平成456日目

平成2年4月8日(日)

1990/04/08

【サッカー日本リーグ】日産、2年連続3冠達成

日産自動車が二連覇―。第25回日本サッカーリーグ最終節は8日、東京・西が丘サッカー場などで6試合を行い、前節首位に立った日産が3-0で日立製作所を下して勝ち点4とし、2位の読売クラブに勝ち点差1をつけて2年連続2度目の優勝を飾った。日屋は今季JSLカップ、天皇杯全日本選手権も制しており、昨季に続く連続三冠を達成した。

日産は22、29日にアジア・クラブカップ決勝で遼寧省(中国)と対戦、アジアのナンバーワンの座を目指す。

技術、スピードで上回る日産は、最下位の日立を相手にせず、前半7分、右から切れ込んだ平川のシュートをレナトが押し込み先制。さらにレナトは同28分、後半37分にも得点してハットトリックを記録、快勝した。

全日程を終了して3位以下の順位は、(3)全日空(4)古河電工(5)ヤマハ発動機(6)本田技研(7)ヤンマー(8)NKK(9)東芝(10)松下電器(11)フジタ工業(12)日立で、フジタと日立は二部に落ち、二部1位の三菱重工と2位のトヨタ自動車が一部に昇格する。

リーグ最優秀選手には、日産優勝の原動力となったゲームメーカー木村和が選ばれた。得点王のタイトルはレナトが17得点で5点の永島(松下)をかわして獲得、アシスト王は10アシストのメシアス(本田)とラモス(読売)がタイトルを分けた。《共同通信》




【米米CLUB】シングル「浪漫飛行」発売

4月8日のできごと(何の日)

【ゴルフ・湯原信光選手】7年ぶりV

ポカリスエットオープン・ゴルフ最終日(8日・広島県白竜湖CC=6780ヤード、パー71)湯原信光が通算7アンダーの277で逆転優勝し、1983年のフジサンケイクラシック以来7年ぶりにツアー通算4勝目を挙げ、賞金1080万円を獲得した。

前日まで首位の倉本昌弘が前半のアウトでトリプルボギーのほか4ボギーをたたいて、この日78と後退。トップに7打差の9位タイでスタートした湯原が5バーディー、1ボギーの67をマークして一気に勝利をものにした。

ホールアウト後、最終18番で後続4組のフィニッシュを静かに見守った湯原。復活を果たす7年ぶりの優勝が決まると、何ともいえないすがすがしい笑みを浮かべた。《共同通信》

【橋本龍太郎蔵相】円安是正に期待感

橋本蔵相は8日夕、パリの先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)から帰国後、大蔵省で記者会見し「G7声明は、為替市場での協力を含め各国が(円安の現状に)問題意識を共有していることを証明した」と述べ、円の下落に言及した声明と、それに基づく協調介入によって現在の円安水準が是正されることに強い期待を示した。《共同通信》

【競馬・第50回桜花賞】アグネスフローラ快勝

競馬のクラシックレース第一1戦“桜の女王”を決める第50回桜花賞は8日、重馬場の阪神競馬場の1600メートル、芝コースに18頭が出走して争われ、単勝一番人気のアグネスフローラ(河内洋騎手)が1分37秒1で、重賞(GI)初制覇し、賞金7500万円を獲得した。

レースは、アグネスが4コーナーを過ぎて先頭を走るケリーバッグを猛追。鋭い末脚でかわして快勝した。連勝複式は二番人気の②-⑥で620円の配当。同レースの売り上げ、175億7486万400円はレコード。アグネスフローラは牝四歳。戦積は5戦5勝。総収得賞金は1億2500余万円。《共同通信》

【ネパール】民主化デモ、各地に拡大

民主化要求デモと警官隊の衝突で流血の事態を招いたネパールでは7日に首都カトマンズから東約18キロのバクタプールで1万5000人規模のデモが起き、政府は8日、バクタプールに外出禁止令を発令したが、民主化要求デモは各地に拡大し、緊迫の度を増している。

新たにデモが起きたのはカトマンズ東方のバネパ、ビラトナガル、西方のチトワン、ブトワル、ポカラなどで、軍隊が発砲し、さらに数人の死傷が出たもよう。

チャンド新首相は7日、民主化を求める非合法政党ネパール会議派(NCP)の最高指導者ガネシュ・マン・シン氏と協議したが物別れに終わった。NCPによると、シン氏はチャンド首相との協議で「ビレンドラ国王が複数政党制を認めることが先決」と主張したが、首相は何も答えず、成果はなかった。

一方、シャルマ前工業相、ロハニ前住宅・保健相は8日、民主化要求と29年にわたる政党結成の禁止措置解除について直ちに譲歩するよう求めたビレンドラ国王あての声明をそれぞれ発表した。

既に外出禁止令が出されている首都カトマンズやパタンでは、8日も軍隊や警官が装甲車やヘリコプターで厳しい監視を続けた。カトマンズでは同日の午前と午後、1時間ずつ同禁止令が解除され、市民が食料品や野菜を買い求めたが、これ以外には通りに市民の姿はなかった。

