カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年10月28日(火) 正力松太郎賞にヤクルト・古田敦也捕手

    平成3216日目

    1997/10/28

    この日のできごと(何の日)

    【正力松太郎賞】ヤクルト・古田敦也捕手

    プロ野球の発展に貢献した選手や監督に贈られる「正力松太郎賞」は2年ぶりに日本一となったヤクルトの古田敦也捕手(32)に決まった。28日、東京都内のホテルで開かれた選考委員会で満場一致で選ばれた。

    古田は初受賞で選手の受賞は9人目10度目で捕手は初めて。リーグMVP(最高殊勲選手)、日本シリーズMVP、正力賞を同時受賞するのは1992年の石井丈裕(西武)以来で、ヤクルトからは93年の野村克也監督以来3年ぶり。金メダルと副賞500万円が贈られる。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【巨人・桑田真澄投手】FA宣言し再契約

    フリーエージェント(FA)資格を持つ巨人の桑田真澄(29)、槙原寛己(34)両投手が28日、東京・神田の球団事務所で深谷尚徳球団代表、山室寛之代表補佐とそれぞれ交渉し、ともにFA宣言した上で、再契約を結んだ。現状維持の年俸1億円と再契約金(額は不明)で合意した桑田の契約年数は4年の長期となったもよう。槙原は1993年に次いで2度目の権利行使で、現状維持の年俸1億6000万円と再契約金1600万円でサインした。

    右ひじの手術から2年ぶりに復活した桑田は、シーズンを通して先発で働き、規定投球回をクリア。完投は0だが10勝7敗、防御率3.77の成績。希望の複数年契約を結び「二けた勝利を果たし、来年はことし以上にやれると実感した。予想したよりいい条件を提示してもらった」と笑顔を見せた。

    槙原はチーム最多タイの12勝(9敗)を挙げ、防御率は3.46。勝利数による出来高契約を結んだものの複数年契約はならず「活躍するしかない」と話した。(金額は推定)《共同通信》

    【東京株式市場】全面安

    28日の東京株式市場は、前日のニューヨーク市場の暴落を受けて朝方から売り注文が殺到、全面安の展開となった。東京証券取引所は暴落回避のため気配値の更新値幅を縮小するなど臨時措置を取った。しかし、平均株価(225種)は1万6312円69銭と1995(平成7)年7月以来、約2年3カ月ぶりの安値で取引を終了。前日比725円67銭、約4.3%の急落となった。

    この日はアジア市場の株価も軒並み急落。前週の香港株暴落に始まった世界同時株安は、ニューヨーク市場で増幅され、再びアジアを揺るがす形となった。東京では翌日以降に大量の売り注文を残す銘柄も多く、一段の株価下落への懸念が広がっている。

    東京市場は、午前の寄り付き後、しばらくはほとんどの銘柄が売り気配のまま値がつかない状態が続いた。その後、取引が成立する銘柄が増えるにつれて平均株価は下げ幅を拡大。午後には一部に公的資金とみられる買い支えもあったが、売り注文をさばききれず、一時は819円安と、終値で今年最大の下げ幅だった8月11日の780円を超える下落となった。出来高は約4億300万株。

    ニューヨーク市場との連動性が高く市場のリード役だった優良ハイテク株のほか、香港へ多額の融資を実施している銀行の株にも大量の売り注文が集まった。《共同通信》

    【行政改革会議】公共事業は「国土整備省」へ一本化

    行政改革会議(会長・橋本龍太郎首相)は28日、9月の中間報告で打ち出した省庁再編案に関し、公共事業を担う「国土開発省」と「国土保全省」を一元化し、新たに「国土整備省」を創設する方向で自民党や、関係省庁との本格的調整に入る方針を固めた。行革会議首脳が同日夜、明らかにした。

    中間報告の1府12省庁の枠組みを堅持することは確認されていることから、国土整備省創設に伴い①国土保全省の軸とされた現在の農水省は現状に近い形のまま単独で存続②国土保全省に統合されるとされた建設省河川局は、国土整備省に統合③「環境安全省」は中間報告の通り創設、される方向になった。

