カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年2月15日(土) 在ペルー日本大使公邸占拠事件・テレ朝、公邸に無線機残す

    平成2961日目

    1997/02/15

    この日のできごと(何の日)

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】

    テレ朝、公邸に無線機残す

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、テレビ朝日系列の記者が今年初め公邸に入った際、現地取材本部のデスクの指示で邸内に無線機を残していたことが、15日までに分かった。これまでに2回、この無線機を使って人質らと交信したという。

    郵政省は伊藤邦男同社社長を呼んで事実関係を確認、外務省は「平和的解決に重大な影響を及ぼす懸念がある」と遺憾の意を表明した。同社は13日午後から無線機の使用を中止したことを明らかにしている。

    テレビ朝日系列の広島ホームテレビの人見剛史記者とペルー人通訳の2人が公邸内に入ったのは1月7日(現地時間)。

    テレビ朝日などの説明によると、人見記者は公邸に入る際には武装グループを刺激する恐れがあるため、所持していた携帯無線機の電源を切っていた。

    しかし、公邸を出る際に武装グループから無線機を残す許可を得たため、現地取材本部のデスクと無線で交信。デスクが「人質からのSOSを含め、今後の公邸内取材に必要」と無線機を残すように指示した。その後、本社の報道局も報告を受けていた。

    1月末に、武装グループのメンバーとみられる男からこの無線機で2回、現地取材本部に呼び掛けがあり、日本人人質計10人余りと数分間にわたって交信。家族らへのメッセージなどを聞いた。そのあ、無線機の使用を中止した理由については「予備的対話が始まり、解決を阻害することがないように配慮した」としている。

    テレビ朝日側は、人見記者が公邸に入ったことについては当時「社として邸内入りは指示していない。現地の報道デスクも知らなかった」とコメントしていた。《共同通信》

    3回目の予備的対話

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)は15日、前日に続いて公邸前の民家で3回目の予備的対話を開いた。外交筋によると、保証人とオブザーバーの寺田輝介・日本政府現地対策本部顧問(駐メキシコ大使)が議題案を作成することで合意し、今週前半までに4回目の予備的対話を開いて双方に諮る見通しとなった。

    事実上の直接交渉として始まった予備的対話は、MRTA側が強く主張する仲間の服役囚の釈放要求をめぐり議題設定が難航。このため保証人のシプリアニ司教とビンセント駐ペルー・カナダ大使、ミニグ赤十字国際委員会ペルー事務所代表、オブザーバーの寺田顧問の4人が、双方の主張を考慮した妥協案づくりを申し出た。

    保証人はトロントの日本・ペルー首脳会談で打ち出された「合意の履行の保証」という性格をさらに拡大、寺田顧問もオブザーバーの立場を超え、仲介者として積極的な役割を担うことになる。議題案が了承されれば、予備的対話は大きく前進し、個別の問題について実質的な話し合いが行われる。

    しかし双方が受け入れ可能な議題案の作成は容易でなく、交渉の先行きは依然不透明だ。シプリアニ司教とビンセント大使は、対話終了後「双方は議題設定に関し主張を終えた」との声明を発表し「保証人とオブザーバーはペルー政府とMRTA各代表の承認を得て、対話が容易に継続できるよう提案を準備することで合意した」と述べた。《共同通信》

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    【公明】橋本首相の退陣迫る

    旧公明党の参院議員12人と地方議員で組織する「公明」(藤井富雄代表)は15日午前、都内で第2回全国大会を開いた。藤井代表はあいさつで、橋本政権について「消費税率5%への引き上げなどで国民負担は年間9兆円も増加するが、行政改革や予算削減は全く進まない」と批判。「新進党とともに橋本内閣の退陣を追りたい」として、政権との対決姿勢を強め、新進党と連携して退陣を迫る考えを表明した。

    また7月の東京都議選について「自民党に多数議席を許せば、かつての伏魔殿に戻ってしまう」と述べ、公明候補24人の全員当選に全力を挙げる考えを強調した。公明は懸案となっている新進党との合流問題への対応を都議選後に先送りする方針を固めており、藤井氏も合流問題には言及しなかった。

    大会には新進党の小沢一郎党首、連合の芦田甚之助会長らが来賓として出席した。全国大会は平成6年12月の結成大会以来で、地方から代議員約300人が参加。午後は、向こう一年間の活動方針案、重要政策案をめぐる質疑を行い、採択の予定。《共同通信》

    【自民党・森喜朗総務会長】「橋本総裁再選に協力」

    自民党の森喜朗総務会長は15日、秋田県大曲市で講演し、今年9月の自民党総裁任期切れに関し「自民党は総裁選争いをしている暇はない。国を挙げて21世紀の展望を開くような行革をやり、橋本さんに2期目の総裁をやってもらうことが大事だ」と述べ、行政改革を推進する観点から橋本龍太郎総裁(首相)の再選に協力する考えを表明した。

