平成430日目

平成2年3月13日(火)

1990/03/13

【大相撲春場所3日目】横綱北勝海関、通算500勝

大相撲春場所3日目(13日・大阪府立体育会館)2横綱、3大関がそろって快勝。千代の富士は巨砲を右四つからあっさり寄り切って3連勝、1000勝達成まであと「3」とした。北勝海も持ち前の突き、押しで太寿山を終始攻め立てて豪快に押し倒し、通算500勝目をマークした。

大関陣は復調著しい旭富士が右四つから花ノ国を落ち着いて寄り切り、小錦も小結寺尾の機敏な動きをよく見て攻め立て、ともに3勝目。北天佑は関脇琴ヶ梅を押し出し、初日の黒星の後、2連勝となった。

十両では注目の兄弟関取、新十両の若花田と貴花田がそろって勝ち、ともに2勝目。ハワイ出身の新十両曙は初白星を挙げた。《共同通信》




【日本坂トンネル事故訴訟】公団の安全対策に欠陥

昭和54年7月、静岡県の東名高道路・日本坂トンネル(全長約2キロ)内で、玉つき衝突による大火災が発生、7人が死亡し約170台の車が焼けた「日本坂トンネル事故」をめくり、トラックや積み荷を焼失した運送会社など37社が「防災機器の不備と衝突事故後の不適切な対応が大惨事を招いた」と、日本道路公団(宮繁護総裁)に総額約2億5400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、東京地裁であった。

柴田保幸裁判長は「消防署や後続車両への情報提供の不足と遅れ、初期消火手段の不備など、長大トンネルが通常有していなければならない安全性を欠いていた」と、公団側のトンネル管理上の落ち度を認め、総額約1億9000万円を支払うよう同公団に命じた。公団側は控訴する方針。《共同通信》

【連合・山岸章会長】社会党は基本政策見直しを

全電通(山岸章委員長、26万人)は13日午前、都内で中央委員会を開き、今後の政治姿勢や賃金闘争などを中心とした90年春季生活闘争方針案の討議に入った。

山岸委員長(連合会長)はあいさつで、先の総選差の結果について「自民党の過半数制れなどを目標として闘った連合労働者としては明らかに敗北だった」と総括、敗因として(1)社会、公明、民社、社民連の四野党は国民連合政権実現のための受け皿がつくれなかった(2)自民党が金権、企業締め付け選挙を徹底的に行った―ことを挙げた。

しかし今後の野党の進むべき方向としては「参院における与野党逆転という政治的力関係が維持される限り、政治改革の闘いの展望は明るく開ける」として四野党の結束を堅持する必要性を強調した。

特に総選挙で“独り勝ち”となった社会党に対しては「四野党の協調体制をつくり得なかった野党第一党の政治的、道義的費任は重い」と指摘した上「政権を目で責任政党へ脱皮するため政策、運動両面において、大胆な自己改革を加えることを強く期待する」と述べ、基本政策を見直して四野党による連合政権協議を再開するよう求めていく考えを示唆した。《共同通信》

【海部俊樹首相】日米構造協議「私が最終的に決断」

海部俊樹
https://www.kantei.go.jp/

海部首相は13日の閣議で、日米構造協議への取り組みについて「(中間報告政府案の取りまとめに当たり)内閣官房が調整中だが、最終的には自分が決断して決定するつもりだ」と述べ、各省庁の利害や既得権益を超えて、日米関係打開のため強いリーダーシップを発揮する決意を表明した。

これは4月初旬の第4回の日米構造協議に向けて、政府部内、自民党での具体案づくりがようやく本格化する中で、各省庁や圧力団体の抵抗が強まることが予測されるのにあらかじめクギを刺したものであり、同時に日米首脳会談でブッシュ大統領から求められた「政治的指示」の実行を重ねて表明したものだ。《共同通信》




3月13日のできごと