    ただ、公共事業担当の行政部門が巨大化するため、調整は曲折が予想される。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○…自民党の遠藤要両院議員総会長は28日の役員連絡会で、選挙区である宮城県の知事選で推薦候補が破れたことについて「責任を感じているが、県の事情を察してほしい」と陳謝。その上で、相乗りで推薦した新進党の小沢一郎党首の応援は「悪女の深情けだ」と決めつけ、「宮城県が(小沢氏の地元の)岩手県にのみ込まれるという印象を与えるので来ないでほしいと再三、言ったのに…。影響が出たかもしれない」と敗因を分析したが、呉越同舟の失敗は小沢氏に押し付けたいとの気持ちがありあり。

    ○・・・新進党の野田毅政審会長はこの日の記者会見で、自民党の緊急経済対策をやり玉に。いわく「第一に政策不況だという反省がない。第二は中身が『検討する』『努力する』と具体性がない。第三に言い古された内容のら列で新味がない。第四に、以上の理由で効果がない」と批判、さらに「景気対策は四つの『ない』だ」と決めつけながら「景気対策に失望して、株価も下がった」と言いたい放題。党総務会、役員会で宮城県知事選敗北に対する執行部批判が集中したことへの憂さ晴らし?《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    10月28日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月27日(月) 松山ホステス殺人事件・初公判

    平成3215日目

    1997/10/27

    この日のできごと(何の日)

    【松山ホステス殺人事件】初公判

    1982年8月に松山市で起きたホステス殺害事件で、約15年間の逃走の末、時効直前に逮捕され、強盗殺人罪に問われた同市生まれの元ホステス福田和子被告(49)の初公判が松山地裁(田村秀作裁判長)で開かれ、同被告は殺害を認めた上で「当時は金に困っておらず、現金などを奪おうとする計画性はなかった」と泣きながら述べ、強盗の犯意は否定した。

    この日、33の傍聴席を求め約2000人が並んだ。

    起訴状によると、福田被告は57年8月19日午後3時ごろ、松山市勝山町、ホステスA子さん=当時(31)=のマンションで、A子さんの首を腰ひもで絞めて殺し、現金や整理たんすなど計約1000万円相当を奪った。

    検察側は冒頭陳述で、当時の福田被告について「消費者金融から約200万円、さらに知人をだまして約100万円を借りるなどしていた」と借金があったことを指摘。A子さんの家財道具を運び出す際には「A子さんの夜逃げの手伝いをしてくれ」と言って、親類の男性らに頼んだことを明らかにした。

    また福田被告は事件後、顔を整形し偽名を使いながら、石川や名古屋、大阪などを転々としていたとしたが、逃走経路などについては既に判明している以上の新事実は出なかった。福田被告は時効まで3週間となった7月29日、福井市内で逮捕された。

    整形手術で顔を変え、約15年間の「変身逃亡」。犯罪捜査では日本で初めて懸賞金が懸かり、小説のモデルにもなった元ホステス福田和子被告が27日、時効直前の逮捕後、初めて法廷に姿を見せ、声を詰まらせ涙を流した。「この目で素顔を見たい」と松山地裁前には地裁始まって以来という約2000人の傍聴希望者が長蛇の列をつくった。

    「お金や通帳を取ったのは認めますが…」。午前10時半すぎ、満席の松山地裁4号法廷。福田被告は罪状認否で声を詰まらせ、元同僚を殺害し家財を奪ったことを認め、うなだれた。しかし、当初から強盗目的の犯行だったとする計画性については強く否認し、検察側と対決する姿勢をみせた。

    手にしたハンカチで目頭を押さえながら、か細い声で、ささやくように答える福田被告。その目元からは時折、涙が流れる。

    福田被告はピンクのセーターに黒いパンツ姿。小柄で、赤っぽく染めた髪にひと筋の白髪がのぞく。取り調べに疲れたのか、表情にはやつれも見える。女性刑務官に両わきを抱えられ、ふらつくような足取りで法廷に立った。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【 NY市場】大暴落

    香港株の大暴落を発端とした世界同時株安は、27日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が前週末比556.26ドル安と1987年10月のブラックマンデーを上回る史上最大の下げ幅を記録し、取引が中止される事態となった。これを受けた28日の東京市場では、事実上の値幅制限である臨時措置が取られたが、売り注文が殺到、95年7月以来の安値で取引を終了した。《共同通信》

