的な握手たわした。

首相会談は5、6の両日開かれるが、北朝鮮代表団の韓国入りは1985年12月の第十回南北赤十字本会談以来、5年ぶり。南北対話史上初めて両首相が政治、軍事、経済交流などを議題に会談することにより、分断状況下で不信と対立の中にあった南北関係は東西の冷戦終結を受けて新しい次元に発展し、朝鮮半島でも緊張緩和に向けて歩み出す。《共同通信》




【パ・リーグ】西武70勝、ダイエー70敗

ダイエー1-8西武◇4日◇西武

西武は中盤から打ちまくった。五回に秋山、伊東が連続本塁打。六回には吉竹の2ランが出て、七回には再び吉竹の適時打と失策。さらに八回にも秋山の2本目の28号アーチと田辺、辻の連打で毎回2点ずつを奪った。今季完封のない渡辺智は八回藤本博に本塁打され、惜しい完投の12勝目だった。西武は70勝到達、ダイエーは70敗目。《共同通信》

【ソ連・シュワルナゼ外相】来日

ソ連のシュワルナゼ外相は4日午後6時すぎ、羽田着の特別機で来日した。シュワルナゼ外相の来日は1年9カ月ぶりで、到着後に空港で声明を発表、「(来日の目的は)ゴルバチョフ大統領の訪日のしかるべき準備と思う。大統領訪日は両国関係に重要な出来事になる」と来日の意義を強調した。

さらに「活発に行動し、ソ日関係を発展させあらゆる分野で協力拡大する」ことの重要性を強調、二国間関係、最高レベルの協議、国際舞台での平和と安全のための協調行動を呼び掛けた。

これに対し中山外相は「来年の大統領訪日のためにいろんな問題を協議する重要な協議をしたい。日ソの新しい関係のために友好を増進し、実りのあるものにしたい」と来日を歓迎した。《共同通信》

【海部俊樹首相】クウェート蔵相と会談

海部首相は4日午後、来日中のクウェートのアリ蔵相と首相官邸で約20分間会談し、イラクのクウェート侵攻による中東危機をめぐり意見交換した。

アリ蔵相は冒頭「日本政府、国民の取った勇敢な立場を尊重する」とのジャビル・クウェート首長の個人的メッセージを伝え、日本の対イラク制裁措置を歓迎した。

これに対し、海部首相は多国籍軍支援などの中東貢献策を決定した経緯を説明するとともに「今後も日本としてやれることはできるだけやっていく」と述べ、湾岸地域の平和安定のため周辺国への経済支援など最大限の努力を継続する姿勢を強調した。《共同通信》

【政界メモ】ペルー貢献策には異論なし

◯…自民党の小沢幹事長は4日の記者会見で、干ばつのペルーに120台のトラックを贈るとの党決定をフジモリ大統領に国際電話で伝えたことを披露。大統領は大喜びだったとのことで、小沢氏はさらにこの費用3億円について「党のカネです」と自前の援助を強調。もっともそこは自民党らしく経団連や自動車メーカーにも配慮してもらったようだが、日系人初の大統領にこれからも協力を惜しまないとか。

中東貢献策をめぐって「現憲法下で自衛隊派遣は可能」と発言して物議をかもした小沢氏だが、今回のペルーへの“貢献”はだれからも異論がないだけに前向きなことこの上なし。

◯…税制協議会の専門者会議がこの日国会内で開かれ、土地、企業税制を論議。この会議も六回目を数えるだけに、自民党の野田税調副会長が「もう何度やったか。そろそろ消費税見直し案で(討議したら)どうか」と先制攻撃を仕掛けたが、社会党の安恒参院議員は「何回やっても何も進んでいない、といわれる」とそっけない返事。

このやりとりを見ていた加藤自民党政調会長は「まるで小田原評定だな」と堂々巡りにうんざり顔。もっともこの加藤氏も「協議は消費税を話し合うためだ。他の税制はその前提」と、かえって野党を刺激するばかり。まとまりそうもないのは400年前の史実を上回る?《共同通信》




9月4日のできごと

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