    沖縄米軍用地問題で地主約3000人分の使用期限が5月に切れることに関連し「仮に法的措置をしなければならない事態になれば、与党3党内で意見のすき間ができないかと心配している」と、米軍用地特別措置法改正問題の浮上で社民党が自民党との連携を解消するのではないかとの懸念を示した。

    森氏は平成9年度予算案について「かんたんに修正はできないが、予算を執行する中で野党の考えを取り入れることは不可能ではない。率直に各党の理解を得られるよう努力すれば、年度内に成立できる」と語った。また行政改革を推進するためには、衆院定数の削減も必要との自説を強調した。《共同通信》

    【池田行彦外相】韓国外相と会談

    アジア欧州首脳会議(ASEM)第1回外相会議に出席した池田行彦外相は15日夜、シンガポール市内のホテルで韓国の柳宗夏外相と会談した。

    両外相は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)も黄長燁朝鮮労働党書記の亡命問題について、黄書記本人の亡命意思を尊重し、国際法のルールに基づいた解決に向け、今後も緊密な連携を図るとの認識で一致した。

    柳外相は「静かに冷静に忍耐強くやりたい」と強調、事態の長期化も視野に入れながら、中朝関係悪化を懸念する中国の立場に配慮して対応する考えを強調した。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】各地で回収作業

    ロシアタンカー「ナホトカ」から流出した重油が能登に漂着して1カ月の15日、石川県内は朝から穏やかな天候となり、約半月ぶりに3000人が海岸に出た珠洲市など4市7町で重油回収作業が展開された。

    北國新聞社ヘリ「あすなろ」から見た能登の海は本来の美しさを取り戻したかのように映り、油が大量漂着した珠洲市長橋町の海岸も遠目には平常に復したが、岩場の随所にはカッパに身を包んで根気よく油を拾い集める住民、ボランティアの張りつめた姿があった。

    この朝、奥能登地方は時折薄日が差し、ヘリもほとんど揺れない程度の微風がそよいだ。見下ろす珠洲、輪島の波打ち際は岩礁が透けてまだらに輝き、ちょうど1カ月前の1月15日以来、赤茶けた重油がどっと押し寄せた場所とは信じられないほど。

    もっとも、珠洲市長橋町から輪島市の景勝地曽々木海岸にかけての岩場には回収作業の人たちが途切れず、のどかな光景はどこにも存在しない。道端には回収用の青いドラム缶がぎっしり並べられ、重油の後始末の困難さを物語った。

    珠洲市内では14日までに3890リットルと船首部が沿岸に座礁した福井県三国町の1.5倍以上の漂着油が回収され、16日も大規模な回収作業が行われる予定である。

    天気図に目を落としたヘリの操縦士が言った。「双子の低気圧が接近している。16日は能登も大荒れでしょう」。つかの間の好天から悪天候に向かい、能登の人々の闘いはさらに続く。《北國新聞》

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    2月15日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年2月14日(金) オウム・松本智津夫被告、第26回公判

    平成2960日目

    1997/02/14

    この日のできごと(何の日)

    【オウム・松本智津夫被告】第26回公判

    オウム真理教松本智津夫被告(41)=教祖名麻原彰晃=の第26回公判が14日、東京地裁で開かれ、坂本堤弁護士一家殺害事件の新たな検察側証人の元幹部早川紀代秀被告(47)は「麻原被告から指示され実行犯の一員でした。最初は坂本弁護士一人だったが、妻子も殺害するよう指示を変えた」と証言した。

    その上で「坂本さん宅のかぎが開いていることを電話で伝えると麻原被告は『(家族も)一緒にやるしかない』と命じた」とし、一家三人を殺害した経緯を詳述した。《共同通信》

    松本被告は証言に割り込み「うそついてるぞ」などと阿部文洋裁判長の制止を無視して独り言を繰り返したため、前日に続いて退廷させられた。退廷命令は五度目。

    公判は午前10時すぎに開廷し、早川被告は前日の元幹部岡崎一明被告(36)に続き、事件の経緯を証言。松本被告の独り言を聞いて言葉に詰まり、開廷後約40分で松本被告が退廷した直後には証言席の机に突っ伏して泣いた。

    早川被告の証言によると、松本被告は事件2日前の平成元年11月2日から3日未明に「坂本弁護士が問題なんだ。『被害者の会』の実質リーダーで、一番ポアしなければならない」と坂本弁護士の殺害を指示した。教団の批判記事を掲載した「サンデー毎日」の編集長を狙うと考えていた早川被告は「弁護士は依頼を受けてやっているだけなのに」と思った。

    妻子殺害は早川被告が現場付近から松本被告に電話し、指示された。松本被告にためらうような様子は感じられなかったという。妻子殺害の指示について、松本被告の捜査段階の供述調書には、早川被告が松本被告に電話し「家族がいるがどうするか」と妻子殺害に言及したと記述されている。