    【新進党・小沢一郎党首】宮城県知事選大敗を陳謝

    新進党の小沢一郎党首は27日午後の五役会で、宮城県知事選で自民党などと共同推薦した市川一朗前参院議員の大敗について「県連会長として党員の皆さんに応援していただきながら大差で敗れ、申し訳ない」と陳謝した。

    五役会で小沢氏の責任を直接追及する声はなかったが、これに先立つ幹事長室会議で鹿野道彦広報企画委員長が「知事選結果の総括が必要だ」と主張、反小沢色が強い「改革会議」新進党メンバーの同夜の会合では、松沢成文衆院議員が「野党再編を進めるには小沢党首では無理だ。新執行部をつくり、他の野党にも信頼される人を選ぶべきだ」と党首交代を求めた。静岡県連会長も辞任勧告書を党本部に送った。

    年末の党首選を控え、小沢氏が厳しい党運営を迫られるのは必至だ。小沢氏は五役会で「候補を立てて戦わなければ、じり貧になる。それなりの成果は上げたと思う」とも述べ、愛知和男氏の離党、自民復党で弱体化した県連組織の立て直しに役立ったとの認識を強調した。中野寛成国対委員長は「選挙総括が必要だ」と指摘。西岡武夫幹事長、二階俊博選対局長が28日にも役員会や総務会で知事選結果を報告することになった。

    扇千景参院議員会長は参院宮城補選で「党が率先して候補を決めるべきだ」と発言。小沢氏は「一両日中に決めるよう県連に指示している」と述べ、独自候補擁立に強い意欲を示した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】「政党の役割見直しを」

    橋本龍太郎首相は27日午前、自民、新進両党などの推薦候補が完敗した宮城知事選の結果について「宮城だけでなく、神戸、川崎(の市長選)もそうだが、やっぱり政党自身が評価される国政選挙とは違う」と述べ、直接的には国政との関連性は薄いとの見方を示した。その上で「政党の果たす役割がどの程度なのか、もう一度分析し直す必要がある」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は27日昼、サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会アジア最終予選で日本がアラブ首長国連邦と引き分けた結果、W杯初出場が厳しくなったことについて記者団から感想を求められ「何ともやり切れなかったなあ」と悔しそうな表情。「家内がサッカーをやっているおいっ子と試合を見に行き、プンプンして帰ってきたよ」と無念さを強調した。ところが記者団がテレビで観戦したのかと突っ込むと「見たり、見なかったりだけど…」とのらりくらり。宮城県知事選の開票時間帯と重なったことから、試合どころではなかった様子がありあり。

    ○・・・新進党の西岡武夫幹事長はこの日の五役会で、同党と民主、太陽両党の幹部が先ごろ開いた懇談会に神崎武法総務会長を誘わなかったことについて「設営した太陽党には総務会長がいないので、声を掛けなかった」と釈明した。神崎氏が「太陽党にも総務会長に相当するポストはあるそうだ」と嫌みを言うと、西岡氏は「こちらがセットする時は総務会長がいるというところを見せたい」と言うのが精いっぱい。神崎氏は小沢一郎党首の政治路線を批判したため懇談会から外されたと疑心暗鬼を強めているらしく、西岡氏は野党結束の前に党内結束を迫られそうだ。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    10月27日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月26日(日) サッカーW杯予選・日本1-1UAE

    平成3214日目

    1997/10/26

    この日のできごと(何の日)

    【サッカーW杯予選】日本1-1UAE

    サッカーの1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会アジア最終予選B組の日本ーアラブ首長国連邦(UAE)は26日、東京・国立競技場で約5万6000人の大観衆を集めて行われ、日本は先制しながら1−1で引き分けた。これで日本はアジア第三代表決定戦に進めるB組2位を自力で確保する可能性がなくなり、W杯初出場は極めて厳しい状況となった。

    この試合の結果、現在勝ち点16の韓国の1位が確定。韓国の4大会連続5度目のW杯出場が決まった。日本の通算成績は1勝4分け1敗となり、勝ち点7で3位のまま。同組2位を争うUAEとの勝ち点の差1は縮まらなかった。

