平成2日目
1989/01/09
【天皇陛下】朝見の儀「憲法を守り、これに従って責務を果たす」
天皇陛下が皇后美智子さまとともに即位後初めて首相ら三権の長や閣僚など国民の代表に正式に会われる「即位後朝見の儀」が9日午前、皇居の宮殿・松の間で行われた。7日の「剣璽等承継の儀」に続く即位関連の「国の儀式」。
陛下は243人の出席者を前に、まず即位を宣言した後「憲法を守り、これに従って責務を果たす」と、象徴天皇として「平成」時代を国民とともに歩む決意を力強く表明された。《共同通信》
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【竹下登首相】恩赦実施は慎重に
竹下首相は9日午前、首相官邸で開いた政府与党首脳会議で、昭和天皇崩御に伴う恩赦実施について「十分な事務当局の検討を経て、世論の動向を見極めたうえで、結論を見いだす」と述べ、世論の批判を浴びないよう慎重に具体案を作成する方針を示した。
この日の会議では、まず小渕官房長官が、8日の臨時閣議で、首相から大赦を含めた恩赦実施検討の指示があったことを説明、「実施する方向で各省検討のため持ち帰っている」とした。これに対して党側は「党の方でも、十分に相談にのりたい」と述べた。《読売新聞》