    早川被告は自分の公判で起訴事実を認め、共犯とされる幹部端本悟被告(29)の公判でも事件の経緯を証言した。《共同通信》

    「うそをついてはいけないよ」「麻原彰晃だ、これは」。証言をけん制する発言を繰り返し、前日に続き退廷を命じられた14日の松本被告。懸命に検察官の質問に耳を傾け証言する努力を続けていた早川被告は、「教祖」が刑務官に抱えられて東京地裁の法廷から姿を消すと、証言台に突っ伏し、左腕に顔を押しつけ、声を上げて泣いた。

    この日の公判で松本被告は入廷するなり「今日認否させてください。駄目なら退廷した方がいい」と阿部文洋裁判長に要求。阿部裁判長から「証人尋問だから聞いてなさい」とたしなめられた。

    グレーのスーツ姿で、小さな声で証言を続ける早川被告。しかし約10分後、松本被告が「正直に言った方がいい」と横からつぶやくと、沈黙し赤いハンカチで何度も目を押さえた。松本被告はしばらく黙って聞いていたが、間もなく「うそです。そういう話はありません。国選弁護人はまじめに仕事してない」などと不規則発言を連発。

    阿部裁判長が「いろんな裁判をやっているけど、あなたのように静かにできない被告人はいないよ」とくぎを刺すと傍聴席からは笑いが漏れ、松本被告は「何回いばりくさっているんだ」と裁判長にも食ってかかった。

    退廷命令後、泣き続ける早川被告に検察官が歩み寄り「続けられますか」。うなずきながらも顔を上げないため、阿部裁判長が「そこに水がありますから、飲んで少し落ち着いて」と促した。ハンカチで涙をぬぐい、水を飲んだ早川被告は、その後気を落ち着かせ、坂本弁護士一家殺害に至る経緯について淡々と証言を続けた。《共同通信》

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    【熊本県玉名市・柳町遺跡】日本最古の「文字」見つかる

    熊本県玉名市の柳町遺跡から出土した四世紀初頭(古墳時代前期)の木製よろい(短甲)の一部に「田」とみられる文字が書かれているのが見つかり、同県教委と検討会議(座長・甲元真之熊本大教授)は14日「日本で書かれた最古の文字」と発表した。一緒に出生した土器が、これまで日本最古の文字とされた三重県嬉野町・片部遺跡の「田」の字が書かれた土器よりも、古い型式とみられることから、文字の書かれた時期も20−30年さかのぼるという。

    甲元教授は「文字という意思伝達手段が早い時期から使われたことがうかがえる貴重な史料。畿内など古墳文化の中心地以外での発見により、当時の文化が予想以上に広く浸透していたことも確認できた」と話している。

    文字が見つかったのは、木製短甲の一部とみられる棒状の木片(長さ約7.8センチ、幅約1.1センチ)。短甲を構成する板の継ぎ目部分に、留め具として取り付けられていたらしい。裏側の平面部に約5ミリ四方の文字とみられる黒い跡が五つ並び、うち一つが「田」の字と判定された。残る四つは解読作業中という。

    判定の理由として、同教委は①五つの跡が等間隔に配置されている②形がそれぞれ違う③「田」の下辺部を狭く書く特徴が同時代の中国で書かれた文字と類似している−などを挙げ、記号や紋様の可能性は低いとしている。

    書かれた方法や材料は不明だが「染料などと筆で書かれた」と「焼き印のような手法」との二説が検討されているという。

    片部遺跡の文字は一部の線が欠けており「文字ではない」などと論争になったが、柳町遺跡の文字は完全な形で、筆で書かれたような柔らかい線もあり、検討委員9人とも文字と判定した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・土井たか子社民党党首と堂本暁子さきがけ議員団座長は14日の定期政策協議の冒頭、双方の幹事長ら幹部にそれぞれバレンタインデーのチョコレートをプレゼント。堂本氏が「バレンタインだから」と社民党幹部に渡すと、負けじとばかりに土井氏も「(私もプレゼントを)考えてみました」とさきがけの園田博之幹事長らに差し出した。男性陣は「チョコレートをくれる人なんか(ほかに)いないよ」(及川一夫社民党政審会長)と喜んだが、社さ両党の相思相愛ぶりを表す本命チョコ、それとも義理チョコ。

    ○・・・自民党の加藤紘一幹事長はこの日都内で講演し、平成9年度予算編成で整備新幹線の新規着工に道を開いたことが批判されたことを例に挙げ「自民党は連立政権への参加で変わってきており評価が上がっていると思う。ただ、何かあるとやっぱりと言われるところがある」と党の現状を冷静に分析。さらに「安心すると自民党におんぶお化けが現れる。ちょっと気を許すと批判を受ける体質がある」と自戒することしきりだった。もっとも加藤氏にとって本当にこわいお化けの正体は「保保連合」?《共同通信》