    前監督の加茂周氏を解任し、岡田武史監督に代えて2戦目の日本は、前半3分、呂比須(平塚)のミドルシュートで1点を先行したが、前半36分にFKから同点とされた。《共同通信》

    もう我慢の限界だった。試合後は大きな競技場が殺気立った雰囲気に包まれ、暴動寸前になった。関係者出口には数百人のサポーターが押し掛け、選手の駐車場では、暴力的なファンに三浦知が激高し、つかみかかろうとする一触即発のシーンまであった。

    残り3試合を全勝すれば、まだ自力でW杯出場の望みが残るその初戦。今度こそ、という祈りにも似たサポーターたちの願いは、またしても裏切られた。

    岡田監督は罵声を浴びながらスタジアム隣の体育館に設置された記者会見場に向かった。「勝ちたいということで、前へ進むサッカーを目指したが、1点しか取れなかった。これで自力の2位はなくなった」と、正面を見つめ、気丈に答えた。

    10月26日がまたしても、日本サッカー界にとって不幸な一日となった。1985年の同日はW杯最終予選の韓国戦で1−2の痛い敗戦。87年には引き分けでもよかったソウル五輪予選で中国に敗れ、夢を断たれている。

    今回から代表に復帰し、攻撃参加が期待された北沢が言葉を絞り出した。「結果論でしか話せないのがつらい。点を取れる時に取らないとね…。本当につらい」。勝利を信じて疑わなかっただけに、落胆は想像以上だった。

    これで日本は3試合連続で1−1の引き分け。希望を膨らませてはしぼみ、明るい展望を抱いてはショックを受けることの連続となっている。岡田監督は「まだ2試合ある。選手には最後にやっておけばよかったということがないように、と話した」という。試合の度に繰り返されるこのセリフに、もう期待する気持ちはほとんどなくなった。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【競馬・第116回天皇賞】

    競馬の第116回天皇賞・秋(G1)は26日、東京競馬場の2000メートル芝コースに16頭が出走して争われ、二番人気の牝馬エアグルーヴ(武豊騎乗)が競り勝ち1分59秒0で優勝、賞金1億3200万円を獲得した。牝馬の優勝は1980年秋のプリテイキャスト以来、17年ぶり。

    四歳サイレンススズカが逃げを打ち、4コーナーでも10馬身近い差でスタンドを沸かす。直線、一番人気バブルガムフェローが動いて捕まえに行く。それを待っていたようにエアグルーヴがバブルガムに襲いかかる。ラスト100メートルでサイレンススズカを捕らえた両馬の手に汗握るマッチレースは首差、エアグルーヴが出た。

    バブルガムフェローの、史上初の「秋・連覇」は成らなかった。武騎手は天皇賞6度目の優勝、伊藤雄二調教師は初優勝。なおオークス馬の天皇賞制覇は史上初めて。《共同通信》

    【宮城県知事選】浅野史郎氏が再選

    任期満了に伴う宮城県知事選は26日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の浅野史郎氏(49)が、無所属新人の前参院議員市川一朗氏(60)=自民、新進、公明推薦=と、無所属新人の前宮城県教職員組合委員長高橋浩太郎氏(66)=共産推薦=を破り、再選を果たした。浅野氏は約62万票を獲得、市川氏に約2倍の大差をつけた。

    政策面での大きな争点はなかったが、政党の正式な推薦や支持を拒否した現職に、既成政党の推薦を受けた2人の新人が挑む「脱政党」対「政党」の構図で、地方選での政党の在り方を問う選挙として中央政界も巻き込み激しい戦いを展開した。

    新進党宮城県連会長でもある小沢一郎党首が主導し、自民と地方版「保保連合」を組み擁立した市川氏の敗北で、小沢氏の党内での求心力の低下は免れそうにない。自民党も30日告示の参院宮城選挙区補選や来年夏の参院選に向けダメージとなりそうだ。《共同通信》

    【中国・江沢民国家主席】米国へ出発

    中国の江沢民国家主席(共産党総書記)は26日午後、国家元首として12年ぶりの米国公式訪問のため、専用機で北京を出発した。銭其琛外相、曽慶紅・党中央書記、劉華秋・外事弁公室主任ら総勢約100人が同行する大規模訪問団となった。