ネパール政府は民主化運動が高まった2月以来、約200人の反体制活動家を釈放するなど一定の譲歩姿勢を示してきた。しかし、ネパールの外交筋は、抗議活動はますます広がっており、「国王」は最終的に民主化要求に屈せざるを得ないだろうと述べた。

国際線の航空路は6日以来、運航しておらず、8000-1万人の外国人がホテルなどに閉じ込められたままで、各国の大使館は自国民を国外に脱出させるため空港の再開を求めてネパール政府と交渉中といわれる。《共同通信》

【ネパール・ビレンドラ国王】複数政党制導入を約束

2月下旬からの民主化要求運動が当局側との衝突で流血の事態にまで発展していたネパールで、ビレンドラ国王は八日午後11時(日本時間9日午前2時15分)すぎ、国営テレビ・ラジオを通じて声明を発表し、29年間にわたって政党活動を禁止した憲法の条項を廃棄し、複数政党制を導入すると表明した。拡大の一途をたどる民主化要求運動に対して国王が初めて示した大な譲歩で、これを受けてネバール会議派(NCP)など非合法政党の指導者は、デモなどの行動を中止する方針を明らかにしたことから、ネパール情勢は力による対決から、話し合いによる変革へと新たな局面を迎えることになった。

国王の声明は、反体制派が9日に「憲法のコピーを焼く」大規模抗議行動の計画をしていた矢先のことで、王宮報道官が伝えた。国営テレビは9日にさらに詳しい発表があるとしている。

国営テレビによると、国王はこの日、NCPのギリシャ・プラサド・コイララ書記長ら反体制派指導者4人と初めて会談。コイララ氏は国営テレビに対し、国王との会談後、デモなどの行動は中止していると述べた。

目撃者の話によると、国王の声明が発表された後、首都カトマンズ市内の一部では、市民が屋根の上に上って歓声を上げたり、爆竹を破裂させるなど、民主化運動の勝利を祝う動きが始まっている。しかし、外出禁止令は今のところ解除されておらず、商店は開まったままで、大通りに多くの市民が出ている様子はないという。

カトマンズでは6日、民主化を求める数千人のデモ隊が王宮へ行進しようとして警察と衝突、50人以上が死亡する事態に発展。さらに7日には東18キロのバクタプールでも1万5000人規模のデモが起き、政府はカトマンズ、パタンに続いてバクタプールに外出禁止令を出していた。《共同通信》

【オーガスタ(米ジョーシア州)八日共同】ゴルフの祭典、第

【ゴルフ・マスターズ】ニック・ファルド選手がV2

ゴルフの祭典、第54回マスターズ・トーナメントは8日、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(パー72)で最終ラウンドを行い、昨年の覇者、ニック・ファルド(英国)が追い上げてレイ・フロイド(米国)と通算10アンダー、278で並び、プレーオフの末逆転優勝し、賞金22万5000ドル(約3550万円)を獲得した。ファルドは昨年もプレーオフからの優勝。二連覇は1965、6年のジャック・ニクラウス(米国)以来で史上2人目となる。また英国勢としては3連覇。

日本の尾崎将司はこの日72で回り、通算2オーバー、290の23位となり、来年の出場権が得られる24位以内を確保。初出場の尾崎直道は6オーバー、294で33位だった。《共同通信》

【ライアン・ホワイトさん】死去

血友病の治療からエイズ(後天性免疫不全症候群)にかかり、エイズに対する偏見と闘って中学校への復学を勝ち取るなどその勇気を称賛されたライアン・ホワイト君(18)が8日早朝、入院先のインディアナ州インディアナポリスのライリー児童病院で息を引き取った。

ライアン君は3月29日に容体が悪化、ライリー病院に入院。歌手エルトン・ジョンが見舞ったり、全来から励ましの手紙、贈り物が寄せられた。先週インディアナポリスの植樹式でニレの木を植えたブッシュ大統領は、ライアン君の勇気に学び、エイズ撲滅に努めようと呼び掛ける談話を発表した。

ライアン君は、13歳の1984年、輸血が原因でエイズに感染した。同州ココモのライアン君が通っていた中学校の教師、父兄は、エイズが児童にうつってはと、ライアン君の登校に反対、一時は電話で授業を受けることになった。

ライアン君と母親のジーンさんは、通常の接触ではエイズに感染しないと教育委員会に訴えた。しかしらちが明かず、結局裁判に訴え最終的に復学を勝ち取ったが、一部生徒のボイコットや嫌がらせは続いたという。このため、ライアン君は結局地元ココモから近いシセロに移り、ハミルトン高校に入学した。

ライアン君は米議会の公聴会でエイズ撲滅を訴えたり、募金活動の先頭に立ち、エイズに侵された人たちに勇気を与え続けた。エイズに対する偏見と闘い続けたライアン君の話は昨年テレビ・ドラマとして放映された。《共同通信》




4月8日のできごと