    【ラグビー・大八木淳史選手】現役引退を表明

    ラグビーの元日本代表として活躍した神戸製鋼のロック、大八木淳史(35)は、現役を引退することがこのほど決まり、今後は神鋼ラグビー部のアドバイザーとして、後進の育成に当たるとともに、日本協会の競技人口対策プロジェクトの委員として、ラグビーの普及、発展に努めることを、14日明らかにした。

    大八木は現役引退の理由について、体力的な衰えによるものではなく、神鋼の新しいチームづくりのためには現役を退くべき、などと説明した。

    神鋼は今季、全国社会人大会の準決勝で三洋電機に敗れたが、大八木はこの試合に欠場し「出場していれば、来季もできるという気持ちもわいたと思うが、いい意味でターニングポイントになった」と話した。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】

    右舷ハッチから油漏出

    タンカー重油流出事故で、運輸省は14日、海洋科学技術センターの無人探海探査機「ドルフィン3K」によるタンカー「ナホトカ」の潜水調査について検討した結果を明らかにした。油は右舷タンクのハッチから漏出していた。

    同省は、同日設置の対策検討委員会で①6000−7000トンある船体を引き揚げ回収する②油だけ抜き取る③鉄の箱や砂、コンクリートで埋め込む−などの可能性についても検討する方針。

    同省によると、船体は水深2500メートルの深海で左舷を下にして70−80度傾いた状態で沈没。油を積んでいない右舷5番タンクは水圧でつぶれていた。油漏出は一カ所だけで、前部に当たる右舷4番タンクのハッチから漏出、手すりに付着後1−1.5時間掛け、海面に出ているという。

    同ハッチは閉まっていなかったか、パッキングが緩んでいるとみられるが、同省は第4タンクの1200キロリットルのうち3分の2がわずかずつ出れば、漏出は自然に止まるとみている。

    付着油除去始まる

    ロシアのタンカー重油流出事故で、海上災害防止センターは14日、福井県三国町沖に座礁した船首部タンク内に付着している油を、仮設道路に設置した大型クレーンを使って取り除く作業を始めた。

    船首部の重油抜き取り作業は10日に終了したが、タンク内部にはまだ重油が付着しており、大型クレーンにホースなどを取り付ける作業が13日まで続けられていた。《共同通信》

    エリツィン大統領がメッセージ

    外務省は14日夜、ロシア船籍のタンカー「ナホトカ」の沈没による重油流出事故に関連してロシアのエリツィン大統領から橋本龍太郎首相あてにメッセージが届き、首相からも返事を送ったことを明らかにした。

    エリツィン大統領のメッセージは13日に届いたもので「日本の被災地の住民にあらためてお見舞いを申し上げたい。日ロ双方が力を合わせてこの災難を処理できることを期待する」と両国の協力が重要だとの認識を表明。これに対し橋本首相は14日、「被害は依然として拡大しており、汚染除去、原因究明、補償確保、再発防止などの点でロシア側関係者が引き続き誠意をもって対処するよう強く期待する」と要請した。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】2日続きの対話に合意

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループの代表は1月14日午後、公邸前の民家で2回目の予備的対話をした。保証人のシプリアニ司教らは対話終了後、「予備的対話は実質的に進展した。明日(15日)も続行する」と声明を発表。2日連続の対話開催に合意したことを明らかにした。

    対話は予想以上に順調に開かれており、今後の交渉に明るい希望が出てきた。しかし司教らは「政府とMRTAは互いに議題に関する提案をしたが、まだ合意できていない」と、本格交渉に向けた議題設定には至らなかったことを認めた。

    今後、議題設定で合意しても、MRTA服役囚の釈放問題などでは大きく対立しており、事件解決までにはなお相当の時間がかかる見通しだ。

    この日の対話は、午後3時20分(日本時間15日午前5時20分)すぎに始まり、午後6時40分ごろまで続いた。1回目と同様、政府側はパレルモ教育相が出席、保証人のシプリアニ司教、ビンセント大使、ミニグ赤十字国際委員会ペルー事務所代表の3人と、日本政府現地対策本部の寺田輝介顧問がオブザーバーとして同席した。MRTA側も前回と同じ、武装グループのナンバー2、ロハス容疑者が参加したとみられる。

    11日の1回目の予備的対話では、対話継続で合意。MRTA側は最大の対立点である仲間の服役囚の釈放要求を持ち出したが、突っ込んだ協議をせず、中断を回避した。2回目の対話でも、同じ要求を続けた可能性は高いが、パレルモ教育相は論争を後回しにして合意点を積み上げる対話継続を選んだようだ。《共同通信》