    江主席はハワイ経由でワシントン入り、クリントン米大統領とは29日に首脳会談を行い、冷戦終結後、唯一の超大国となった米国と、21世紀の超大国を目指す中国の戦略的協力関係の構築に努力することを確認する。

    両首脳の会談は1993年から毎年行われており、今回で5回目。中国側は「歴史的な会談になる」と強調、クリントン大統領も「実践的関与」を推進するとの対中政策を直前に発表し、双方ともに会談への強い意気込みを見せている。

    具体的には、両国間の懸案だった米中原子力協定の履行に合意する可能性があるほか、航空機や電力設備など40億にも上る商談を土産に、経済関係の強化を確認する見通し。

    台湾問題でも米側が「一つの中国」政策の維持を表明し、これを受けて中国は中断状態にある中台対話の再開に向かう方針だ。

    ただ、中国の人権やチベット問題、政治体制改革など双方の主張に隔たりがあるテーマについては突っ込んだ議論はしないとみられ、中国の世界貿易機関(WTO)加盟問題も、カギとなるサービス分野での市場開放が進んでいないことから大きな進展はないとみられる。《共同通信》

    中国の江沢民国家主席は26日午前9時(日本時間27日午前4時)前、米国公式訪問のため最初の立ち寄り地、米ハワイ・ホノルルのヒッカム空軍基地に到着した。中国国家元首の訪米は12年ぶりで、1989年の天安門事件以来初めて。

    江主席は公式歓迎行事の後、かつて日米戦争の端を開いた旧日本海軍による真珠湾攻撃の際、多数の乗員を乗せたまま沈んだ戦艦アリゾナの記念館を訪問、戦没者の碑に献花した。

    中国首脳の同館訪問は初一めて。「中国側の希望」とされ、単なる外交儀礼を超え、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)見直しなどを通じ、対中国、台湾を含む米国のアジア軍事戦略に積極的に関与する姿勢を見せ始めた日本への「政治的けん制が狙い」とも受け止められている。

    江主席は記念館の1170人以上の犠牲者の名前を刻んだ大理石の墓碑の前で黙とうし「中国国家主席」というリボンの付いた花輪をささげ、同行の銭其琛外相と一緒に海上ヘレイを流した。《共同通信》

    【MLB・ワールドシリーズ】マーリンズ、初王座

    3勝3敗の後を受けた米大リーグのワールドシリーズ第7戦は26日(日本時間27日)、マイアミのプロプレーヤー・スタジアムで行われ、延長十一回、マーリンズ(ナ・リーグ)が3−2でインディアンス(ア・リーグ)にサヨナラ勝ちし、対戦成績を4勝3敗として球団創設5年目で初のワールドチャンピオンに輝いた。

    5年目の優勝は1969年に8年目でチャンピオンになったメッツを抜き、増設球団での最短優勝記録。最優秀選手にはシリーズで2勝を挙げたヘルナンデス投手が選ばれた。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    10月26日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月25日(土) 小渕恵三外相、沖縄県・大田知事と会談

    平成3213日目

    1997/10/25

    この日のできごと(何の日)

    【小渕恵三外相】沖縄県・大田知事と会談

    小渕恵三外相は25日午前、外相就任後、初めて沖縄県を訪問、県庁で大田昌秀県知事と会談した。この中で外相は①普天間飛行場返還に伴う跡地利用や代替ヘリポート建設問題の前進②沖縄振興策の拡充・強化、などに積極的に取り組み、沖縄基地の整備縮小に関する特別行動委員会(SACO)最終報告を確実に実施すると表明、基地問題解決に向けた協力を要請した。

    これに対し大田知事は「沖縄問題の中身は非常に複雑で、簡単に解決しない面もある。課題を一つ一つ確実に実らせ、目に見える形にすることで県民の理解は得られる」と述べ、政府側の努力を促した。《共同通信》

