平成7641日目
2009/12/09
【スズキ、VW】資本提携発表、世界最大グループに
スズキとドイツ自動車最大手、フォルクスワーゲン(VW)は9日、資本・業務提携で基本合意したと発表した。VWが2200億円余を投じて来年1月をメドにスズキの株式19.9%(議決権ベース)を取得、筆頭株主となる。スズキも約1000億円でVW株2.5%前後を取得し、資本を持ち合う。スズキはVWから電気自動車(EV)など環境対応車(エコカー)の技術供与を受ける一方、VWはスズキが強みを持つインドの事業基盤などを活用し、世界販売拡大を狙う。
相互出資やハイブリッド車などエコカーの共同開発のほか、部品の共通化や海外販売でも協力する。また役員は派遣しないが、両本社に提携事務所を設置する。
世界販売でVWは3位、スズキは9位。08年の合計の販売台数は約861万台と、首位のトヨタ自動車(897万台、日野自動車、ダイハツ工業を含む)に次ぐ規模だが、09年は中国やインドでの販売増を背景にトヨタを上回り首位になる見通し。自動車業界では三菱自動車とフランスのプジョー・シトロエン・グループ(PSA)も資本提携交渉をしているが、世界最大の自動車グループの誕生は再編を加速させ、業界の勢力図を塗り替える可能性も秘めている。《毎日新聞》
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【阪神・赤星憲広外野手】現役引退を表明
阪神の赤星憲広外野手(33)が9日、兵庫県西宮市内のホテルで会見し、今季限りでの現役引退を表明した。9月に首を痛めた際には持病の椎間板ヘルニアの悪化とされていたが、その後の検査で「中心性脊髄損傷」と診断されたため引退を決断した。 突然の引退表明だった。赤星本人にとっては悩みに悩んだ末の決断。「泣いたら、いろんなことを後悔する」。100人以上の報道陣が集まった会見では、現役への未練を断ち切るため最後まで涙は見せなかった。《スポニチ》
【プロ野球・西武】新人選手入団発表
西武は9日、東京都内のホテルで新人6選手の入団発表を行い、注目のドラフト1位、菊池雄星投手(岩手・花巻東高)は「期待と責任を感じる。松坂さん(レッドソックス)みたいに球界を代表する投手になりたい」と意気込みを語った。《共同通信》
【岡田克也外相】拉致被害者家族と初の懇談
岡田克也外相は9日、外務省で拉致被害者家族の横田滋さん、早紀江さん夫婦、家族会代表の飯塚繁雄さんらと懇談、拉致問題の早期解決へ努力する考えを表明した。岡田氏の外相就任後、拉致被害者家族に会うのは初めて。
岡田氏は「鳩山由紀夫首相も強い気持ちを持っている。一刻も早く(拉致被害者を)日本に戻したい」と強調。拉致問題に関し、日米両国政府は共同歩調がとれていると指摘した。《共同通信》