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    2月14日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年2月13日(木) オウム裁判・岡崎被告「坂本事件は麻原の指示」

    平成2959日目

    1997/02/13

    この日のできごと(何の日)

    【オウム裁判】岡崎被告「坂本事件は麻原の指示」

    オウム真理教松本智津夫被告(41)=教祖名麻原彰晃=の第25回公判が13日、東京地裁で開かれ、坂本堤弁護士一家殺害事件の実行犯とされる元幹部岡崎一明被告(36)が「麻原の指示で実行犯のメンバーに加わった。坂本弁護士の家に押し入り、殺害した」と証言した。 その上で、松本被告の「ポア(殺害)するんだ」との命令で、坂本弁護士一家三人を次々に殺害した経緯を詳細に述べた。

    松本被告は自分の犯行指示の証言に割り込み「全部うそだ」「ポアとは言ってない」と発言。さらに「なぜ認否させないんだ」などと阿部文洋裁判長の制止を無視して独り言を繰り返し、開廷後約15分で退廷させられた。松本被告への退廷命令は四度目となる。

    地下鉄サリン事件の証人尋問が続いた松本被告の公判は、この日から坂本弁護士事件の事実審理に入った。岡崎被告は最初の検察側証人。

    岡崎被告は松本被告の犯行指示は平成元年11月1日か2日の未明とし、松本被告が右手の親指と人さし指で丸を作り、人さし指をはじいたしぐさを詳述。松本被告が幹部会議で「坂本弁護士が『被害者の会』を組織し、教団を批判している」と説明したことや「被害者の会」にスパイを送り込んでいたことなども明らかにした。

    同年11月4日未明の一家殺害については「坂本弁護士の首に右手を巻き付けた」「奥さんの『子供だけはお願い』という声を聞いた」などと当時の様子を証言した。

    犯行の経緯に先立ち、岡崎被告は、松本被告に次ぐ「大師」の地位にいたことや2年2月に教団から脱走したことなども述べた。

    坂本弁護士事件では、松本被告のほか、実行犯とされる6人のうち刺殺された村井秀夫元幹部=当時(36)=以外の5人の計6人が起訴された。公判で岡崎被告ら4人は起訴事実を認め、松本被告は認否を留保。幹部新実智光被告(32)は黙秘している。 松本被告はこの事件についてだけ捜査段階で犯行の指示などを自白し、供述調書が作成されている。

    「起き上がろうとする坂本弁護士の首に私が右手を巻き付けて押さえた。こんしんの力を込めていたと思います」。

    岡崎被告は公判で、坂本弁護士一家を殺害する場面を生々しく証言した。 公判の冒頭から松本被告は「全部うそ、岡崎証人、うそをついてはいけないんだよ」と大声で証言を妨害。「阿部(文洋)裁判長はどこにいる。あなたはだれ。なぜ阿部さんを出さない」などと不規則発言を繰り返した。松本被告は阿部裁判長からこれまで最短の15分で退廷を命じられ、刑務官に腕を引っ張られるように退廷した。

    グレーのブレザー姿で証言台のいすに座った岡崎被告は、松本被告を見ることなく、正面に向かって証言。松本被告を「麻原」と呼び捨てにし、はっきりしたロ調で話していた岡崎被告の声が一段低くなったのは、検察官から「当初は坂本一護士だけを殺害する予定ではなかったか」と尋ねられた時だった。

    室内での殺害については「自分が坂本弁護士を押さえている間、奥さんが『子供だけはお願い』という声が聞こえた。大きくはないが、部屋の中では聞こえる声だった」などと振り返った。《共同通信》

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    【スバル・フォレスター】発売

    フォレスター
    https://www.goo-net.com/

    富士重工業は13日、新型車スバル「フォレスター」を発売した。乗用車とSUVの機-能を進化させ、使いやすさとそう快な走りを追求した。スバル4WDシステムの低重心レイアウトで優れた操縦性と安定性を実現した。ニューコンセプトターボエンジンと軽量高剛性ボディでゆとりの加速性とラフロードでの十分な走走性を高めた。価格はS/tb型の5MTで221万2000円。《共同通信》

    【ナホトカ号重油流出事故】

    自衛隊の作業が完了

    重油汚染事故で、栗田知事の要請を受けて福井県内各地の海岸で油の回収作業にあたっていた陸上自衛隊の主要作業が13日までに終了した。派遣人員は支援も含めて延べ約1万2000人で、回収した油は約800キロリットル。作業終了に伴い同日、指揮した第十師団の師団長が知事を表敬訪問し、作業内容を報告した。《福井新聞》

    社民党・土井たか子党首、災害認定を要望

    社民党の土井たか子党首は13日、梶山静六官房長官に対し、輪島、珠洲両市で11日に行った重油流出事故の現地調査の結果に基づき、災害対策基本法に基づく災害認定などを早期に行うよう申し入れた。