    小渕恵三外相は25日午前、就任後初めて来県した。県庁で大田昌秀知事との会談に臨んだ小渕外相は普天間代替海上基地問題について「代替ヘリポート建設ということで、近く防衛庁が計画案を出す。早く返還し、代替施設を完成させ、少しでも前向きに解決したい」と述べ、知事の協力を求めた。しかし、大田知事は返答しなかった。外相は普天間基地などを視察した後、同日夜には帰任する。

    会談は約30分間、公開で行われた。小渕外相は「私にとって沖縄は第二の選挙区、ふるさとと思っており、一生懸命沖縄県民のために頑張りたい」と述べた。その上で、米軍基地の整理縮小の現実的な在り方として「SACO(日米特別行動委員会)の答申をきちんと実現することではないか」と指摘。普天間代替海上基地問題については、「橋本総理が普天間返還を手掛け、米大統領と話をまとめた経過をかんがみると、その思いを達成したい。あの基地が県民にいろいろ不安を与えている。今後の沖縄の開発のためにも、あの跡地利用は大切」と述べ、海上基地問題の解決促進の重要性を強調した。

    また、原島秀毅沖縄大使を在日米軍と交渉権限のある政府代表に格上げし、政府としても沖縄問題の解決に引き続き努力を重ねる考え示した。

    大田知事は海上基地問題については、最後まで直接的な言及を控えた。ただ、外相の協力要請に先立ち、基地問題について「問題の中身が複雑な様相になっており、簡単に解決できない。一つ一つ問題解決を実らせることにより、県民の不安を解消したい」と述べた。《琉球新報》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【プロ野球・MVP】古田敦也捕手、西口文也投手

    ことしのプロ野球の最優秀選手(MVP)にセ・リーグは2年ぶりに日本一に輝いたヤクルトの古田敦也捕手、パ・リーグは3年ぶりにリーグ優勝した西武のエース西口文也投手(25)が25日、選出された。最優秀新人(新人王)には広島の沢崎俊和投手(23)、ロッテの小坂誠内野手(24)が選ばれた。

    プロ野球担当記者による投票が同日開票され、古田は4年ぶり2度目の受賞。セでの複数回受賞は1980年の山本浩二(広島)以来17年ぶりで、捕手としては初めて。3年目の西口は伊東勤(西武)との接戦の末、沢村賞とのダブル受賞となった。

    セのベストナインはヤクルトからは古田とホージー。2位に躍進した横浜からは石井琢、鈴木尚、ローズが選出された。ロペス(広島)ゴメス(中日)が選ばれ、外国人が4選手は初めて。巨人からは1人で、松井は3年連続3度目の選出となった。

    パは西武から西口、伊東、鈴木健、松井、佐々木、指名打者のマルティネスの6選手が選ばれ、イチロー(オリックス)は3年連続の満票で4年連続4度目の選出で、小久保(ダイエー)は2年ぶり2度目。初受賞は両リーグで合わせて10選手だった。《共同通信》

    【石川県松任市】「まっとう車遊館」開業披露式

    松任市徳光町の石川海岸CCZ(海辺のふれあいゾーン)の複合観光施設コーースタルオアシス「まっとう車遊館」の開業披露式が25日行われた。高速道路のオアシスとして、新しい同市の新名所のオープンを待ちかねた買い物客らがお目当ての商品を買い求めにぎわった。

    北陸自動車道徳光パーキーングエリアと一般道の両方から利用できる車遊館は、物産館と食祭館2館合わせて約7300平方メートルの店舗面積にレストランや鮮魚センター、ファストフード店など60店が出店した。11月中旬と12月にさらに5店が開業する。来年夏には3館目として遊祭館が開館予定。《北國新聞》

    【宮城県知事選】自民党本部、腰引ける

    村岡兼造官房長官は25日、宮城県知事選の自民党推薦候補応援のため橋本龍太郎首相の代理として仙台市に入り、街頭演説に立った。演説の冒頭「首相は日ロ首脳会談など、外交問題が山積し、日本の方針を決めなければならない時だ」と、首相が仙台入りできない事情を釈明。村岡長官自身もJR仙台駅前で約15分間演説しただけで腰の引けた対応に終始した。

