平成7463日目

2009/06/14

この日のできごと(何の日)

【千葉市長選挙】熊谷俊人氏(31)初当選

収賄罪で起訴された前市長辞職に伴う千葉市の出直し市長選は14日投開票され、無所属新人で前市議の熊谷俊人氏(31)=民主推薦=が、無所属新人で元副市長の林孝二郎氏(63)=自民、公明推薦=と共産の新人で元市議、結城房江氏(65)の2人を破り、初当選を果たした。熊谷氏は現職市長としては全国最年少の市長となる。投票率は43.50%《産経新聞》

汚職事件で逮捕された前市長の辞職に伴う千葉市長選挙は14日、投開票が行われ、民主党が推薦し、社民党が支持した無所属の元市議会議員・熊谷俊人さん(31歳)が17万629票を獲得し、自民・公明推薦の候補らを退け、見事初当選を果たした。全国最年少史上最年少の政令市長の誕生となった。

自・公推薦候補は11万7560票、共産党公認候補は3万933票で、投票率は前回比6.3ポイント増の43.5%だった。

「当選確実」のテレビ速報を受けて、一緒に選挙戦をたたかってきた多くの支援者の大歓声のなか、熊谷さんは満面の笑顔で選挙事務所に登場。握手攻めにされながら、会場中央までたどり着いた。

記者のインタビューに答え熊谷さんはまず、「千葉市を変えなければいけないんだという、多くの市民の皆さんの思いと、変えなければいけないと思って立ち上がった私の思いが、いっしょになった、重なってくれたんだと思っている」と勝因を語った。

また、前市長の汚職事件については「市民の皆さんがあれをもって千葉市が長年古い政治を続けてきた、このことを象徴的事件として問題意識を多くの方々がもっていただいたんだと思う」と分析。そのうえで、まず取組むべき課題については市長が逮捕されるという事態によって、失った千葉市の市政に対する信頼を取り戻すことがまず第一だとして、「過去の膿を出し切るために調査委員会の立ち上げに向けて全力で取り組む」と表明。同時に、選挙で訴えてきた税金の遣い方を変える意味で、「大型開発事業の見直しを即座に実施しなければいけないと思っている」と語った。《民主党ニュース》

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【麻生内閣】支持率17%

共同通信社が6月13、14両日に実施した全国電話緊急世論調査で、麻生内閣の支持率は17.5%と5月の前回調査から8.7ポイント急落、不支持率は10.7ポイント増の70.6%となった。

次期衆院選比例代表の投票先でも47.8%の民主が、18.7%の自民を圧倒。政党支持率も民主38.5%に対し、自民は19.8%。電話世論調査を開始した宮沢内閣以来、野党時代を除いて最低となった。《共同通信》

【麻生太郎首相】都議選候補予定者を激励

麻生太郎首相は14日、東京都内の自民党都議選立候補予定者の事務所を7カ所訪れ、激励した。板橋区の事務所では「都議選で負けると極めて深刻な事態になる。大きな意味を持つ選挙なので、変わらぬお力添えを」とあいさつ。危機感をあらわに自民党勝利に向け檄(げき)を飛ばした。

また、首相は「景気の指標も上がり、(日経平均)株価も(12日は)1万円だった。これを断固維持することが政権与党に与えられた大きな役目だ。生活を守るのは自民党だと確信している」と強調した。《時事通信》

【この日の民主党】

麻生政権ではダメだと確信をもった国民の声に応えていく 鳩山代表

鳩山由紀夫代表は14日、和歌山県で、遊説の手応えなどについて記者団の質問に答えた。

鳩山代表は「和歌山1区、2区、3区、全部小選挙区で勝てる素晴らしい候補者を我が党は擁立している。ぜひ3人とも勝利を目指して頑張れるという思いを今日は強めて、必勝を期してお邪魔した」と訪問の目的を述べ、必勝体制で臨む決意を表明。

非常に多くの皆さんに「世直しせにゃあかん」「変えなあかん」「ほんまもんの政治だ」という思いで応援をしていただいたと振り返り、すばらしい和歌山になるぞと確信を得たとも語った。

昨年の和歌山訪問と比べ、有権者の皆さんの反応が「素晴らしくよくなっている」との認識も示し、和歌山の皆さん方が、今の麻生政権ではダメだと確信を持たれたのではないかと指摘。農家の皆さんとも接したことにふれ、「農業の将来を心配する多くの方々も政権交代を望んでいることが確信になった」と手応えを語った。

また、佐藤新総務大臣が日本郵政の西川社長の続投容認を示唆する発言を行ったことに関連し、「世論調査を見てもわかる通り、『麻生総理の判断は正しくなかった』という声が圧倒的だ」と前置き。「兄弟だからというわけではないが、鳩山前総務大臣は本来辞めるべき人ではなかったのではないか。当然、後任人事は麻生さんが決めるわけだから、西川続投という方向で話が進んでいくことは見えていたが、国民の意思とは背いている結論だろう」と述べた。《民主党ニュース》



6月14日 その日のできごと(何の日)