    土井党首は、自治体への対応窓口の一本化、生態系の影響調査なども要望した。梶山長官は与党とともに対策を検討することを約束した。

    梶山長官は13日午後の記者会見で、重油流出事故の補償問題に関し、「災害対策基本法だけでは対応は不完全という懸念を(社民党は)持っている。私たちも(補償問題の検討を)やっていかなければならない」と述べ、法改正も含め検討する意向を示した。《北國新聞》

    【韓国政府】北朝鮮・黄長燁書記の自筆書面を公表

    韓国政府は13日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の黄長燁書記が12日の亡命申請直後に「悩みに悩んだ末、民族を不幸から救うため、南の人々と協議しようと決心した」などと亡命動機を記した自筆書面の全文を公開した。

    黄書記はまた「労働者、農民たちが飢えているのに、労働者と農民のための理想社会を建設したと騒ぎ立てる人々を、まともな精神の人間と言えようか」と北朝鮮の金正日体制と指導層を厳しく批判した。

    韓国の柳宗夏外相は13日、韓国記者団に対し、黄書記が亡命を求めた際に何の条件も示さなかったと明かし、亡命は権力内部の闘争によるものではなく北朝鮮社会に衝撃を与えるためだとの見方を示した。

    トップクラスの高官である自身の亡命を起爆剤に、北朝鮮に体制と社会の変革を促そうという動機が明確になった。《共同通信》

    橋本龍太郎首相は13日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の黄長燁・朝鮮労働党書記が韓国への亡命を申請したことに関連し、金正日体制に与える影響について「当然、それもあり得るが、ちょっと検討がつかない」と述べ、北朝鮮国内の混乱につながることに懸念を表明した。《共同通信》

    【中曽根康弘元首相】議員在職50年で表彰

    自民党の中曽根康弘元首相(比例・北関東)が、13日の衆院本会議で議員在職50年の特別表彰を受け「身に余る光栄」と感謝の意を表すとともに、「一筋に政治に生き抜くことが、わが生涯であると願ってきた」と政治生活を振り返り、今後も政治の信頼回復に努力したいと衰えぬ意欲を見せた。

    あいさつで中曽根氏は「思慮を欠いた言動により、ご迷惑をお掛けしたことや礼を失したことも多く」と「米国の知的水準は日本より低い」との放言を意識した反省の弁や、ロッキード、リクルート両事件」での証人喚問を念頭に「三度の証人喚問に応ずるなど、果たしてこの栄誉に値するや否や、慚愧の念に堪えない」と神妙な姿勢も示した。《共同通信》

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    2月13日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年2月12日(水) 北朝鮮・黄長燁書記、亡命を申請

    平成2958日目

    1997/02/12

    この日のできごと(何の日)

    【北朝鮮・黄長燁書記】亡命を申請

    韓国政府は12日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日書記の側近で最高人民会議(国会)外交委員長である朝鮮労働党の黄長燁書記(73)が日本から帰国途中の12日午前、北京の韓国大使館で随行員1人とともに韓国への亡命を申請したと発表した。北朝鮮から韓国への亡命者としては過去最高位の高官。亡命の動機は明らかになっていない。

    2人は北京市内の韓国大使館とは別の三里屯地区にある同領事部の建物内に保護されている。中国当局は同日、同領事部周辺の警備を強化した。

    韓国政府は亡命を受け入れるため、柳宗夏外相が張庭延駐韓中国大使に協力を要請するなど協議を開始し、代表団も北京に派遣する方針。しかし、かつてない大物亡命者だけに、中国は北朝鮮との関係を配慮して韓国への出国を認めるかどうか苦慮しており、中国の決定に時間がかかることも予想される。《共同通信》

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    【青森県・木村守男知事】前知事を批判

    「かつて県政のトップにあった人に、県民のための県政という意識が薄かった。といわざるを得ない」。公費の不正支出が30億円を超えることが12日、明らかになった青森県。木村知事は記者会見で、厳しい口調で前知事批判を繰り広げ、2年前の知事選のしこりが、いまだに残っていることを強烈に見せつけた。

    前回の選挙で自民系の北村正哉前知事を破って以来、県議会で同党との全面対決など、厳しい県政運営が続く新進系の木村知事。同日午前の職員への訓示では「県政を引き継いだものとして」「長年の慣行が」など言葉の端々にうかがわれるだけだった批判が、記者会見で一気に噴出した。

    「私が知事になってから(食糧費は)減っている。どの時代でもトップが庁内を律すれば不適正支出は少なくなる」「県行政が時代遅れだった。トップの認識がいかがという思いは否定できない」などとぶちまけた。

    一方の北村前知事は「前知事を悪者に見せたい気持ちは分からないでもないが、前任者へのおん念を職員を犠牲にして果たしていくようでは困る」と注文をつけている。《共同通信》