    自民党本部は選挙戦中盤から「勝算がないと首相に行ってもらうわけにいかない」(幹部)としており、首相の責任論に波及するのを避けたい思惑が優先された形だ。

    自民党宮城県連は、推薦候補が巻き返しに転じる切り札として首相の応援遊説を要請。地元新聞に「橋本竜太郎首相来る」という広告まで掲載した。しかし首相は、自衛隊殉職隊員慰霊祭出席など「公務多忙」を理由に遊説を見送り。党中央と県連のぎくしゃくぶりばかりが目立ち、地元からは落胆の声が上がった。

    仙台駅周辺には首相の姿を見に来た人も多く「首相が来るというからわざわざ来たのに」「これじゃあ駄目だ」との不満の声が聞かれた。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    10月25日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月24日(金) 小里貞利総務庁長官、小泉純一郎厚相、郵政の独立法人化で一致

    平成3212日目

    1997/10/24

    この日のできごと(何の日)

    【小里貞利総務庁長官、小泉純一郎厚相】郵政の独立法人化で一致

    小里貞利総務庁長官は24日夜、小泉純一郎厚相と都内で会談し、省庁再編で最大焦点の郵政3事業について①3事業の独立行政法人化②郵便事業への民間参入③3事業の職員身分は国家公務員−との方針で大筋合意した。小里長官はこの方針を自民党行政改革推進本部に伝え、早急に党内調整に入るよう要請する。

    政府内で「郵政3事業の国営維持反対」の急先ぽうだった小泉氏が独立行政法人化などで譲歩したことで、郵政3事業の扱いをめぐる政府と与党との調整が大きく進展する可能性も出てきた。今後は、3事業一体で国営維持を求めている自民党や郵政省との調整が焦点となる。

    会談で、小泉氏は行革を進めるためには郵政事業の改革が不可欠との考えを重ねて強調。小里氏に対し行政改革会議として方針をただした。

    小里氏は「簡素、効率的で国民本位の改革が必要だ。にゆだねられるものは民にゆだねるべきだ」と強調。郵政事業を将来的に民営化する方針を示した上で、独立行政法人への移行を提案した結果、小泉氏もおおむね了承した。

    小泉氏は、政府が郵政3事業の民営化方針を打ち出さなければ閣僚辞任もあり得る、との強い構えを示していた。《共同通信》

    [cc id=168777 title=”引用”]

    【プロ野球・横浜】新監督に権藤博氏

    プロ野球横浜の新監督に現バッテリーチーフコーチの権藤博氏(58)の就任が24日、決まった。25日に来季のコーチングスタッフとともに正式に発表される。

    同氏は大矢前監督の退団決定後の16日に正式に監督就任の要請を受けたが、24日、受諾の意思を球団に伝えた。同球団の野口取締役編成・育成担当は「契約書にサインというわけではないが、正式にきょう(24日)受諾してもらいました。条件面でも合意に達しています」と話した。

    権藤氏はこの日、陣頭指揮を任せられている秋季練習には参加せず、中部オーナーを訪問。「今もチームは伸びています。もう一つ上のランクを目指して、今までなかったものを味付けしていきたい」と就任のあいさつを行った。《共同通信》

    【村田英雄さん】「不徳の致すところ」

    「不徳の致すところです。おかげさまで元気になりました」―。ワインを飲み過ぎ低血糖のため東京都内の病院に緊急入院、大阪市内の病院に転院し治療を受けている歌手村田英雄さん(68)が24日午後、同市内のホテルで記者会見し、病状の回復をアピールした。村田さんは12日夜、都内のホテルで倒れ、一時は、意識障害のため重症とされた。持病の糖尿病に加え、肺炎を併発していたことも判明したが既に治ったという。

    禁酒中にもかかわらずワインを飲んだことについては「ワインは酒でなくジュースだと思っていた。つい。一本空けてしまった」と丸刈り頭に手をやりながら、冗談交じりに笑顔で釈明。医師からは「すべて終わってしまうところだった」ときつく注意を受けたという。村田さんは、治療のため、再び病院に戻った。《共同通信》

    【民主党・菅直人代表】社、さと選挙協力も

    民主党の菅直人代表は24日、富山市内で記者会見し、来年夏に予定されている参院選に関連して「新進、太陽両党とは選挙協力について協議していくことにしているが、社民、さきがけや(新進党を離脱した)細川元首相らとも話し合い、自民党と対抗するために幅広く協力していきたい」と話し、社さ両党にも選挙協力を呼び掛ける考えを示した。

