平成174日目

平成元年6月30日(金)

1989/06/30

【韓国・ソウル】機動隊、学生500人を連行

韓国の全国大学生代表者協議会(全大協)は7月1日から朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌で開かれる第13階世界青年学生祭典への参加を叫び30日、ソウル市内の漢陽大で約3000人が参加して集会を開いた。

韓国政府は全大協が前日、平壌祭典に女子大生一人を代表として送ったことは北朝鮮に同調する動きだとして、約7000人の機動隊を漢陽大に投入し、約500人を連行した。

残る学生らの一部、約500人が学内の人文科学部の建物に立てこもり、包囲する機動隊と深夜までにらみ合いを続けた。この過程で学生と激しい衝突が繰り返され、双方に数十人の負傷者が出た。《共同通信》



【巨人・角三男投手】日本ハム入り

日本ハムは30日、東京・六本木の球団事務所で巨人から無償トレードで獲得した角三男投手(33)=183戦地、86キロ、左投げ左打ち=の入団を発表した。背番号は23。

今回のトレードは、左投手の強化を狙う近藤監督の意向を受けた日本ハムが巨人に申し入れた。巨人は29日、遠征先の広島で角に通告し、同投手がシーズン中のトレード期間最終日となるこの日、移籍を了承した。《共同通信》

【横浜市旭区】ごみ処理場から現金1億7000万円

30日午前9時40分ごろ、横浜市旭区、産業廃棄物処理業「横浜オール清掃」のゴミ処理場から「産業廃棄物の耐火金庫を壊したら多額の現金が出てきた」と110番があった。

旭署で調べたところ、現金はすべて新札切り替え前の旧1万円札で、金融機関の帯封が付いており、総額約1億7000万円。同署は金庫を運びこんだ業者や金融関係の割り出しを急ぐなどして持ち主の特定に全力を挙げている。《共同通信》

【自民党3長老】「宇野首相は早期退陣を」

福田元首相、二階堂前副総裁、松野元総務会長の自民党3長老は30日午後、昼食をともにしながら都内の福田事務所で約1時間会談し、苦戦が予想されている都議選、参院選など当面の政局について意見を交換した。

3氏は参院選について、現状では自民党の大敗は必至との見通しから「宇野首相が1日も早く辞めることが党のためになる」との厳しい認識で一致した。

しかし参院選公示日を7月5日に控え、首相の早期退陣は時間的に困難との判断から“首相臨時代理”を置く高層も検討された。

竹下前首相、安倍前幹事長はじめ党内の大勢は参院選までは首相を支えていく方向に傾いているが、長老グループのこうした動きは首相の辞意発言で微妙に揺れる党内に亀裂をもたらすことだろう。共同通信

【宇野宗佑首相】側近の取り違いのせいに?

女性問題で進退まで取りざたされている宇野首相は30日、記者団から「あすお都議選応援が中止になったそうだが」と水をむけられると、一瞬、表情をこわばらせながらも「そうらしいな。まあ、よろしいがな」と気にとめていないふうを装った。

とはいえ自民党とれんが首相の女性スキャンダル、辞意表明騒ぎに困りはて、首相の応援演説を正式に拒否したのが真相とあって、首相は問わず語りに「(辞意を漏らしたという)例のミスインフォメーションがあったのでバタバタした」とブツブツ。どうやら首相、自らの言動を棚に上げ、辞意騒動を即金の糸山英太郎衆院議員の取り違いのせいにしたいようだった。《共同通信》



6月30日のできごと