平成388日目

平成2年1月30日(火)

1990/01/30

【自民党・安倍晋太郎元幹事長】自民党政権で懸案解決

自民党の安倍元幹事長は30日午後、遊説先の岡山市内のホテルで講演し、3月末に予定されている中間報告の取りまとめ作業に向け本格化する日米構造協議問題などに関連し「総選挙後は日米問題が最大の懸案になる」との厳しい認識を示した上で「世界における日本の役割を果たすため、米国との信頼関係を維持できる政権を実現することが必要だ。できるのは自民党だけ。野党はまだ準備不足だ」と、改めて総選挙での自民党への支持を訴えた。

安倍氏はこの中で、最近来日した米国会議員らとの会談内容を紹介し「彼らの胸中は怒りでたぎっている。中には“構造協議できちんとしたケジメがつけられなければ、同一盟国としては済ますことができない”と言う人までいる」と述べ、日本側の対応によっては日米関係がさらに悪化するとの強い懸念を表明した。《共同通信》




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【ヤクルト・野村克也監督】初のユニホーム姿

30日、チーム全員の顔写真撮影のため、野村新監督が初めてユニホーム姿になった。ちょっぴりダブつき気味の縦ジマに「縦の線はもともと長身の人に似合うもの。短足、胴長の……」と冗談を飛ばしたあと、「それでも一月たてばなじんでくる。今はまだ選手について何もわからない状態。これからが大変だ」と、ユマキャンプに思いをめぐらせていた。《読売新聞》

【日本相撲協会】第二次二子山執行部スタート

日本相撲協会は30日、役員改選で選出された新理事10人による理事会を開き、互選で理事長に、二子山現理事長(元横綱初代若乃花)を再選した。このあと新役員の各理事、監事(3人)の職務分担と委員、主任の任命などを終えて第二次“二子山執行部”が正式にスタートした。

新たな役員は、理事の高砂親方(元小結富士錦)と監事の玉垣親方(元小結若浪)の2人で、ほかは旧執行部と同じメンバー。2理事の職務分担も高砂理手が相撲教習所長、玉垣監事が警備本部副部長兼生活指導部副部長となったほかは、協会ナンバー2の事業部長に出羽海理事(元横綱佐田の山)審判部長に鏡山(元横綱柏戸)九重(元横綱北の富士)両理事、巡業部長に春日野理事(元横綱栃ノ海)がいずれも留任するなど、大きな変動はなかった。

委員の任命では、“花形職場”といわれる審判委員に新しく4人を登用。ハワイ出身、元関脇高見山の東関親方が新任されたのが目を引く。外国生まれの審判委員は史上初めてで、現役時代から親しまれた“ジェシー・スマイル”と独特のハスキーボイスが人気を呼びそうだ。《共同通信》

【政界メモ】「梅干しを食べて頑張る」

◯…海部首相は30日、首相官邸で福岡・太宰府天満宮からやってきた「梅の使節団」一行の表敬訪問を受けた。首相は、つぼにが開きかけた梅の花の香りをかぎながら「遊説の途中にお参りしたこともある」と懐かしそう。

西高辻信良宮司が「衆院選もあるし遊説でお疲れでしょう」と名物の梅干しを差し出すと思わぬ陣中見舞いにニッコリ。記者団に感想を求められた首相は「梅の花っていいもんだね。寒さに耐えてパッと咲くでしょう。梅干しを食べて頑張りますよ」と言葉少なに答え、選挙勝利ー続投へ闘志をかきたてていた。《共同通信》

◯…金丸元副総理はこの日午後、山形県村山市内で講演した。司会者に「水戸黄門ではないが、先の副将軍です」と紹介されて登壇。お得意の消費税問題を取り上げた金丸氏、「消費税、その他あらゆる問題を大蔵省の差し金で、同調する国会議員と一緒になってやってのけたのが今日までの政治だ」「消費税が通ると考えたのは大蔵省と、同省寄りの自民党国会議員の野望だった」などと大蔵官僚批判を全面展開。

しかし、公示前のこの時期にあまり消費税について触れるのは気が引けたのか、最後に金丸氏は「今度の選挙は社会主義、共産主義でいいのか問われる選挙だ。消費税が問題ではない」と、「体制選択選挙」を強調、聴衆をけむにまいていた。《共同通信》

【海部俊樹首相】政見放送の録画撮り

海部首相は30日午後、東京都渋谷区のNHK放送センターで、衆院選の政見放送の録画撮りを行った。

カメラのライトに映えるように濃紺地に紫色の水玉をあしらったネクタイ姿の首相は、自らペンをとって練り上げた原稿を手にスタジオ入り。用意された鏡台の前で、女性から約五分間にわたってメークしてもらった後、自らくしを取って髪の乱れを直す入念な準備をしてカメラの前に。一立候補者に戻り気を引き締める表情で5分30秒間の録画撮りに臨んだ。《共同通信》




1月30日のできごと