    また菅代表は会見後の講演で「社さが12月の予算編成時に政権にいると、通常国会での予算成立まで与党として責任を持つ必要があるので、理論的には12月までに社さが政権から離脱する可能性はある」として、現政権の枠組みが変わる可能性に言及した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】サウジ投資促進へ調整を指示

    橋本龍太郎首相は24日までに、来月7日からのサウジアラビア訪問の際、同国への民間投資促進のため投資保護協定の締結を提案する方向で、関係各省に調整を指示した。

    同国では若年層の失業問題が深刻で、日本からの新規投資を増加させたいとの強い要望にこたえるためだ。中長期的には需給ひっ迫が予想される石油の安定供給確保の狙いもある。

    また首相は、ファハド国王との首脳会談で、教育、環境など経済分野以外での関係拡大を図る「21世紀に向けた包括的パートナーシップ」の構築を表明する方針だ。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】独外相と会談

    橋本龍太郎首相は24日午後、首相官邸でドイツのキンケル外相と会談し、12月に開催される温暖化防止国際会議(京都会議)の成功に向け協力を求めた。キンケル外相は、米国が温室効果ガスの削減率「ゼ口」を提案したことについて「欧州では極めて否定的だ。会議成功のため、日本は議長国としてさらなる調整努力をしてほしい」と要請した。

    これに対し首相は「欧州連合(EU)内には、ドイツを含めて大きな削減目標を掲げる国があるが、逆に増加を認められる国もある。増やすことを許される国があるという提案を納得するのは難しい」とEU案を批判した。さらに「日本も国民のライフスタイルを変えたり、技術革新を図って努力するが、不可能な目標を掲げることはできない」として、EU側の歩み寄りを求めた。

    【政界談話室】

    ○・・・新党さきがけの武村正義元代表は24日、「十何年ぶりで来ました」と母校の東大赤門前で遊説。さきがけと、同党を離党した菅直人代表らが結成した民主党を家に例え「母屋は隠居か山小屋のように小さくなったが、新家は大きくなった。余程しっかりしてくれよと先日、菅さんに言いました」と親心を示してみせた。民主党結成の際、「排除の論理」で参加を拒否された経緯がある武村氏。さきがけの生き残りをかけ民主党とも来年夏の参院選での選挙協力を模索しているだけに、この際「ひさしを貸して母屋を取られた」などと恨み節は言ってられない?

    ○・・・新進党の中野寛成国対委員長はこの日の会見で、今国会の対立法案である財政構造改革法案の衆院通過が来月に持ち越す見通しとなったことについて「一歩前進だ。審議が遅々として進ず、自民党には『野党が国会全体で牛歩戦術をとっている』といら立ちが募っている」と述べ、してやったりの表情。ただ法案成立阻止の戦術を聞かれると「大変困難。この悪法にわれわれがどこまで抵抗できるかだ」と急にトーンダウン。民主、太陽両党と組む野党共闘のスクラムも数に勝る与党の前では結局、力不足ということか。《共同通信》

    【米・クリントン大統領】対中国政策で演説

    クリントン米大統領は24日、江沢民・中国国家主席の訪米を前に包括的な対中政策についてワシントン市内で演説、「中国が今後歩む道は、世界全体に数十年にわたって影響を与える」と述べ、米国が今後も中国への「実践的な関与」を通じて、21世紀に向けた協力関係を目指すと明言した。中国の人権政策は「基本的に誤っている」と述べ、29日に行われる米中首脳会談でも主要議題として取り上げる方針を確認した。

    対中関係に絞った大統領の演説は、1993年1月に就任して以来初めて。米国の対中長期戦略を示すと同時に、人権などの対立点も含めた中国への関与政策継続が、米国の利益につながることを米国民に訴える狙いがある。

    大統領は江主席との会談について「協調促進を目的とした将来の『戦略的関係』について話し合う」と語り、両国の関係強化実現に強い意欲を見せた。《共同通信》

    [cc id=168795 title=”コード”]

    10月24日 その日のできごと(何の日)

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny

PAGE TOP