平成17日目

1989/01/24

【原田憲経済企画庁長官】辞任

竹下内閣の副総理格である原田憲経企庁長官(69)は、リクルート疑惑発覚後の昨年11月まで政治団体の会費を受け取っていたほか、リクルートコスモス社からも政治献金を受けていた事実を認め、24日夕、責任をとって竹下首相に辞表を提出、首相も受理した。

竹下内閣での閣僚辞任は政権発足以来1年3カ月で通算5人目、リクルート疑惑関連では3人目。昨年12月27日に発足した改造内閣ではわずが1ヶ月足らずの間に長谷川前法相に続いて2人目という異例の事態となった。《共同通信》




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【竹下登首相】進退考えず

竹下首相は24日夜、首相官邸で、竹下改造内閣発足から1ヶ月早くも2人目の閣僚が辞任したことについて「大先輩の2人の判断で辞意の表明があったので、素直に受けるべきだと考えた。この責任は私にもある。私の不徳の致すところだ。新しい陣営でこの難局に心新たに取り組まなければならない」と語った。さらに記者団の「献金が理由で辞任となると……」との質問をさえぎり、「献金が辞任の理由とは考えていない」とこれを否定した。

また、東京・世田谷の私邸前で「リクルート問題に関与した立場として、総理自身の進退を考える余地はないか」との質問に対し「ございません」と答え、辞任する考えのないことを明らかにした。《読売新聞》



1月24日 その日のできごと(何の日)