    【自民党・小渕恵三前副総裁】ポスト橋本に意欲

    自民党の小渕恵三前副総裁は12日夜、都内で開いた後援会のパーティーで、ポスト橋本について「橋本内閣の六大改革の後は若手とともに小渕恵三も責任を持っていきたい」と述べ、政権奪取に意欲をにじませた。

    小渕氏は橋本政権に関して「加藤紘一幹事長と梶山静六官房長官の上に座り、三角形を守っていけば、(政権の)3、6、9月危機説は絶対にないと確信している」と強調した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】ウラン弾誤射問題対応手落ちを陳謝

    政府は12日、劣化ウラン弾誤射問題で、環境などへの影響がないかどうか沖縄・鳥島で現地調査を行う方針を決めた。外務省を中心に防衛、科学技術両庁も加わって同日、具体的準備察業に着手、3月末までに実施する方針。

    また橋本龍太郎首相は同日の衆院予算委員会で、沖縄県への通報後れなど政府の対応に手遅れがあったことを陳謝した。さらに「(調査は)日米共同で行われるべきだ。沖縄県にも信頼できる方に入ってもらう」と答え、日米両政府に加え沖縄県を加えた3者による合同調査が望ましい、との考えを示した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・ペルーの大使公邸人質事件で、橋本龍太郎首相は12日、予備的対話に同席した寺田輝介現地対策本部顧問から電話で報告を受けた。内容を取材しようとする記者団に、首相は「それは言わないって」と、そっけなく拒否。「こちらで一行にしかならない記事が向こうでは大きく取り上げられる」というのが理由。7日の与野党党首会談後に「予備的対話にロハス容疑者が出席する」と話したことが、ペルーの現地紙に大きく取り上げられたことを思い出したようで「だから発表以上のものは我慢してくれよ」。日本の首相の影響力の大きさを言いたかった?

    ○・・・「政治は面白くないとの声があるが」と、この日の記者会見で質問された自民党の加藤紘一幹事長は「小選挙区になって過半数の票を求める各党が総合的な政策を発表し、政策が似てきた。政治が行政から十分、分離独立していない」の二つの理由を挙げた。その上で、加藤氏は「しかし政治が面白くなる過渡期にある」と反論。「派閥や新党ができるということに国民は興味を失っている。衆院予算委の討議は具体的テーマになっている。政治の質がいい方に変わりつつある」と、政治が行政を抑えて政策論中心になってきていると解説するのだが。《共同通信》

    【新型ロケットM5・1号機】打ち上げ成功

    固体ロケットとしては世界最大となる新型ロケットM5の1号機が12日午後1時50分、電波望遠鏡衛星ミューゼスBを搭載して文部省宇宙科学研究所・鹿児島宇空間観測所(鹿児島県内之浦町)から打ち上げられた。M5は順調に飛行、打ち上げ約8分後に予定通り衛星を分離、一周6時間余りのだ円軌道に投入し、打ち上げは成功した。同研究所はミューゼスBを「はるか」と命名した。

    宇宙のかなたから届く電波を観測する「はるか」は、地上の電波望遠鏡と同時観測することで、これまでにない高精度な観測が可能。ブラックホールなどの宇宙のなぞの解明が期待される。今後、高度を徐々に上げ、搭載機器の性能をチェック、今年9月の本格運用開始を目指す。

    M5は全長30.7メートル、直径2.5メートル、重量139トンの三段式。地球を回る高度250キロの低軌道に1.8トン、月への軌道には0.54トンの衛星を乗せることができ、月や火星などの太陽系探査にも使用可能な能力を持つ。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】フジモリ大統領、英から帰国

    ペルーの日本大使公邸人質事件は12日、フジモリ大統領が英国から帰国、前日の第一回予備的対話を受け、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)との本格的な交渉の準備が整った。

    焦点となる次回予備的対話の日程は双方が調整中で、一部地元紙は13日にも開かれると伝えている。日本政府現地対策本部筋は「日程はまだ決まっていないが、急きょ(開催が)決まることもある」と述べた。

    同筋によると、予備的対話の会場となった民家には公邸のMRTAと結ぶ直通電話が敷かれている。11日の第一回の対話は、全員の自己紹介から始まり、4時間におよぶ協議の間にはかなりの休憩時間も設けられたという。

    大統領は12日午後4時40分(日本時間13日午前6時40分)、リマのホルヘ・チャベス国際空港に到着、パンドルフィ首相の出迎えを受けたが、事件についての発言はなかった。

    大統領は直ちに大統領府に入り、MRTAとの交渉担当者のパレルモ教育相から11日の予備的対話の内容について報告を受けた。次回以降の交渉の方向についても打ち合わせしたとみられる。

