平成4264日目

2000/09/10

この日のできごと(何の日)

【全米テニス】最終日

テニスの全米オープン最終日は10日、ニューヨークのナショナル・テニスセンターで行われ、女子ダブルス決勝は第2シードの杉山愛(日本テレコム)ジュリー・アラール・デキュジス(フランス)組が初優勝した。

四大大会の女子ダブルスで、日本選手の優勝は25年ぶり。杉山は昨年の全米で混合ダブルスを制しており、二年連続でタイトルを獲得した。

男子シングルス決勝は、第6シードのマラト・サフィン(ロシア)が第4シードのピート・サンプラス(米国)に6−4、6−3、6−3で勝ち、賞金80万ドル(約8500万円)を手にした。20歳のサフィンは四大大会初優勝。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【大相撲秋場所】8日目

大相撲秋場所8日目(10日・両国国技館)全勝の横綱武蔵丸が追風海を送り出し、だた一人勝ち越しを決めた。もう一人の横綱曙は大関雅山を寄り切って1敗を堅持。雅山は連敗で3敗目。大関は魁皇が土佐ノ海をはたき込み、出島が栃乃洋を寄り倒し、ともに1敗をキープ。千代大海も貴闘力を寄り切って連敗を2で止めた。大関復帰を目指す関脇武双山は小結貴ノ浪に寄り倒され、3敗目を喫した。全勝の武蔵丸を、1敗で曙、出島、魁皇が追っている。十両は琴光喜が全勝でリードし、琴錦は引退した。《共同通信》

【女子ゴルフ】日本女子プロ選手権

日本女子プロ選手権コニカ杯最終日(10日・福島県リベラルヒルズGC=6409ヤード、パー72)高村亜紀が5人によるプレーオフを制して、1995年以来2度目の女子プロナンバーワンの座に就き、賞金1260万円と来年からの3年シード権を獲得した。高村は98年のTakara WORLD以来のツアー通算8勝目。

首位でスタートした高村は9番でバーディーとしたが、後半に3ボギーをたたき、74で後退。通算1アンダー、287で並んだ米山みどり、小野香子、中野晶、天沼知恵子とプレーオフに入り、高村が1ホール目にバーディーを奪った。東尾理子は17位だった。

【男子ゴルフ】サントリー・オープン

サントリー・オープン最終日(10日・千葉県総武CC総武=7163ヤード、パー71)40歳の真板潔が逆転し、通算11アンダー、273でプロ16年目でツアー初優勝を飾り、賞金1800万円を獲得した。

1打差で2位だった真板は大詰めの2ボギーでヒヤリとさせたが、中盤の2バーディーでパープレーの71にまとめた。今野康晴が追い上げて1打差の2位、谷口徹がさらに1打差で3位に入った。尾崎将司が5位に上がったが、前日まで首位だった桧垣繁正は78と崩れ、8位だった。

【オウム真理教】坂本弁護士の妻を慰霊

オウム真理教(アレフに改称)の荒木浩広報部長と伊藤精和副部長は10日、元教団幹部らによって殺害されたとされる坂本堤弁護士の妻都子さん=当時(29)=を慰霊するため、遺体が埋められていた魚津市二ケ、通称僧ケ岳・別又林道沿いの慰霊碑前を訪れ、献花した。教団としては7月に鎌倉で墓参しているが、魚津市では初めて。

二人は10日午前9時ごろ、魚津市の林道入り口に到着した。地元住民が事前に通行止めのゲートなどを設けていたため車を降り、林道約6キロを徒歩で登った。午前10時ごろ、二人は慰霊塔と慰霊碑に献花し、無言で手を合わせて五分ほど祈り続けた。

慰霊後、荒木部長は慰霊塔前で会見し、「(慰霊は)義務だと思った。(長い祈りは)ここに来るまでの10年以上を振り返り、気持ちを清算するために必要だった。悔い改め、二度と過ちを起こさない。(今回の慰霊を)罪を清算し、事件を直視していくスタート地点としたい」と話した。

慰霊碑と慰霊塔の土地所有者の妻(72)は魚津市の自宅で、オウム幹部の慰霊について「歩くつらさで都子さんの無念さを少しは理解してほしい」と話した。《北國新聞》



9月10日 その日のできごと(何の日)