    大統領は英国訪問でメージャー首相と会談、人質事件でのペルー政府の対応に支持を取り付けた。日米両国の支持とも併せ、国際的支援を背景に事件解決に当たる方針。

    公邸では12日午前11時(日本時間13日午前1時)前、人質の日本大使館員9人が約20分間にわたり裏庭に出て、昨年12月17日の事件発生当日の天皇誕生日レセプション用に設営され、そのままになっていた天幕の一部や食器を片付けた。《共同通信》

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    2月12日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年2月11日(火) 在ペルー日本大使公邸占拠事件・話し合い継続で合意

    平成2957日目

    1997/02/11

    この日のできごと(何の日)

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】話し合い継続で合意

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、公邸を占拠する武装グループ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)とペルー政府双方の代表は11日午後、道路を挟んだ公邸前の民家で約4時間にわたり、事実上の直接対話となる予備的対話を行った。

    同席した保証人のシプリアニ司教とカナダのビンセント駐ペルー大使は終了後、「双方は対話継続で合意し、その手続きを承認した。日程は今後決める」と発表した。次回対話は13日以降になるとみられる。

    MRTAと政府側が直接協議したのは昨年12月28日以来、1カ月半ぶり。対話継続に合意したことで、12月17日に発生、長い間こう着状態が続いた事件は平和的解決へ向け一歩踏み出した。《共同通信》

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    【社民党・土井たか子委員長】石川県輪島市、珠洲市を視察

    社民党の土井たか子党首は11日、輪島、珠洲両市でタンカー重油流出事故の被害を視察し、石川県庁で谷本正憲知事と池田健県議会議長から要望を聞いた。

    谷本知事は広範囲にわたる油流出事故に対応できない現行の法律・制度の整備を要請。土井党首は「国内法の点検と、油濁防止に関する条約の充実を国際的に提起するという2つの対応がある」と述べ、自社さ3党協議の課題に位置づける姿勢を示した。

    谷本知事は重油除去費用が地方自治体の負担になっている現状を訴え、船主の委託を受けている海上災害防止センターが除去費用を立て替え払いできるように同センターへの融資制度の緊急創設を要請した。また、風評被害拡大を防ぐため、沈没船体からの流出防止と、新たに漏れた油の漂着前の処理を要望した。《北國新聞》

    【橋本龍太郎首相】「6つの改革」重ねて決意

    橋本龍太郎首相は11日昼、東京・日比谷公会堂で開かれた「建国記念の日を祝う国民式典」であいさつし、現在を明治維新、第2次世界大戦後に続く第3の変革期と位置付けて「世界の潮流を先取りする経済社会システムを一日も早く創造するには行政、財政、社会保障、経済、金融システムに教育を加えた6つの改革を一体的に断行しなければならない」とあらためて改革に臨む決意を表明した。

    また「地域紛争、軍縮・核不拡散、環境、テロなどの地球的規模の問題解決が緊急の課題となっている中で、地域的協力、グローバルな協力にも積極的に取り組む必要がある」と述べ、国際社会の平和と繁栄のために貢献していく姿勢を強調した。《共同通信》

    【新進党・旭道山和泰衆院議員】断髪式

    まげに別れを告げ、名実ともに「旭道山先生」が誕生―。昨年10月、衆院議員に転身して大相撲を廃業した元小結の旭道山和泰氏(32)=鹿児島県出身、大島部屋=の断髪式・披露大相撲が11日、東京・両国国技館で行われた。

    断髪式では新進党の小沢一郎党首ら国会議員、日本相撲協会の境川理事長(元横綱佐田の山)ら約290人がはさみを入れた。「泣かないようにしようと思っていたが、最初から泣いてしまった」と、ガッツあふれる相撲で土俵を沸かせた旭道山氏もさすがに感慨深げ。

    「5着持っている」と言うスーツでの今後の議員活動の抱負を聞かれて「新弟子ですから大きいことはできないが、できることからやっていきたい」ときっぱり話した。《共同通信》

    【第34回ラグビー日本選手権】東芝府中が初優勝

    ラグビーの第34回日本選手権は11日、晴れ間ののぞく東京・国立競技場で4万3000人の観衆を集めて行われ、社会人王者の東芝府中が学生覇者の明大に69−8で勝ち、1948年の創部以来初の日本一に輝いた。社会人は9連勝で、通算成績を26勝8敗とした。

    東芝は分厚いサポートでボールを次々とつなぎ、明大の防御網を簡単に突破。前半2分のフッカー薫田のトライを皮切りに、前半だけで8トライを挙げた。後半は明大の反撃に遭ってゴールライン前にくぎ付けにされる場面もあったが、これをしのいだ後はさらに3トライを追加した。

    明大は東芝の多彩な攻めについていけず、失点を重ねた。後半23分にFWでトライを奪い、意地を見せたものの地力の差は大きく、21年ぶりの優勝はならなかった。《共同通信》

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    2月11日 その日のできごと(何の日)

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